すぎなみ民営化反対通信

東京・杉並発。「一人が万人のために、万人がひとりのために」をモットーに本当のことを伝え、共に歩んでいきたいと思います

闘う労組先頭に11・1日比谷野音に5700人!★誇らかに『非正規が闘って,勝った!』の刊行も!

2015年11月01日 | 安倍政権批判-原発・改憲・戦争・貧困

 

★《特報・杉並版・・・児童館・あんさんぶる―地域・職場版》は今回は《お休みです

      この一年間、当通信は、報道のほとんど毎回記事を当通信のフィールドである東京・杉並の最大の問題―児童館廃止反対、区立施設再編整備計画の問題、さらに突出して田中区長と麻生財務大臣の秘密合意から始ったあんさんぶる荻窪(荻窪北児童館)と荻窪税務署・公務員宿舎跡地の財産交換計画の白紙撤回・絶対反対キャンペーンに費やしてきました。当面、この編集・報道方針に変わりはありません。いよいよ決戦段階に入っているからです。

      とはいえ、今日は年1回の11月全国労働者集会、今日の記事は、時代の転換の扉をさらにこじあけた11・1集会の速報とこの集会に宿されオーラを発している労働者の団結とその底力を象徴的に表現している『非正規が闘って勝った! ―生コン運転手たちの闘いの記録―』(東京西部ユニオン編)の刊行について、紹介します。その関係でぶっ通しの『特報・杉並版(児童館・あんさんぶる―地域・職場版)』報道は今日は《お休み》とします。

●日比谷集会 開会時の写真(日比谷野音ステージ)タイトルとスローガンをごらんください。

     前掲の本『非正規が闘って勝利した!』は今日、日比谷野外音楽堂で出会った本です。すごい、すばらしい本が世にあらわれたと思っています。この本のものすごさ、すばらしさ、力は、それを生み出した「どこにでもいる普通の労働者が団結して立ちあがり、不可能に思われてきたことをやってのけ、可能にした闘い」そのものにあります。

 

●集会場で手にした本『非正規が闘って勝った!』

      この鈴木コンクリート工業分会の今も現在進行形の無限の展望を体現した感動的な闘いの記録(本)の刊行は、今日の11・1全国労働者総決起集会・国際連帯闘争とともに安倍政権と資本家連中に大打撃を与え、全国全世界の労働者、青年女性―全人民を揺り動かし奮い立たせるものです。本のタイトルが「何がこの時代に起きているのか」「いかに生きるべきか」を示しています。資本家や政治家は読んで打ちのめされるでしょうが、そんな連中のことはどうでもいい。連中以外は、みんな、労働者です。正規も非正規も、男性も女性も、高齢者も、無業者も失業者も、学生も、資本家と政治家以外は全部、労働者です。このすべての労働者に通用するメッセージがこの本のどこのページを開いても脈打っています。集会速報は「速報の速報」、短いものですから、記事末尾に記載する本をぜひ買い求めて読んでください。「新しいワールド(世界)」(“鈴コンワールド”)が貴方の中に開け広がるはずです。

 私たちはストライキでたたかう!闘う労働組合を全国の職場に!世界の労働者と連帯し、戦争と民営化の安倍政権を倒そう!

       11月2日安倍・パククネ戦争会談の前日に。今年三回のゼネストをうちぬき、た労働市場構造改革(総非正規化)と米日韓国の朝鮮侵略戦争に反対し11・14民衆総決起大会と11~12月ゼネストに向かう韓国民主労総から29名の代表団が参加。ドイツの鉄道機関士労働組合、トルコの国際労働者連帯協会、滞日・在日外国人労働者が発言。11・1全国労働者総決起集会呼びかけ3組合(全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部・全国金属機械労働組合港合同・国鉄千葉動力車労働組合)を先頭に全都全国から結集した労働者とともに、「労働者の団結、ストライキと国際連帯で戦争を止める」画期的な国際連帯集会となりました。集会に、「日本で行われる反戦争・反搾取集会におくる中国鉄道労働者連合会の連帯の書」(連帯メッセージ)が寄せられています。

      11・1全国労働者総決起集会の模様、発言については、同集会呼びかけ三団体である国鉄千葉動力車労働組合が以下の「動画(速報)を同組合のサイトで発表しています。集会の基調と全体がわかります。ぜひごらんください。転載します。(←11月3日追記)

 

 

★(動画)速報 2015年 11月労働者総決起集会

http://doro-chiba.org/dc/?p=3728   (←11月3日追記)

 

 

青年労働者、学生先頭にボルテージ高くデモに繰り出す!

