すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

マイケル・ベイ「トランスフォーマー」

2008-01-08 21:27:27 | 映画評
コンボイの役立たず振りは、原作同様男惚れする


マイケル・ベイ「トランスフォーマー」を見ました。


感想としては、ヒロインがブスだね。

いや、「やらせてあげる」と言われたらやるんだけど。
体は98点だが、顔は65点と言ったところ。


登場時から、「クラスのセックスシンボルだけど、性格は単なる尻軽」という描き方で、
「これからメガネかけた幼馴染が登場して、実はメガネをとると、スゴイ美人(意外にナイスバディ)で、物語の進展と共に、主人公が彼女の真価を理解する」
って、ヤツだな……………と思っていたら、最後まで、この「ビッチ」系がヒロインだよ。

いいのか、それで?


まぁいいんだけど…………。

主人公は、ガチガチのオタク童貞キャラで、それがクラスの「やりたい女№1」と付き合う…………という構図が、ある種の層には受けるんだろうね。


つうぅーか、はっきり言うよ。
「オタク受け」
だよ。

この、往年のアニメ「トランスフォーマー」の実写化自体が、「オタク受け」を狙ったものなのだから。

つまりは、オタクの夢実現。


その恋愛だって、オタクの夢実現になるわけだ。

が、オタクと言っても、それはアメさんのオタクだが。

日本では、このキャラとは結ばれないだろうね。


まぁそれはともかく、CGはスゴイ。
お目当ての変形シーンも、
「これ、本当に変形しているのか?」
と思うほど、スゴイ。

理解できないくらいスゴイ。


そしてストーリー。

もう素敵で素晴らしい。
あまりの大味な展開は、見事にお気楽娯楽作品らしく、小憎いばかり。

「頭からっぽのほうが 夢詰め込める」という感じ。

コレハ、イイ!


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