すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

藤子不二雄A「まんが道 (2)」

2006-07-17 21:55:24 | 書評
あぁあの酒を必要としないで生きていられた、あの日に戻りたい。


「ヒカルの碁」や「あしたのジョー」を読むと、昔とは、違う気分で読むようになりました。

どうして、彼らは、あぁまで目標に対して純粋でいられるのだろう…………。

そして、どうして酒は必要ないのか…………。


で、「まんが道 (2)」。

高校生になってもマンガへの情熱は衰えない才野と満賀。
将来への布石として賞金マンガに挑んだどころ、おもしろいように入選する二人。

しかし、手塚先生の新作に出会ったことで、また少年マンガへの熱意を取り戻すくだり。
おとなまんがでの賞金稼ぎに、いそがして忘れていた。
手塚まんがが、そして少年まんがのすばらしい魅力が、ふたりの中によみがえってきた!
藤子不二雄A「まんが道 (2)」193頁 中公文庫
あぁ、あつい。

一巻の記事。
藤子不二雄A「まんが道 (1)」切込隊長の「燃料投下中」は、あの短いスペースで現状のゲーム業界全体を語ろうとするから、言葉が難解になってしまい、字足らずでかわいそうだ


まんが道 (2)

中央公論新社

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藤原正彦「国家の品格」

2006-07-16 09:00:22 | 書評
金持ちで会社経営者でもあるみのもんたが「朝ズバッ!」で庶民の味方をしているのが楽しくてたまりません


またミーハーなんですが(ミーハーって死語だな)、ベストセラーの「国家の品格」を読みました。


帯には「すべての日本人に誇りと自信を与える 画期的な日本論!」となっております。

感想としては「そうか?」。


言ってることは、特に反対するつもりはありません。

「今のアメリカはおかしい」とか「最近の日本の拝金主義にはあきれる」とか「論理の構築だけが、世界を正しい方向に導けるとは限らない」等々、著者の主張にはうなずける箇所も多いです。

が、その主張の根幹となると、きわめて曖昧です。一応「武士道」に則っている、と著者は言いたいのでしょうが、…………さて。

 私にとって幸運だったのは、ことあるごとにこの「武士道精神」をたたき込んでくれた父がいたことでした。父からはいつも、「弱い者いじめの現場を見たら、自分の身を挺してでも、弱い者を助けろ」と言われていました。
 父は「弱い者がいじめられているのを見て見ぬふりをするのは卑怯だ」と言うのです。私にとって「卑怯だ」と言われることは「お前は生きている価値がない」というのと同じです。だから、弱い者いじめを見つけたら、当然身を躍らせて助けに行きました。
 私は体格がよく力も強かったので、必ずいじめている者たちを蹴散らしました。それを報告するたびに父は本当に喜んでくれました。あれほど喜んでくれたことは、他にはほとんど思いつきません。母は渋い顔で、「正義の味方もほどはどよ。暴力少年のレッテルを貼られ、内申書にでも書かれたら、行きたい中学にも行けませんよ」なんて言ってましたが。
 父は、「弱い者を救う時には力を用いても良い」とはっきり言いました。ただし五つの禁じ手がある。一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん。二つ、大勢で一人をゃっつけちゃいかん。三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん。四つ、武器を手にしてはいかん。五つ、相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめなくてはいかん。「この五つは絶対に守れ」と言われました。
 しかも、父の教えが非常に良かったと思うのは、『それには何の理由もない」と認めていたことです。「卑怯だから」でおしまいです。
 で、私はその教えをひたすら守りました。例えば「男が女をぶん殴っちゃいけない」
と言ったって、簡単には納得しにくい。現実には、ぶん殴りたくなるような女は世界中に、私の女房を筆頭に山ほどいる。しかし、男が女を殴ることは無条件でいけない。どんなことがあってもいけない。しかも何の理由もない。そういうことをきちんと形として教えないといけないということです。
藤原正彦「国家の品格」127頁 新潮新書
ようするに、理由なんか、クソ食らえ。

古き良き常識に従えば、オールOK!

