昨日からの雨は今朝には上がって、日差しが眩しいほどの晴れの天気。 ただ、風が強く吹いていて行楽にはちょっと向いていないかも。
風はあっても寒さはまったく感じない。 むしろ日に当たっていると暑いぐらいだ。 いよいよ春本番の季節になった。 町内では「桜まつり」が朝から始まっていて、子供たちは神輿を担いで町内を練り歩く行事がある。
本当は先週の日曜日が連年の行事日なのだけど、天候が悪くて今週に延期となっていた。
今日は天気は上々なので問題なし。 ただ、この2日間の雨と風で桜は7割ぐらい散ってしまった。 沿道に植えられた桜の花びらが道路に敷き詰められている。
各地の桜はどうだろうか? この雨、風でかなり散ってしまったのじゃないかな?
桜の花は枯れ果てても・・・来年、いや、再来年、その次も実を結び花を咲かせる。 植物の生命力と偉大さには人間なんてとても及ばない。
ほんの些細な出来事にでさえ・・・。 自ら命を絶ってしまう人々が後を絶たない。 なんで??
人間はそんなに軽く、弱く、そんなに寂しいのか・・・。
一年にただ一度、 ほんの2週間足らずの花を咲かせるために一年間生きている桜。 そしてそれを毎年間違いなく、繰り返し繰り返し、
何十年、何百年もの時を過ごしてきたこの桜の木を見ていると、どうして、どうして人間はこんなにも情けないのか??
無力な人間はただ知恵があることを誇らしげに振る舞い、平然と桜たち・・・自然を破壊することに躊躇することもない。
自分勝手で弱虫な人間よ。 知識は決して自らを幸福に導くものではないことを悟ることを知ることだ。
汗を流さずに衣食を得る術が平然と罷り通る世を作ってしまったことも人間がいかに弱虫で自分勝手な生き物だということを知ることが必要だ。 なぜなら、欲望は人間の貪欲な自分を露わにする醜さ以外に他ならない。