すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

光栄「Mobile太閤立志伝」

2006-02-27 08:56:46 | その他の評価
「太閤立志伝III」も途中で進まなくなって、止めたんだよなぁ………………


携帯がSH902iに変わったので、ちょっとゲームを。

で、「Mobile太閤立志伝」をチョイス。

プリインストールされている「みんなのGOLF2 for SH」で、
「あぁここまで来たんだなぁ」
という驚きは既にあったので、今さら驚きはしなかったのですが、それでも「けっこうちゃんとしているなぁ」と感心……………したのは最初だけ。

やっぱ長くやっていると、キツイ。
グラフィックが少ない。どこの町にいっても同じ。
戦闘画面もしょぼい。
武将はメジャーなものしか画像が存在しない。

そして、光栄シュミレーションの永遠の課題である「進めば進むほど、作業になってしまう」という問題が、古い作品のリメークだけに、顕著。

城主になるまでは、それなりに楽しかったのですが、以降、ストーリーが進まない。
「関東を制圧せよ」という命令で北条を倒し、「中国を制圧せよ」という命令で毛利を倒し、次は「九州を制圧せよ」。

おいおい、いい加減に、本能寺の変を起こしてくれよ、もう待てない…………ということで、クリアーは諦めてしまいました。

やっぱり昔のゲームは、不親切だぁ…………と思いつつも、次は「ドラクエII」をやっていたりします…………。


SH902iの感想など。
SHARP「SH902i」昔を忘れさせて…………
SHARP「SH902i -動画を見よう編」電源が近くにある場所でないと、二時間の映画を見るのは、つらいだろうなぁ

小島秀夫「METALGEAR」

2006-02-25 08:39:09 | その他の評価
1987年製


まんまとコナミの策略にはまって買ってしまった「METALGEAR SOLID 3 -SUBSISTENCE-」。

ムービーがメインのお目当てだったのですが、MSX版のメタルギアもついているので、やってみました。


いやー、これだこれだ。見事な昔のゲーム。

想像力無くして世界に入りこめないグラフィック(こんな感じ)。
いかにもフラグを立てなきゃ先に進めない、ぎこちない展開。
アナログさ皆無の、敵キャラたちの、かたい動き。

懐かしい臭いがプンプンです。


が、若かりし小島監督らしい仕掛けが随所に光っております。(特に、味方だと思っていたキャラから間違った指示が出る件なんかは、お見事だねぇ)
というか、今のシリーズでも使われているネタもあったり。


そもそも「アクションゲームとは点数を競うものである」なんて時代(MSX2で「聖飢魔IIスペシャル」が出ていたりするよな時代。しかもソニーから……………)に、「敵を倒す」のではなく、「敵を避ける」というコンセプトでつくられていたのだから、その斬新さは今でも驚き。

ゲーム史を語る上では、外せない作品だろうなぁ。(大学でゲーム史を扱うようになるのは、後何年必要だろう? 先に漫画史か?)


MSG3の感想。

小島秀夫「METALGEAR SOLID 3 -SUBSISTENCE-」
そうさ、コナミの術中に見事にはまったのさ!
小島秀夫「METALGEAR SOLID 3 -SNAKE EATER-」隠密行動中


METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)

コナミ

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テリー・ジョージ「ホテル・ルワンダ」

2006-02-19 08:37:40 | 映画評
時間が解決するさ…………と言って逃げたい


東京に出張。一泊二日。
が、用事が初日で済んでしまう。
しかも、切符が企画もので、ホテルのキャンセルも、電車の時間変更もできない。
どうやら泊まった方が安い。

で、一泊。
が、二日目にすることがない。

しょーがないので、映画を見て時間をつぶすことにする。
「せっかく東京に来ているので、東京でしか見れないよう映画にしよう」ということで、有楽町のビックカメラで上映されている「ホテル・ルワンダ」を選ぶ。(公式ホームページは、こちら。)

することもないので、開館前から並びました。

列には、僕のようなネクタイ・スーツ姿の人間は皆無。
さながら「営業をさぼっている営業マン」か、「リストラされたことを家族に告げることのできないサラリーマン」という感じ。

うむ、それもまたヨシ。


さて「ホテル・ルワンダ」。
その日本公開までの紆余曲折については、こちらをどうぞ。

「まぁどうなんだろうでねぇ~。社会派に受けるような小難しいもので、主張は正しいし、つくりも真面目だから、賞もあげなきゃなぁ~で評判になったのか?」と大して期待せずに見たのですが……………、現在は、まだ二月半ばですが、はっきり言って、僕の中では今年一番の作品になると思います。

なにがすごいって、民族浄化というハードなモチーフでありながら、娯楽作品としての完成度が高い。
隙間無くイベントが起こり、巧みに泣き所を配置し、うまーく音楽で盛り上げる(そんなわけで、この物語は、けっこう脚色されているんじゃないかな?)。

もうもう映画館なのに、恥ずかしながら涙が止まらず、でした(いい年したオッサンなのに)。

たしかに「お涙ちょうだい」にはなっているけれども、けっしてスノッブにはならず、ルワンダでの悲劇を貶めることも、茶化すこともないし、妙に神聖化して、見ている方を引かせることない。
主人公と、その家族の危機を心配しているうちに、憎悪の連鎖の恐ろしさを自然と感じることができる映画になっています。


ちょっと引っかかったところでは、「だから先進国(≒白人)の武力介入は必要なんだ!」というメッセージを読み取ることが可能なところ。
製作者としては、そんな文章を入れたつもりはないのかもしれないけれども、そいう解釈することはできるようになっています。

この物語のように、問題(二つの民族の対立)が植民地支配に端を発しているのだとすると、どんな手段・組織にしろ、他国の軍隊の介入は、一時的な平穏を得ることはできても、結局は事態の複雑化・深刻化を招くだけじゃないのかねぇ……………。

「じゃ、眼前に起きている理不尽な暴力に対して、解決する手段を有しておりながら、あなたは理想論を振りかざして非暴力をつらぬくの? それって逃げているだけ、つまりは無責任じゃない?」
と言われると、また、反論できなかったりするよな。

そもそも911事件だって、先進国がアフガンを放置しておいた報いだし。

……………でも、アフガンだって、米ソの冷戦の代理戦争が発端で、あんな状態になっちゃったんだから、やっぱり他国がちょっかいを出すのは碌なことにならんような気がするんだが。

が、一方で、たとえ偽善や打算による軍事介入であっても、そこで救える命があるのも、事実だったりすんだよなぁ……………。

論理がグルグルわまわる~。
結論は絶対にでるこはない~。
難しいね~。

大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (5)」

2006-02-17 08:42:27 | 書評
監督は金子修介かぁ……………「クロスファイア」は、むごかったなぁ…………………………………………………


今さらですが、「デスノート」実写映画化だそうで。
公式ホームページもできております。

藤原竜也がキラか。

世界の蜷川幸雄が藤原竜也が大絶賛という話があって、
「どうせ自分の作品を売るための、リップサービスだろ?」
と思っていましたが、先日「古畑任三郎 ファイナル」での演技を見て、
「ジャニーズだからと言って、侮ってはいけないなぁ」
と、見ずもせずに批評する危うさを改めて思いました。

が、藤原はキラよりもLが似合っているような…………。

で、Lはと言いますと、こちらのサイトを見てみますと、松山ケンイチとなっています。

誰?

まぁ、もしかしたらスゲェー演技派かもしれないから、これこそ「見ずもせずに批評する」のは、控えるべきなんだろうけど。


さて。
「デスノート」の第五巻。
黒かった夜月が、ノートの所有権を放棄することで、一気に白くなってしまいます。

かつては、あれほど女性を蔑視していた夜月ですが、すっかり丸くなってしまって。
夜月「彼女と親密になり 第二のキラの事を探れっていうのか?」
竜崎「はい 月くんならできると思いますし そうして 弥から解明の糸口をつかもうというのも 二人を解放した大きな理由です」
夜月「……… 竜崎…」
竜崎「いくらキラ事件解決の為とはいえ 女性のそういう気持ちを利用するなんて 僕にはできない」
夜月「!」
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (5)」57~58頁 集英社
私も「!」です。

「デスノート」ってのは、人の性格を変えてしまうんですかね?


これまでの感想。
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (1)」藤原佐為は囲碁の得意なスタンドだったが、リュークは死を操るスタンドだな
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (2)」不細工でもエッチが上手だともてるようなことが言われるが、そもそも不細工ではエッチまでもっていくのが大変だよなぁ
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (3)」ゆっくりと読んでおります
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (4)」レムの腕は巨人兵みないだな


DEATH NOTE (5) ジャンプ・コミックス

集英社

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夢枕獏「上弦の月を喰べる獅子 (上)」

2006-02-13 08:36:45 | 書評
第10回日本SF大賞受賞作


 アシタが言った。
「人のことです」
「人?」
「人は、幸福せになれるのですか」
 アシュビィンが言うと、アシタは、小さく首を振った。
 おおアーガタよ。その質問に、わたしは答えることができない」
「何故ですか」
「それは、問として、不完全であるからだ]
「不完全?」
「では、アーガタよ、花は、不幸であろうか――」
「――」
「わたしが、おまえに問おう。花は幸福せであろうか――」
 その時、アシュヴィンは、アシタに間われて、答えることができなかった。
「アーガタよ、野に咲く花は、幸福せであろうか、不幸であろうか」
 さらに、ァシタが問うた。
「わかりません」
夢枕獏「上弦の月を喰べる獅子 (上)」352~353頁 ハヤカワ文庫

夢枕獏を読んでいます。
初めて読みます。

まぁ読み易い。
つまらないわけではない。
でも、自分の好みではないかな…………。

実は放浪編で二晩ほどお世話になった友人から贈られた本です。

ので、まぁ読み終わったら、感想を言わなくてはならないのですが。
が、まさか、もらった本を、けなすわけにもいかず。(特に揚げ足をとるような箇所もないですけどね)

だから、人から勧められるのって苦手なんだよな…………。

ともかく、下巻も読んでみます。


上弦の月を喰べる獅子〈上〉

早川書房

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皇族ってセックスの知識どこで入手するの?

2006-02-12 08:58:28 | 雑感
へぇー


皇族ってセックスの知識どこで入手するの?だそうです。

私も、常々、皇室ウォッチャーとして、疑問に思っていたことです。
が、ソースが、2chなんで、どこまでホントだか…………。

皇族初夜の儀式は束帯と十二単の正式な衣装をまとって宮中三殿の賢所で行う「賢所大前の儀」や、親と子の杯を交わす「朝見の儀」ら、一連の結婚の儀をとどこおりなく終えると初夜を迎えるための準備「入浴潔斎の儀」を行う。

簡単に言えば、風呂に入って身を清めるということだが、花嫁は巫女と呼ばれる女官[正式には神社の娘(処女)だが、実際は皇族に仕える中高年の女性が大半]と一緒に入浴する。

浴室に入ると花嫁は、仁王立ちのまま一切自分の体に手を触れてはならず、巫女が服を脱がせ、体の隅々まで洗う。

隅々というからには外側から触れることのできる内部(耳・口・鼻からアソコ・肛門など)にも手指を入れて清める。

これは暗に花嫁の生殖機能を確かめる意味合いも併せ持つと言われている。

ちなみに花婿も巫女と一緒に入浴し、同様に体を清めてもらうのだが、この時の巫女は花婿にとってみそぎ相手でもあり、すでに生殖機能については確認済みということになる。

みそぎとはつまり筆おろしの意。これは皇族代々の風習で、皇族の直系男子は年頃(15歳から18歳)になるとみそぎを済ませる。
正式にはみそぎの段取りを教え込まれた巫女、つまり性技に長けた処女がお相手を務めるが、実際は経験豊富な熟女の女官になる。

入浴潔斎の儀を終えると「初夜装束」と呼ばれる白い着物に着替えて(その下には一切下着をつけない)いよいよ初夜の床入り。
これは「三箇夜餅の儀」とも呼ばれ、平安の時代から続く伝統的な儀式である。

まず、花嫁の歳の数だけの白餅を用意し、四枚の銀盤に乗せる。これを子宝に恵まれた老夫婦(主に子供のいる侍従上がりの人間)が初夜の寝床に運んで供える。新婚夫婦はこの餅をひとつずつ食べてから行為に及ぶ。元々は3日間繰り返すものであったが、近代は初夜のみとされる。要するに初めてのセックスで子宝に恵まれるよう霊力を与える儀式ということらしい。

さらに特筆すべきは、以上の儀式には夫と妻、それぞれの身分を保証する、一組の男女が介添人(仲人夫婦にあたる立場の人で部屋の隅で行為の一部始終を見届ける)として立ち会っていることと、儀式が終了した(性行為を終えた)ということを知らせる露見という、お披露目する点である。

露見とは、寝所の扉を開け壁代と呼ばれる衝立を外し、寝具の上に並んで座る夫婦の姿を廊下で待っていた親族に見せ、行為終了後は再び初夜装束に着替え、寝具(厚手の布団)の掛け布団を外しシーツに処女の証である血がついているところを見せるのが正式な方法である。

