すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

本宮ひろ志「サラリーマン金太郎 (22)」

2005-06-10 11:48:06 | 書評
嫌なものは、殴って解決


「サラリーマン金太郎 (22)」。

「おれに足りないのは学問なんじゃないだろうか?」と悩み、アメリカに留学した金太郎。
が、ふらふらと歩き回って、目的地のニューヨークに着いたのは一年半後。

で、ようやく勉強が始まったかと思うと、パーティーで女性を殴ってしまい、アメリカでも留置所へ。
そんなわけで、「法廷漫画」となってしまいます。

もともと「サラリーマン漫画」というよりも、「男漫画」でしたらから、今さら「法廷漫画」になったとしても、結局は、例の調子で片付いてしまうのでしょうけど。


で、殴った際の言葉が、今日の一言。
おまえみてえなアメリカ女は
世界一甘やかされた
てめえの事しか考えねえ白ブタだ!!
本宮ひろ志「サラリーマン金太郎 (22)」141頁 ヤングジャンプ・コミックス
「アメリカ女は」とは、またでかくでましたね。金ちゃんは、そんなにアメリカ女を知っているのか?
一年半の放浪の間に、いろいろあったんでしょうね(書かれてはいませんけど)。


サラリーマンの鉄則 その二十二。
「どこに行っても、留置場」


サラリーマン金太郎 (22)

集英社

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