というスタンスは、
「最近の若いもんは、まったくなっとらんよ。我々の時代には、プロジェクトXのように報われなくても、ひたむきに努力した人間がいたもんだよ」
と、自分の功績でも努力でもない例を出して、現代を批判しているような、……………はっきり言って場末の酒場の愚痴のようです。

そもそも武士道精神と言えば「美しい日本思想の純粋なる結晶」の響きがありますが、一方で封建思想であり、奴隷根性の美化に過ぎないとも言えるわけで……………。


こういうのが売れるのは、ホリエンや村上ファンドがもてはやされた反動なんだろうなぁ。

後数年もしたら、すっかり忘れ去られる本には間違いないので、読むなら今だと思います。


国家の品格

新潮社

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若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ (1)」

2006-07-14 16:16:55 | 書評
くだらなくてヨイです


今年、上半期にもっともブレイクした漫画といって過言ではない「デトロイト・メタル・シティ」。

評判なんで、読んでみました(ミーハーだね)。


単純に面白かったです。

でも、これって「エリートヤンキー三郎」のパクリ…………とまで言わないでも、換骨奪胎のような。

普段は大人しい青年(少年)が、切れると、「自分の想像もしない(しかも望まない)力を発揮する」という設定は、モロのような。

まぁ「エリートヤンキー三郎」自体だって、モトネタというか、影響を受けた作品はあるだろうけど。


それは、ともかく。
「エリートヤンキー三郎」も「ヤンキー」を馬鹿にしながらも、三郎のオタク趣味に肩入れするわけでもなく。
「デトロイト・メタル・シティ」も「デスメタル」を馬鹿にしながらも、根岸のオシャレ趣味に肩入れするわけでもなく。

ありがと キミも
スゲー似合ってるよ
若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ (1)」178頁 白泉社

と、まるで根岸の味方(理解者)のように登場した「東京オシャレ四天王の一人」(すごい冠だ)。
でも、根岸の目指している「おしゃれ」な歌が、どぉーしよぉーもない自己満足の作品に過ぎないと分かった瞬間、歌っている根岸に対して、
お遊戯的な事なら
外でやってくんない?
若杉公徳「デトロイト・メタル・シティ (1)」181頁 白泉社
と、まったく遠慮のない、直球の評価を下す「東京オシャレ四天王」。


なんつーか、作者の青春時代が垣間見れるよね。

クラスの後ろの席を占有する不良(デスメタル)には恐くて近づけないし、だからと言って、クラスの中心となっている陽気なオシャレグループにも相手にされない。

なんとなく毎日学校に登校して、「早く放課後にならんかな?」と思いつつも、放課後に何かイベントが待っているわけでもなく。

かっこうよくもないしもてないし、勉強もできないし、運動でヒーローになれるわけでない。

そんな青春時代のルサンチマンが、この作品に結実しているんでしょうね。

根岸の過激発言の端々にあらわれる女性に対する蔑視からも、その業の深さ(女のもてなさ)がうかがえます。

ネットにはまっているなんて、八割はもてない男女です(偏見)。
そりゃ、ネットで評判になるわけだ。


デトロイト・メタル・シティ 1 (1)

白泉社

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J.J.エイブラムス「M:i:III」

2006-07-13 20:55:21 | 映画評
安定した娯楽映画でした


「M:i:III」を見てきました。

「M:i:III」公式サイト
「M:i:III」goo映画

最初は「カーズ」も選択肢にあったのですが、一人で行くのは、ツライかと思いまして。
きっとガキだらけだろうから……………。


で、「M:i:III」の感想ですが、普通に良く出来たアクション映画。

切れ間ないアクションの連続で、ちょっくら荒唐無稽なストーリーですが、グイグイ引き込まれていきます。

「007」と同じように、「そんなメカで、問題を解決かよ」と思う箇所もありますが、ボンドほど男臭さ全開で障害物を蹴散らすのではなく、ちゃんと身体を張って仕事をしているのだ、「まぁいいか」と納得できる程度の荒唐無稽さです。

(ライフル(?)で対地爆撃機を打ち落としていながら、普通の輸送ヘリは逃がしてしまうのは、ちょっとどうかと思ったが、……………まぁ、いいか)


しかし、超映画批評でのご指摘の通り、とにかく、トムが出ずっぱり。

全体の八割に、彼が登場しています。

「やっぱ、トム、かっこいい」と思う反面、「トムも年老いたな」と感慨深いものも。


特別、ケチをつけるところもないのですが、多少気になったのは、最後があっさりしていたところ。

途中で「これ、「逃亡者」と同じパターンだな」
と気がついたので、大どんでん返しは期待していなかったのですが、それにしても、最後の敵役のボスとの対決が、意外にあっさり。

もう一つ、派手なアクションがあるのか? と期待してましたが、そんなこともなくエンディングへ。

撮影場所が中国だったから、あんまり無理ができなかったのか?


