すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

本宮ひろ志「サラリーマン金太郎 (20)」

2005-06-02 20:21:11 | 書評
ようやく20巻


「サラリーマン金太郎 (20)」。

また本社に戻った金太郎。
今度の仕事で、政治家の秘書として、選挙戦を手伝うことに。

しかし、その立候補する男というのが、二代目のボンボンで、性格も悪ければ、能力もなく、風采もいまいち。
金太郎としては、どうにもこうにも、やる気が起きない。

でも、仕事なんで、そんなことも言ってられない。
金を借りに、新宿の一等地にあばら屋に住んでいる中村バアサンを訪ねる金太郎。

中村バアサンは、金太郎を試すように「わしゃあ お前にならなんぼでも金を出す」と言い出す。
で、不本意ながら頭を下げる金太郎。

どうにかこうにか金は借りれたのですが、やはり我慢ならない金太郎。その溜飲を下げるための言葉が、今日の一言。
うがああ―――ああっ
本宮ひろ志「サラリーマン金太郎 (20)」149頁 ヤングジャンプ・コミックス
なかなか常人では声にできないような言葉です。

サラリーマンの鉄則 その二十。
「叫べ!」


サラリーマン金太郎 (20)

集英社

このアイテムの詳細を見る