さらに皇族には「一世一代の秘事口伝」なるものがある。これは代々の帝が口頭で直接申し送りするもので…その中にはセックスに関する風習も多く含まれており初夜の段取りから作法、体位、出産しない時期の避妊法などが伝えられている。


この中で気になるのは、やはり、ココ。
露見とは、寝所の扉を開け壁代と呼ばれる衝立を外し、寝具の上に並んで座る夫婦の姿を廊下で待っていた親族に見せ、行為終了後は再び初夜装束に着替え、寝具(厚手の布団)の掛け布団を外しシーツに処女の証である血がついているところを見せるのが正式な方法である。
現在の皇太子妃って、結婚する前に恋人がいたこともある、とか。

まぁエリート公務員だったとは言え、皇太子の嫁さんになるには、ある程度の社交性が求められるだろうし、社交性があって、それなりのお顔なら、恋人がいて当然だろうし、恋人がいれば、今時、健康な男女であれば……………ねぇ?


しかし、その恋人とやら、今は、どんな気分で、一連の皇室典範改正の報道を見ているんだろう?
自分のかつての恋人の子供が、天皇になるか、どうか…………。
光源氏気分?

山本祐介「ケロロ軍曹 (6)」

2006-02-11 08:32:33 | 映画評
ガンガル最高!


ダラァーと見ている「ケロロ軍曹」。
今回は第六巻。

プールや海水浴、夏祭りといった「サマー感」満載になっております。

厳寒の真冬に見ると、こりゃまた味があるね。

まぁそんくらいの感想で。(しかし、真面目な感想を、久しく書いておらんなぁ…………)


「ケロロ軍曹」の感想。
山本祐介「ケロロ軍曹 (1)」アニメでは、どんなアングルでもパンツが見えないようになっているなぁ
山本祐介「ケロロ軍曹 (2)」ケロロが「父」の肩代わり…………ということは、ないな
山本祐介「ケロロ軍曹 (3)」安易に「夢オチ」にしないようにしましょう
山本祐介「ケロロ軍曹 (4)」「なんか話がつながらないなぁ?」と思ったら、先週号を買い忘れてるじゃんか!
山本祐介「ケロロ軍曹 (5)」「いきなり団子」って、そんなにメジャーなもんなのか?


ケロロ軍曹(6)

バンダイビジュアル

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小島秀夫「METALGEAR SOLID 3 -SUBSISTENCE-」

2006-02-01 08:43:03 | その他の評価
そうさ、コナミの術中に見事にはまったのさ!


初回限定とか嫌いね。
あと、ちょっと好評だったゲームに、オマケ要素を付け足して再販するヤツも。

ゲーム製作に莫大な費用が必要になったのに、ゲームの販売数自体は頭打ちだから、仕方ない方法なのかもしれないけど………。

が、どうも、ユーザーを食い物にしている印象が拭えないんだよな。


それは、ともかく。

「メタルギアソリッド3 サブシスタンス」を買いました。


……………………。「FRONT MISSION 5」と悩んだんですけどね。

「メタルギアソリッド3 サブシスタンス」の初回限定版には、ゲームのストーリーを再編成したディスクがつくんですよ。
結局、もう一度「楽をしてMGS3のストーリーを見たい」と欲望が打ち勝ちました。


で、さっそく、その初回特典のDISC3「EXISTENCE」を見ました。
三時間半の大巨編となっています。


このディスク。
ちょっと不思議なことに、DVDではなくて、PS2専用なんですよ。

「まぁどうせPS2で見るんだけれども、なんで? 使い勝手が悪いんじゃないか?」
と思いましたが、
「あぁそうか。全編をムービーではなくて、MGS3のエンジンを使って、リアルタイムで表示するのか。さすが小島監督。こっているな」
と納得。

……………が、実際に見てみたら、ゲームをキャプチャーしたムービーでやんの。
それも、実際のゲームの画面と比べると、ちょっと粗い。

「こ、こ、こ、これは、PS2専用にする意味は、あるんか?」
と、今でも疑問。

強いて利点をあげれば、「DVDをコピーすると完璧に違法」だが、「PS2の再生画面を録画する分には問題ない」って、ところか?
だから、DVDが必要な人は、自分で工夫すれば、いいわけだ……………が、どうも、なぁ。


まぁ、ともかく「MGS3」のストーリーを、お酒を片手に一気に楽しめるのは、嬉しいところ。

新しいことに手を伸ばすのが億劫になったオジサンには、非常に助かります。


素のMSG3の感想。
小島秀夫「METALGEAR SOLID 3 -SNAKE EATER-」隠密行動中


METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)

コナミ

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