駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

海外教育、帰国生入試、留学・英語資格対策のトップブランドが皆様に役立つ情報をご提供します!

チョコレートとノーベル賞

2012年10月11日 | 全般・イベント

今日、ロイター発のニュースで、チョコレート消費量が多い国ほど、ノーベル賞受賞者を輩出する確率が高い・・・との研究成果が紹介されていました。
ニュースによれば、「ココア等に含まれる抗酸化物質フラボノイドが、認知力テストで高得点を獲得する」との研究がきっかけとのことでした。
 
しかし、チョコレートとノーベル賞の相関性については、「国の富」が背景にあるとする学者もいるそうです。国が豊かであれば、チョコレートのような高級嗜好品の消費量が増え、また、質の高い研究を可能とする考え方です。
 
同じデータを見ても、それをどのように解釈するかは人によって異なるものです。大学入試でもデータを読ませて、その解釈を問うようなものが出題されることがありますが、普段からデータを読んで想像を巡らすことに関心をもつと、良いことがあるかもしれません。
 
ちなみに、チョコレートとノーベル賞の研究では、摂取量に基づいてのものですが、国内消費量ランキングとノーベル賞獲得ランキングを調べてみました。
 
●チョコレート国内消費量(2008)
 1.アメリカ 2.ドイツ 3.イギリス 4.ブラジル 5.フランス
 6.日本 7.イタリア 8.ポーランド 9.スペイン 10.スイス
 

●ノーベル賞受賞(2012) 
 1.アメリカ 2.イギリス 3.ドイツ 4.フランス 5.スウェーデン
 6.スイス 7.ロシア 8.日本 9.オランダ 10.イタリア
 
皆さんは、関連性をどう推理しますか?
(Nas)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする