すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

本宮ひろ志「サラリーマン金太郎 (23)」

2005-06-12 08:33:59 | 書評
少しは反省しろ………


「サラリーマン金太郎 (23)」。
パーティーの席上で、ムカついた女性を殴ってしまい、逮捕されてしまった金太郎。
他人には頼らんと、義理の娘の義父(まどろっこしいな)が雇ってくれた辣腕弁護士を拒否して、法廷では自分を自分で弁護します。

その際の一言が、今日の名言。
何回も人と殴り合い 留置場 そして刑務所に入れられた事もあります
しかし私は恥と思った事は一度もありません
私の行動信念に従ったことであり
それが法という部分に触れるという結果であります
(中略)
人間はやってみなければ出ない答えというものもあります
それが世の中の常識や法に触れ
その法を越えた時はすべてが悪なのか…
私はそうは思わない
そうは思わない自分でいいと思っている
本宮ひろ志「サラリーマン金太郎 (23)」111~113頁 ヤングジャンプ・コミックス
「法を越えた時はすべてが悪なのか」………。そもそも金ちゃんが捕まったのは、集団での暴走を指導したからであって、法について云々を言う前に、根本的に一般人に迷惑をかけているような気がしますが…………。

サラリーマンの鉄則 その二十三
「自分が大切」


サラリーマン金太郎 (23)

集英社

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