カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの人々】 ~ ダラムサラ③ ~

2006年08月16日 21時25分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
ツクラカン寺院で五体投地して祈るチベット僧。
五体投地とは、己の存在を徹底的に無化させる事を意味し、
その礼拝の対象である仏の世界には、
あらゆる者を救済へと導く智慧が用意されている。

チベットに仏教が伝道したのは、だいたい7世紀の事だ。
一度にすべての仏教がチベットに伝来したわけではなく、
さまざまな導師の尽力により、さまざまな時代に伝来してきたのである。

チベット仏教の宗派はニンマ派、カギュ派、サキャ派、ゲルク派の4つ。
その他にも小さな宗派(シチェー派、チャクチェン(大印)派)等がある。
ダライラマはゲルク派で、チベット仏教最大の宗派である。

          

チベット仏教は大乗仏教の流れを汲んでいるので、
上座部仏教であるタイの仏教とは違うわけで、
当たり前なのだが・・・だいぶ違うなぁ・・と思った。

タイでは女性はお坊さんに触れてはいけないので、
はずみで触れないようにと、
なるべく近寄らないようにしていた。
お坊さんの方も女性に近づいたり話をしたりはしない。
バスやボートにもちゃんと「お坊さん席」があるし。

一方、チベット仏教のお坊さんは、
女性と歓談したり握手をしたりする。
そして尼さんが意外と多かった。

でも・・・一番驚いたのは・・・
私が酒屋でオールド・モンク(インドラム)を買っていたら、
お坊さんが入って来た事だ。

しかも・・・
  「ストロング・ビールをくれ。」 
と言って購入していた・・・。
 (ちなみに、写真のお坊さんではない。)

な~んだ、お坊さんもお酒飲むんだ。日本と同じじゃん。
オールド・モンクと言うラム酒があるのも、うなずける。
これってチベット仏教のお坊さん事だったのかな?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする