新型インフル

　世界中で大流行の新型インフルエンザ。
とうとう日本でも感染者が休日からたった2日で135人と驚異的な幹線網となり、
大阪、兵庫でも中学、高校は全校休校の処置を取り、大変なことになっている。
弱毒性とは言え、インフルエンザ、ウイルスには違いがなく、一歩間違えば死が
待っていることも否めない。
ここは愛知県だけど、だからといって、安心して居られるのは時間の問題かもしれない。　特に、高校、大学など若い人が感染しやすいようなウイルスだけに、回復出来ない場合には悲劇的なことになりかねない。

必要以上にパニックになる必要はないけど、人事ではないことは確かなことだ。
いったん感染したら一週間、１０日間程度は家の外には出られないし、下手をすると病院で過ごす羽目になる。
その間に学校の勉強は遅れるし、仕事ならとんでもないほど、机の上が山済み状態になりかねない。

最近になって、ウイルスが人間だけではなく、鳥、豚、エイズ等、現代社会が何かを手に入れるたびにこうした脅威が待ち構えているような気がしてならない。
特に最近では、環境、健康、身体に良いとされる食品、洗剤、衣服、生活用品、電化製品などが進歩しているが、その一方では所謂、免疫がなくこうしたちょっとしたウイルスでも感染してしまう身体にしてしまっているようなきがしてならない。
本来、人間が何も気にしなくて生きている生活の中では、自然とそうしたウイルスや病原菌に対する抵抗力がでいるはずなのに、そうした機会を現代生活の環境、衛生、よいもの思考が生み出した生活用品、食品で保護されている分、抵抗力がなくなり、ちょっとしたウイルスへの対処ができない体になっているような気がする。
もう少し、非環境の中で生きることも小さいときには必要なのかもしれない。
過保護な幼少期を過ごし、過保護なままの成人を迎えるこは、本来あるべき人間の回復力や、自然治癒力を低下させてますます病原菌に対する抗体を作り出す能力がなくなり、やがては無抵抗な身体はさまざまなウイルスや病原菌により生きていくことさえできないものとなり、人類は無菌室か薬漬けの人生を送る羽目になりかねない。と考えてします。