すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

作・真刈信二/画・赤名修「勇午 東京・種子島編」

2007-03-31 19:52:39 | 書評
世界を我が手に


「勇午 東京・種子島編」を読了。

今回は、全然拷問シーンがないね。
まぁ物語の本筋とは全然関係ないのだが……………。


本作では、アメさんが潜在的な悪役。
超映画批評なんかで、よく韓国映画の反米を揶揄しているが、日本にも同じ傾向があるよな。

まぁ韓国映画ほど、トンデモではないのかもしれないけど。


以前の感想。
作・真刈信二/画・赤名修「勇午 下北半島編」
作・真刈信二/画・赤名修「勇午 北九州・対馬編」


勇午 東京・種子島編

講談社

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作・真刈信二/画・赤名修「勇午 北九州・対馬編」

2007-03-30 11:24:11 | 書評
なんとなく読んでしまいます


今度の「勇午」は、企業防衛。


…………まぁそんなことは、どうでもいいわけでして(どうでもいいわけがないだろう)。

ストーリー展開自体は、いつも通り。
前巻「下北半島編」ではなかった、勇午の拷問シーンも復活!

ほぼ必ず挿入される、このシーンは、女性用なの?


まぁいつも通り、新鮮さはないものの、楽しめる作品となっておりました。



前巻の感想。
作・真刈信二/画・赤名修「勇午 下北半島編」


勇午 北九州・対馬編

講談社

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J.D. サリンジャー/村上春樹「キャッチャー・イン・ザ・ライ」

2007-03-27 19:53:21 | 書評
年をとった


村上春樹/スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」を読んだこともあって、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も読んでみました。


うーん…………。

若い頃には気づかなかった、人物造形の妙なんかに、「スゴイな」と思いつつも、そんなに感動せず。

どちらかと言うと、淡々とした気分で読み終えました。


「グレート・ギャツビー」とは、逆になりました。


「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は若い頃は「おもしれぇー」と読んで、今は「ふーん」という感じ。
「グレート・ギャツビー」は若い頃は「ふーん」と読んで、今は「おもしれぇー」という感じ。


未だにホールデンに共感するのもなんなんで、これでいんでしょうけど。


あぁ年をとった。



村上春樹氏の感想。
村上春樹「アフターダーク」
村上春樹「海辺のカフカ 上巻」
村上春樹「海辺のカフカ 下巻」

村上春樹/スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」


キャッチャー・イン・ザ・ライ

白水社

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キャッチャー・イン・ザ・ライ

白水社

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京都新聞出版センター「京都文学散歩」

2007-03-24 19:49:00 | 書評
なんとなく


京都新聞出版センター「京都文学散歩」。
自分でいうのもなんだが、不思議な本を読了。

別に内容が不思議と言うわけじゃなくて。
なんで京都に住んでいるわけでもないのに、こんな本を読んでいるんだ?


内容は、明治以降の作家で、京都を舞台にした作品の紹介です。

一つ一つの作品の解説は、長くなく、スパッと読めます。

ビジュアルも、それなりに豊富で、あんまり深く考える必要なく、楽な気分で読めます。

「あぁ作家もいたなぁ~」
と改めて思うことも多く、ちょっとだけ、
「また本を読まないとね」
と思わされました。


京都文学散歩

京都新聞出版センター

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スクウェア・エニックス「ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE」

2007-03-23 20:02:29 | その他の評価
ゲームばっかやっているな


こりずに携帯ゲームをやっております。

今、やっているのは、「ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE」。(公式サイト)


これが、なかなか良くできている。

正直なところ、DSの「シレン」よりも面白い(ちなみにPS2の「ヤンガス」は未体験)。


携帯版なんで、当然のことながら、ゲームはいろんなところが削られています。
 ・敵のレベルアップがない
 ・壺が出ない
 ・ダンジョン内にお店がでない
 ・武器や盾の合成がない(つまり威力が増すだけ)
 ・死んでも、アイテム・金は、一部のみ消失する(これは携帯の制限というよりは、難易度をわざと下げただけ)

とりあえず、思いつくのは、こんなもんか?

