カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

今夜の宿探し。(ダラムサラ)

2006年08月02日 23時09分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
豪雨の中おんぼろバスは、
濁流に押し流されそうになりながら山道を登って行った。
マクロードガンジ(アッパーダラムサラ)へ着いたのは、
午後4時だった。

tabisukiさんが勧めてくれた
クンガ・ゲストハウス(以下GHと省略)へ行こうと
決めていた私はバスの中にいたチベット人に、
その場所を訪ねた。

するとそのチベット人は言った。
  「満室だと思う。」

インド人の客引きならば、
自分の知っているホテルに連れて行くために、
こう言う事は良くある。(「地球の歩き方」にも書いてある。)
しかし相手はチベット人である。

その男性は話を続けた。
  「私はGHのマネージャーをやっている。
   この時期のマクロードガンジは観光客が多い。
   今日は私のGHも満室だ。」

豪雨の中、私とカナダ人のイザベラとマネージャーは、
バスを降りて近くのレストランの軒先へ走りこみ、
大勢の人たちと共に雨宿りをした。
たった10mだったが、ずぶぬれになった。

しかし雨は全く止みそうになかった。
マネジャーは言った。
  「私のGHの周りに何軒かGHがある。
   部屋が空いているかわからないが、
   そこへ行って見ないか?」

行く宛のなかった私とイザベラは、
その申し出をありがたく受け入れた。
豪雨の中をやみくもに歩き回って、
体力と精神力を奪われるのはイヤだった。

         

ダラムサラは坂道が多い。
TIPAロードを3人は上り始めた。
道路は足首までの濁流が流れていた。
もはや折りたたみ傘は、何の役にも立っていなかった。
バックパックはカバーに守られて無事だったが・・。

そしてたどり着いたのが、ロリンGHだった。
写真の様な階段をズーーーッと上っていく。
10Kgのバックパックが重くひっくり返りそうだった。

ロリンGHに荷物を置かせてもらって、
私とイザベラは近所のGHへ空き部屋を確認しに行った。
私の行ったGHは誰も人が出て来なかったが、
イザベラの行ったGHには、2部屋空きがあった。

150Rsの水シャワーのダブルと
165Rsのホットシャワーのダブルだった。

私はホットシャワーを選んだ。
イザベラはカナダ人なので、私より寒さには強い。
それに若かったし、節約したかったようだった・・・。

この日は、ロリンGHのすぐ上のGHへ宿泊し、
明日は部屋が空くと言うロリンGHへ戻る事にした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする