千葉の市原市梨ノ木公園へ65歳男性が運転するプリウスが公園内へ突入して保育士の方が骨折の怪我をする事故が起きた。公園の向かい側にある駐車場から道路を隔てた公園内まで車を暴走させたのである。 本人はブレーキを踏んでいたと言っているが、そんな訳もないだろう! さらにやはりプリウスなのである。 以前にも書いたけど、プリウスのアクセルとブレーキの位置に問題があると思うけど、それはドライバーの言い訳である。 それ以上にハイブリッドは電気で初動するシステムだから、エンジンのような挙動を感じることがない。 発進時でも清閑なこともあり、アクセルを踏んでいてもブレーキを踏んでいると思い込むことになるのである。 だから、特に高齢者のような場合にはブレーキを踏んでいると思い込んでアクセルを思いっきり踏んでしまうのである。 EVやハイブリッドの静かさはそれまでエンジンで駆動する車に乗っている人からするとまるで走っている感覚が無いのだ。 高齢者がプリウスに乗ることはその点に関して意識をしっかりと持つことが必要だ。 この所の踏み間違いによる事故のほとんどはハイブリッド(プリウスが最多だ)車である。 しかも、運動神経も認識力も低下している高齢者がほとんどである。
私も高齢者に仲間入りする年齢になって来たけど、ハイブリッドに乗ることは無いだろう。 実際にハイブリッドは初動がとても速く、アクセルの感覚を掴むのが難しい車である。 EVも同じで、何しろエンジンの挙動が無いからどの程度スピードが出ているのかメーターを見ないと解らない。 さらに、エンジンブレーキなども効かない。 こんな車に乗りたいとも思わないのである。
バイク好きな私は特に思うのだけど、車との一体感が無いことはとても運転が難しいのである。 スピードを体感で感じることが出来ないのはとても危険だし、運転操作が正常に出来ないのである。 それは車も同じことが言えて、常にエンジン音や路面からの挙動を感じながら操作を適切に行うことは基本的な運転技術である。 オートマチック車はエンストする心配が無い分簡単に感じるかも知れないけど、下り坂などではエンジンブレーキが効かないし、ストップするときでもエンジンブレーキが効かないのは停止する手段がブレーキだけと言うことになり、スピードコントロールが難しくなるのである。
ともあれ、最近は踏み間違いが多すぎる気がする。 なんでこうなるのか? あまりにもぼんやりとした運転が目立つのである。ただのぼんやりで終わればまだいいけど、またしてもジジイのぼんやりで幼い子供が死ぬかもしれないような事故を引き起こしているのである。 もっと考えてハンドルを持つことをしっかりと認識して欲しいものである。