おじろの独り言

とり大好き人間です。

6枚のタペストリー

2011-05-21 20:28:18 | 日記

パリに中世(旧クリュニー)博物館があります。そのなかでも一番の見どころはタペストリー6枚から

なる貴夫人と一角獣です。6まいそれぞれが6つの感覚を表しています。部屋は暗くまるい部屋を

囲むようにタペストリーが掛けられています。この絵は[味覚]を表しています。左が獅子、右がユニコーン、片手は

侍女から差し出されたキャンディ、片方はオウムがいます。

[聴覚]を表しています。右側は侍女、獅子とユニコーンの位置が反対を向いています。

[聴覚]を表しています。貴夫人は腰かけ右手に手鏡を持ちユニコーンは前足を膝に乗せ鏡に映った自分の

顔を見ています。

[嗅覚]を表しています。貴夫人は花輪を作っています。侍女は花が入ったかごを捧げ持っています。

[触角]を表しています。貴夫人は立ち旗を掲げ片手はユニコーンの角に触れています。

最後に青色のテントがありその上に「我が唯一の望みに」と書かれています。色々な解釈がありますが

私にはわかりません。しかしこのタペストリーを見ていると様々な感覚から魂に変化していくのが

感じられます。

想像上の動物ユニーコーンになんだかひかれます。そういえば高校の英語の教科書もユニコーンでした。

 

 


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