それはともかく。
映画館で見るには、ちょうどいい娯楽映画に仕上がっていました。


「007」の感想。
マーティン・キャンベル「007/ゴールデンアイ」あそこまでモジャモジャだと胸毛も素敵

ピーター・ジャクソン「キング・コング」

2006-07-11 19:05:41 | 映画評
貧乏脚本家の割には、えらい筋肉してるな。肉体労働者は、あんな綺麗な筋肉にはならんぞ


まずまず評判だった「キング・コング」を、いまさらながら、DVDで見ました。

「キング・コング」公式サイト
goo映画「キング・コング」


率直な感想としては、…………自分は、もうこの手の映画を楽しむ人間ではないようです。

映画館で見れば、もっと楽しめたのでしょうが、所詮個人のテレビでは、ちょっと物足りないです。

まぁつまらなかったわけじゃないですけどね。


荒唐無稽なストーリーを、しっかりとした性格を与えられた登場人物によって、リアルの底が割れないように固めています(映画の「デスノート」は、この点が失敗していると思う)。

画面全体には手間とお金を惜しみなく使い、非常にハリウッドらしい作品になっています。


というわけで、場面場面の見事なこと。

でも、もうCGを売りにする映画は食傷気味です。


と言っても、「誰も知らない」みたいな映画は、面白いけど、見るのが疲れるんだよな……………。


キング・コング 通常版

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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キング・コング プレミアム・エディション

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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山崎貴「ALWAYS 三丁目の夕日」

2006-07-10 20:48:34 | 映画評
いいと思います


「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ました。

感想としては、…………よく出来た作品です。

「私、映画が趣味なんです!」
と、なんの恐れもなく答えれる女の子には、
「三丁目の夕日、見た?」
と言えば、
「アレって、いいですよね~。古き良き日本って感じで」
と答えてくれそうです。

一方、酔っ払って、
「映画ってのはなぁ」
とくだを巻いている男に、
「三丁目の夕日、見ました?」
と言えば、
「えぇ? あれ見たの?」
と答えてくれそうです。


ともかく、CGの完成度はピカイチです。
「どっからどこまでがCGで、どっからどこまでがセット?」という感じで、画面全体で、違和感なくノスタルジー色豊かな世界を表現しています。


「なにこれ、昔の日本だって? フンッ、こんな世界ねぇよな」と、僕のような人間には思えてしまいますが、まぁ、それはそれ。
そこを置いておいて、SF的別世界として受け取るのが、この映画を楽しむための秘訣。

ちょっと、大げさな、演芸会のような演技が多いですが、これもこれで、作品全体につくられた「あり得ない世界」には、ジャストフィットしています。

「あぁ昔の日本は貧しくとも、人情が豊かだった」
とか、
「今の日本人は、大事なものを失っている」
と、無理してでも痛感しましょう!


しかし、堤幸彦「TRICK劇場版2」でも出ていた堀北真希が、こっちにも出ています。

今じゃ、清純派の筆頭株のようです。


こういうキャラは、何年かに独りは必要なんだよな。
広末涼子しかり、加藤あいしかり。

そうして、世間から求められる「清純派」に押しつぶされて、留学やら休養やら奇行で、ちょっと「アレ」な時期があるもんだが、さて、堀北真希は、がんばれるでしょうか?


で、小雪が色っぺーこと。

堀北真希が熟れる前の青さが売りだとすると、小雪はまさしく熟れた赤さが光り輝いています。

場末の飲み屋のねぇーちゃんが、こんなに似合うとは。


…………すっかり話が横道にそれてしまいました。

ともかく、映画のつくりは丁寧で好感が持てます。

ありがちなストーリー、ありがちな設定、ありがちなキャラですが、安っぽい薄っぺらさはありません。

玄人にお勧めとはいきませんが、普通に楽しむ分には、これでいいと思います。


公式サイト「ALWAYS 三丁目の夕日」
goo映画「ALWAYS 三丁目の夕日」


ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版

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ALWAYS 三丁目の夕日 通常版

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金子修介「DEATH NOTE デスノート 前編」

2006-07-09 21:21:17 | 映画評
「ガメラ」の評価は高いようだけど、おれ、特撮に思い入れがないから、見る気がしない


まぁこれでも読んでおくんなさいまし。
『デスノート 前編』 邦画市場初の前・後編の2部作で死をあやつる禁断の物語を映画化
この映画評の載っているコーナーの名前が「映画、斜め読み」。

どこが?

どこを斜めに読んでいるの?


