駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

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個別指導のメリット・デメリット

2023年02月18日 | 【海外校 東アジア地区】

日本においても海外においても個別指導の塾は増えているようです。

指導内容を、受講者本人の要望に調整することが可能で、その生徒の理解度に合わせた教え方をできるという点で、非常に価値の高いものになります。

一方で、デメリットもあります。

本人の希望に合わせた指導を受けられるため、前回学習した内容を忘れてしまっていた場合、また同じことを教えてもらえるのです。

一見これはメリットに感じられなくもないですが、復習を疎かにする生徒が多いのも事実です。

「復習しなくて忘れたら、また同じ単元を教えてもらえばいいや。」という甘えが出てくるのです。

その為、授業中は説明が非常にわかり易く、理解した気にはなるものの、演習量が不足して成績が伸び悩むことはよくあります。

以上の点を総合すると、自主的に学習(復習)する習慣のある生徒には個別指導は向いており、効果は大きくなります。

一方、甘えがちの生徒さんは、集団授業で、「しっかりと復習しないと次の回の授業で周りの生徒についていけない」という危機感を持った方が効果は大きくなります。

自分がどのタイプか、もしくは自分のお子様がどちらのタイプかをじっくり考えたうえで、受講コースを選ぶことが大切になります。

参考になれば幸いです。

台北校 M.S


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多様性のお話

2023年02月17日 | 全般・イベント

皆さんこんにちは。ブリュッセル校です★

間もなくベルギーに赴任して2年になりますが、よく日本の知人に「ヨーロッパではアジア人差別があるのでは?」と聞かれます。

ベルギーは移民が多く、公用語がフランス語なので特にアフリカ系の方々がたくさんいらっしゃいます。その他中東系・アジア系とまさに「人種のるつぼ」で、純粋なベルギー人は本当に少ないそうです。

日本の移民割合が約1.6%なのに対し、ベルギーは約17%です。

違っているのが当たり前国家」です。差別は受けたことはありません!

逆にとても親切で、道で立ち止まっているとよく声をかけられます。(助けてくれます)

店員さんもとてもフレンドリーで、不快な思いはしたことがありません。

皆さんも是非、一度ベルギーに来てください!


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香港校 合格実績

2023年02月16日 | 全般・イベント

みなさん、こんにちは

駿台香港校です。

 

2月12日に付属校の合格発表ラッシュを迎えます。

16日現在の香港校での実績は

開成高校

慶應義塾志木

市川

ICU

早稲田渋谷

青山学院

明大中野

中大杉並

など、今年の受験生は実力以上を発揮してくれました。

授業内でいつも伝えていること

「入試当日の出来をピークに持っていくこと」

 

みなさん、よくがんばりました!!

 

KS

 


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帰国生入試にむけて

2023年02月15日 | 【海外校 ヨーロッパ地区】

こんにちは、駿台アムステルダム校です。

アムステルダム校では、駿台Europe各校と共同で帰国生入試に向けての各種入試セミナーを開催しています。2月は、就学前、小学校低学年の保護者様を対象に、海外での日本語教育の重要性、10歳の壁について、塾講師30年の経験者、公立小学校・中学校で20年の指導経験がある講師が、塾の立場、帰国生を受け入れる学校の立場から、いろいろとお話をさせて頂いています。

お問合せいただいた方には、個別にご説明させていただいておりますので、ご関心がある方はアムステルダム校までお問合せください。

駿台アムステルダム校


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雨水

2023年02月14日 | 【海外校 東アジア地区】

みなさまこんにちは、駿台上海地区です。

中国では、まもなく雨水と呼ばれる時期になります。冬が終わり、雪解け水が大地を潤すことから来た言葉です。昔は1年の農業の始まりでもあったそうです。駿台でも今年の受験生に桜が咲き始め、満開に近い様子となっています。とすると、いよいよ次の受験生たちの出番です。日本人学校の定期考査も終わり、少し気が緩んでしまうこの時期こそ、早めに種をまき始めることが大切です。雨水のこの時期から、スタートを切ってみませんか?


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四季のことば

2023年02月13日 | 【海外校 ヨーロッパ地区】
駿台ミュンヘン校です。

海外生活が長いお子様との会話の中で、とても興味深いことの一つに、
「季節感」があります。
現代文を読んでいると、日本では常識だというように春の鳥、動物、木々などが出てくる時があり、
またそれが「本文はいつ頃の季節に書かれていると思いますか?」のように問題になっていたりします。
例えば「ウグイスの声が聞こえ始めて。。。」や、「紅葉がとても綺麗で。。」「木枯らしが吹き荒れて。。」などでしょうか。
 
まず、子供たちの「ウグイスって何??ホーホケキョって鳴くの??何それ??」
という会話から始まり、ドイツの秋の木々の色は「赤」よりも「黄金色」なので、
そこでまた混乱が始まるのです。

その様子を見ている私自身はとても微笑ましいのですが、受験となると話は別でして、
「ウグイスはこれ!」と言ってタブレットで写真を見せて覚えてもらっています。
 
いつか日本に帰国した際にウグイスの鳴き声を聴いて、日本の春を感じてほしいと願っています。
もう春はすぐそこですね!
 
駿台ミュンヘン校A.S
 
 

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トルコ・シリア地震

2023年02月12日 | 【GLOBAL CLUB】

こんにちは、SUNDAI GLOBAL CLUBです。

先日、トルコとシリアの国境付近で大きな地震がありました。この地震による死者は2万人を超えており、甚大な被害に多くの方が心を痛めていることと思います。

もう何年も前のことですが、私は一人で様々な国を旅していたことがあり、トルコ・シリア・ヨルダン・イスラエルあたりも陸路で移動をしていました。(今の情勢ではとても考えられませんね…)

当時20ヶ国くらい巡った中で、私が一番人が優しいと感じたのはシリアでした。道を歩いているだけで、”Welcome to Syria!”と多くの人が声をかけてくれ、「お茶でも飲んでいきなよ。」とミントティーを出してくれるのです。

お茶を誘ってもらうことは他の国でもよくありましたが、「日本語を学んでいる妹に会ってくれ」といういかにも怪しい誘い文句だったり、家の中に呼ばれ土産物を買うよう圧をかけられたりと、なんらかの下心を感じることが多く、対応に神経をすり減らすことも少なくなかったのですが、シリアはとにかくすれ違うだけで”Welcome to Syria!”なのです。お茶を断っても嫌な顔はされず”Have a nice trip!”と見送ってくれるのも印象的でした。

そしてトルコは言わずもがな、親日国で有名ですね。私も2回訪れた大好きな国です。

親切にしてもらった国の風景が、悲しい映像になってニュースで見ることはとても心苦しいです。支援といっても募金くらいしかできていませんが、一日も早い復興を祈っています。

 

SUNDAI GLOBAL CLUB  M.M


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文系、理系と分けるのはもったいない

2023年02月11日 | 【海外校 東南アジア地区】

皆さんこんにちは、駿台ミャンマー校です。

 

塾の仕事をしていると、担当科目以外の内容に触れることも時々あります。

例えば高校は文系だったが生徒が勉強している内容に物理や化学があり、定期テスト勉強の質問でその範囲を聞かれるなど、自分の専門ではない科目にも触れる機会があります。当時は毛嫌いしていたような科目でも、大人になってよく見てみると、意外に面白く思えることがあります。理系であれば高校で世界史を勉強していないことも多く、世界の歴史をよく知らないまま断片的な知識で分かったような気がしていることもあります。それは正に私自身のことですが、海外で仕事をするようになり、今になって世界史の教科書を読んでみると非常に面白いです。国の場所が学生時代よりも把握でき、想像もしやすくなっているからか、当時よりも理解力が深まったように思います。

学び直しと言われるような年齢になりましたが、直しどころか新しい知識があふれています。理系の方は社会を、文系の方は理科をもう一度取り組んでみてはいかがでしょうか。

駿台ミャンマー校 T.Y


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日常風景の中の面接試験の話材

2023年02月10日 | 【海外校 ヨーロッパ地区】

ドイツの公共交通機関は時間通りに運行しない、場合によっては予告なしで運休するなど、ドイツに来たばかりの日本人にとっては信じられないレベルで安定して運営していますが、それでも私が渡独した20数年前に比べるとずいぶんと律儀になったように思います。毎年受験生の面接対策を行う際にお題として「日本とドイツの違い」を挙げさせるようにしていますが、このドイツの公共交通機関の話は生徒が頻繁にテーマにする話材のうちの1つです。その他では

  • 他国と陸続きなのでいろいろな文化や言語を経験することができる
  • 住宅地域に緑地帯が多く設置されている
  • 外国人に対して寛容

といった話題や、なかには医療保険制度の違いについて話したいと相談してくる生徒もいます。

デュッセルドルフでは今日と明日で市営の交通機関がほぼ全線運休のストライキを行なっていて、学校が遠くにあるインター生はご両親が送り迎えをしたり、近所の生徒でそれに乗り合わせたり、タクシーで登下校する生徒もいたようですが、それでもこのストライキ自体に文句が挙がってくるわけではなく、それがドイツの日常風景の一部、または、それが賃上げ交渉のための権利なのだと理解している人が大多数のようです。

駿台デュッセルドルフ校N


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受験と鳥瞰(ちょうかん)

2023年02月09日 | 【海外校 東南アジア地区】

 受験生のみなさん。受験がもう終わった生徒、まだ残っている生徒、うまくいった人、うまくいかなかった人、さまざまな場合に分かれると思いますが、みなさんに向けて書いています。
 中 3 の国語の授業で、以下のような文章を取り上げたことがありました。
 人は「いま、この状況」が到達点だと思いがちだけれども、それは違う。今までの無数の選択の、未来へと続く時間のなかでの通過点としてのかたちが「いま、この状況」なのだ。
 少し内容は違っているかもしれません。私なりに消化したのが、この内容です。
 これをみなさんに当てはめてみると、「受験の結果は、最終的なものだと思うかもしれないけれども、それは違う。今まで『漢字の勉強しようかな、それとも少し遊んじゃおうかな』といった無数の選択がもたらした、まだまだ続く人生の中で、通過点としての取りあえずのかたちが、合格・不合格として現れているのだ」となります。
 タイトルの中の「鳥瞰」(ちょうかん)の意味は、(鳥が空高いところから地上を広く見渡すように)「全体をひと目で観察すること」です。受験が、人生の中の大きな出来事のうちの一つだというのは確かなことです。でも、もちろんそれが全てではありません。長い人生の中での一つの通過点に過ぎません。
 受験がうまくいった生徒のみなさん、これからも今までと同じように、無数の選択の中で、よりよくなるような選択肢を選びましょう。あなたたちは、これまで難しい選択を取ってきたのだから、次に困難な選択を求められても、きっとできるはずです。
 受験結果に納得できなかったみなさん、これからの無数の選択の中で、今まで「失敗したな」と思うことがあれば、それとは違う選択をできるようにしましょう。でも、それは、最初は大変です。人の脳は「今までと同じようにやろうよ。そのほうが疲れないし」と考える傾向にあります。だから、例えば漢字を勉強するか、ちょっと遊ぶか、の選択の場面では、受験結果の悔しさを思い出してください。そして、漢字を勉強しましょう。そういうふうに 2,3 週間、続ければ、今度はそれが脳の習慣になって、その後は普通にできるようになります。このように、今までの選択を次に活かすことが、悔しい思いがあるみなさんにはできるはずです。
 しつこいようですが、受験は大きい出来事だけれども、長い人生の中での一つの通過点にすぎません。これからの無数にある選択の中で、これまでの努力を、よりよい未来につながるよう結びつけてくださいね!応援しています!!

 駿台マニラ校 T.M


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