summer diary

日記らしきページ

余震

2011年04月11日 | Weblog

 今日の午後5時15分ごろにここ愛知県でも余震の揺れを感じた。 この時間は会社の3階にいたのだけど、3月11日の地震と同じような揺れを感じました。 ゆらゆらと目眩を起こしているような状態の揺れ。 結構怖かったです。 何よりも、あの程度のゆれでも恐怖を感じるのは地震だけは他の震災と違って、人間が普段感じることの無い体感だと思います。 風が強いとか、雨が強いとかそうした普段から感じている物とは違っていて、この先どうなるのだろう?と言う恐怖は揺れの大きさに比例して脅威を感じます。

それにしても、この日はおおよそ10分に一度の余震が続いていて、TVから流れる地震速報がひっきりなしに流れていて、やはり今回の地震はただ事ではないと、いまさらながら実感しています。 これほどまでに余震の大きさや、頻度が連発しているのは嘗て無かったのではないでしょうか。 被災地の方々は津波の心配はもちろんですが、余震におびえる毎日を思うと・・・。 

改めて、ここは惑星であって、今尚活動している星なのだと思わざる得ない。 こうしてみると、人間はなんてちっぽけな存在なのであろうか・・・。 そして、天災や地球の活動を恨むなんてことは人間の傲慢だと思い知らされるような気がします。
台風、洪水、地震、津波・・・。 その全てを決して恨んだり出来ないし、止めることも出来ない。 われわれはこの惑星に住ませていただいているホンのちっぽけな生物の一種に過ぎないのだということを忘れてはいけないのだと思います。
むしろ、この人間がこの美しい地球という惑星を汚し、破壊する地球上で唯一の生物でもあることを反省することも必要で、人間以外の生物に悪影響を与えていたり、絶滅させてしまっていることを考えなければ、人間はこの地球上でもっとも醜い生物の一つとなってしまうでしょう。 今回の地震で破壊された原子力発電所も・・・これにより、魚や鳥や植物などは本来、人間が存在しなければあり得ることのない放射能を受けてしまうことになり、彼らから観ると、人間以上に最悪で恐ろしい生物なんてあり得ないと思っているのではないだろうか?