ちょっとした映画知識(こんなのマニアでなくても知ってるよ!)のひけらかしや、ストーリーの概略が並び、著者の感想が、最後の数行だけに。
しかも、コレ。
うーん、うまい! 2時間があっという間に過ぎ去り、早く「後編」が見たくなる作品だ。ちなみに、この映画の「後編」は今年の10月に公開が予定されている。

これ、素人が書いてるんじゃないよ。プロのライターが書いてるんだよ。

まぁ提灯記事を書くのも仕事のうちか…………。


それは、さて置き。


映画見てきました。

感想は…………………、やっぱ金子修介だ。
完全に「特撮ができる」という点だけが、重要視されたね。

確かに、リョークのできは、良かった。
それは認めよう。

が、ストーリーは………………、こりゃひどい。

群衆が街中の大型スクリーンを見とれているとは言え、その中で、いきなりデスノートを開いて、名前を書く夜神月。

えぇーーーーーーー、「ライト、うしろ、うしろ」…………じゃなくて「まわり、まわり!」。


まぁそんな感じで、つっこみどころ満載でストーリーは進行。

金はリュークのCGだけに駆使したようです(中村獅童の声は、良かったと思う)。


でもさ。
リュークの再現性が、「デスノート」の肝じゃないじゃん。

はっきり言って、リュークなんか、キメキメのガクトみたいなのでも出して「死神」の演技をさせれば、済む話なんだよ。

それは「L」も、同じ。姿格好は、パッと見、「L」だけど、………………目の下にクマがあれば「L」というわけじゃないだろ。

それこそ、演技とストーリーで、「L」に仕立てろよ。


で、映画館。
相変わらずの独り身なので、独りで見に行きました。

そしたら、映画館には、小中学生の「女の子」ばかり。

そうだよな。
「ジャンプ」連載漫画で、主役がジャニーズ。
三十過ぎの男が見るもんじゃないよな、と後悔したときは、もう遅し。

後ろの小学4年くらいの二人組みが、ずっとコモコモと話している。

映画がつまらないから、背後の話し声に苛立つこと、苛立つこと(しかも、微妙に聞き取れない)。


そして、場内が明るくなって、二人の最後の感想。
「面白かったね。後編が楽しみ」


なんか、その感想を聞いて、この映画の作戦が、すべて分かった気がします。

小中学生の子が、楽しめる程度を目指していたんだね。
だから、金子修介なんだ。

ちょっと凝った演出や、二時間の間、目を離せないよう密度の濃いシナリオをこなせる監督に任せるよりは、
「とりあえず、原作のキャラを、見た目で再現できる男」
が求められたわけだ。

世界で通用できるような映画にする必要なないんだね(原作には、そのパワーが充分にそなわっていると思うが)。

ともかく、国内の小中学生が納得できれば、興行的には赤字になることは、ないんだからね。


こういう映画をつくれるのも「仕事」だろうし、その「仕事」を完遂するのも、才能か……………。


今だったら、韓国の監督につくらせた方が、良くも悪くも大胆な解釈をして、「楽しめる」映画をつくってくれるだろうなぁ。


goo映画の「DEATH NOTE デスノート 前編」(おいおい平均80点だよ)
DEATH NOTE公式サイト


これまでの「デスノート」の感想。
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (1)」藤原佐為は囲碁の得意なスタンドだったが、リュークは死を操るスタンドだな
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (2)」不細工でもエッチが上手だともてるようなことが言われるが、そもそも不細工ではエッチまでもっていくのが大変だよなぁ
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (3)」ゆっくりと読んでおります
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (4)」レムの腕は巨人兵みないだな
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (5)」監督は金子修介かぁ……………「クロスファイア」は、むごかったなぁ…………………………………………………
大場つぐみ/小畑健「DEATH NOTE (6)」超映画批評での点数は、どうなるだろうなぁ…………


DEATH NOTE -デスノート- (出演 藤原竜也、松山ケンイチ)



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堤幸彦「TRICK劇場版2」

2006-07-08 08:25:38 | 映画評
「暗黒バスト」は、未だに思い出して笑ってしまう


「トリック劇場版2」を見てまいりました。

トリック劇場版2 公式サイト
goo映画 トリック劇場版2

完結編だそうです。

主演二人のギャラが高くなりすぎた…………か?


それにしても、刑事の矢部や山田奈緒子の母が、まったくストーリーと関係なく登場しているのに笑った。

「映画だから、出しとけぇ~」
「最後だから、記念でぇ~」
という感じが、ありあり。


全体としては、小ネタ満載の、いつもと同じ。

いや、完結編らしく、小ネタの量が多いこと。

推理映画でありながら、目を皿にして、ストーリーの伏線を見つける必要よりも、ネタを探すことに熱心になってしまうのは、「トリック」ならでは(いや、最初のドラマは、こんなにネタは無かったか?)。

Mr.オクレやら志茂田景樹といった、逆に旬なチョイスにも笑わせてもらいました。


堤幸彦には、こういうB級センス爆発なドラマを、またお願いしたいなぁ。


過去の記事。
堤幸彦「トリック 新作スペシャル」真面目に全部見たドラマは「TRICK」くらいになってしまったなぁ