いろいろと不満があると思います。
ダンジョンも最長で50階のようです。

が、まぁ、ゲームはサクサク進み、携帯にはほど良いです。
錬金システムのおかげで、レアアイテムを手に入れるため、何度もクリアーしたダンジョンをもぐってしまいます。

作業的なんだけどね。


でも、一階一階があまり長くないので、ついついダラダラとゲームをしてしまいます。


それに「壺がない」ということで、持てるアイテムの厳選を迫られます。
これが、なかなかつらくて、楽しい。

「ダンジョンでは役に立たないが、街に持ち帰ったら金になるなぁ」
「ダンジョンでは役に立つが、このダンジョンが終わったら、別に使い道がないし」
「当面は必要ないが、錬金には必要になるから、できれば持ち帰りたいものの」
「敵が弱いうちは使い道が薄いが、強敵が出現する奥の階では、必需品。二度と出ないかもしれないから、捨てるには忍びないのだが、もしかしたら、また出現するかも」
といったことを悩むのは、「不思議のダンジョン」シリーズに共通することでしょうが、やはり楽しい。


後、肝心な点。
「ドラゴンクエスト モンスターズ モバイル」と違い、あんまり通信をしない。
 「最初にゲームを起動したとき」
 「街からダンジョン・ダンジョンから街に移動したとき」
この2点以外では、通信はしないようです。

アプリの切り替えも頻繁に発生することなく、これもストレスを軽減してくれて、非常によろしいです。

「不思議のダンジョン」ファンなら、ちょっと暇つぶしにやってみてもよろしいのでは?


関連した感想。
セガ「不思議のダンジョン 風来のシレンDS」
スクウェア・エニックス「ドラゴンクエスト モンスターズ モバイル」
光栄「Mobile三国志II」
光栄「Mobile太閤立志伝」
堀井雄二「ドラゴンクエストII」
堀井雄二「ドラゴンクエストI」

バンダイ「ガンダム バトルロワイヤル」

2007-03-21 20:28:45 | その他の評価
適当にやっても、クリアーはできる


PSPの「ガンダム バトルロワイヤル」をやりました。


まぁ面白い。

アクションだけど、ヘタレおやじゲーマーでも、クリアーできてしまう。


が、ちょっと短いね。

せっかく「Z」も題材にしているのに、かなり中途半端に終わってしまう。ハマーン出ないし。

容量? ……………いや、開発期間の締め切りが問題だったんじゃないかなぁ~? どうでしょう?


ガンダム バトルロワイヤル

バンダイ

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黒澤明「椿三十郎」

2007-03-20 22:36:07 | 映画評
カンチ!


黒澤の「椿三十郎」を見ました。(goo映画)

うん、まぁ普通に面白かったです。


前作の黒澤明「用心棒」と同じで、主人公が人助けをする理由が分からんけれども。

まぁ娯楽作品だから、無理に設定や説明を入れる必要はないのだろうけれども。


で、織田祐二主演でリメイクするんだって?(公式サイト)

うーむ。織田祐二は別に嫌いではないのだが。なぜに、これを選んだんだ?

今の人に、受けるかな?


他の黒澤作品の感想。
黒澤明「用心棒」
黒澤明「赤ひげ」


椿三十郎

東宝

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マーティン・スコセッシ「ディパーテッド」

2007-03-19 22:06:20 | 映画評
久しぶりだな


「ディパーテッド」を見ました。(「ディパーテッド」公式サイト)(goo映画)

「タクシードライバー」の監督マーティン・スコセッシの作品です。


うーむ。

どうだろう?


いや、まぁ、つまらないわけじゃないけどね。
しかし、元ネタの「インファナル・アフェア」には勝てなかったなぁ。


そもそも、「インファナル・アフェア」自体が、
 ・マフィアの構成員が警察組織へ
 ・警察官がマフィアの構成員へ
という無茶な設定。

その無茶な設定に目をつぶって、両方のボスと実際のスパイ同士の知略戦を楽しむのが「インファナル・アフェア」の醍醐味。


「ディパーテッド」では、その無理設定に、どうにかリアリティを加えようとしているのだが………………。

警察学校にいた人間を、いくらなんでも信じるのは無理があるだろう…………。
しかもマフィアのボスが、その素性を熟知しているんだし…………。

その他、ディカプリオの経歴を知っている人間が多数いたり、その人間がディカプリオが死んでからも、最後の最後までどういうわけか登場しなかったり…………、その他にもいろいろと突っ込みどころ満載。

いや、脚本に穴があるのはいいんだよ。
それは元ネタの「インファナル・アフェア」だって同じ。

でも、「ディパーテッド」は妙なところでリアリティを追求しておりまして。

この設定では、「リアリティ」は無理だって……………。


正直なところ「インファナル・アフェア」を見る方を勧めます。


ちなみに。
マーティン・スコセッシ「タクシードライバー」

アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェアII」
アンドリュー・ラウ/アラン・マック「インファナル・アフェアIII」


ディパーテッド (出演 レオナルド・ディカプリオ)



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