       安保戦争法反対国会闘争の先頭に立ち、反戦ゼネストに大学キャンパスから打って出る学生の闘いに加えられたスパイ攻撃とデッチ上げ弾圧を不起訴釈放の完全勝利でうちやぶった全学連が、京大バリケードストライキをうちぬいて集会・銀座デモの先頭に立ちました。

     集会での全学連委員長の鮮烈なアピールを転載で紹介します。以下の動画にてごらんになれます。ぜひごらんください。(11月3日追記)

https://www.youtube.com/watch?v=2C4XiM_1T90

     鮮烈な学生の決意は、非正規労働者の堰を切ったような決起の始まり、戦争・改憲にゼネストをもって止める闘う労働組合の全国的台頭の最基軸を担う動労総連合の拡大とともに、「安保戦争法絶対反対の嵐の国会闘争の次は何か?」をこのうえなく明瞭にしました。

           ある闘う青年リーダーが「国会前を職場とすれば、戦争法強行採決に対してたたきつけられ、燃え上がった巨万のデモは、団交の決裂だ。団交が決裂したということはいよいよズトライキに立ちあがって闘おうということだ。ゼネストで闘おう」と先日の集会で訴えていましたが、まさにそうです。その火ぶたがこの11・1集会での共同の決意で切って落とされた、ということです。

労働運動の新たな時代開く非正規労働者の闘い 

        非正規労働者が「全国の職場にストライキで闘える労働組合を」の闘いの先頭に立ちあがり、ささやかな職場から、労働者の希望と無限の展望をきりひらく闘いが続々と燃え上がっているということです。記事の冒頭に触れた鈴木コンクリート工業分会の闘いは、不当解雇撤回闘争、裁判闘争勝利、現職復帰の完全勝利、その衝撃を持って、全国の非正規の仲間の「希望の星」、「自ら続くべき先駆」となり、「団結して闘えば勝てる」という“常勝”の道とまで言われ始めています。これほど資本家、企業経営者にとって、たまらない脅威となる闘いはないでしょう。今や2000万を超える非正規、「1億総活躍社会」=総非正規化攻撃しかない政財界、資本家連中、当局連中を確実に打ちたおして行く闘い、歴史を変える闘いの始まり、ここに火がついたのです。

        ちょっとだけ、この鈴コン本から抜粋で紹介しておきます。後はこの本を購入して読んでください。「鈴コン ワールド」と本が自ら言っている「確信の秘密」が、特別のノウハウではなく、私たち労働者というもの、みんなに当たり前に備わる人間的普遍そのものであることよくわかる。

<どんな逆境界や困難でも絶対屈せず、明るくしたたかに闘う>―これが鈴コン分会の闘いです。鈴コン分会は、特別な労働者ではありません。どこにでもいる普通の運転手の労働者の集まりです。分会会議が始まれば、激論になり。お酒を飲めばけんかもします。義理人情に熱い生コンドライバーたちです。

しかしいま、こういった労働者仲間が本音で語り、おかしいことに『おかしい』と言える人間的なつながりが奪われているのではないでしょうか。

・・・・・・・

鈴コンのような現場は度の職場でも同じなのです一見仕方がないようにみえる職場の現実でも。執念をもって闘えば状況が一変するのです。」

11・1集会で登壇した鈴コン分会、いつものような口調で「鈴コンファンの皆さん」で始まったが、訴えではキリリと決意固く、ビッと「職場に組合をつくって、ストライキで戦争を止めよう」と熱烈に呼びかけていました。

 ・・・・・・・・・・・・・・

「われわれは決して特別のことをしたのではない。普通の労働者が一人の仲間の解雇をも認めず、あきらめず、見捨てなかっただけだ。その闘いが今も脈々とわれわれ鈴コン分会には息づいている。われわれの日々の職場闘争は産別を越え、どこでも仲間とともに必ず労働組合をつくって闘うことができる。職場で仲間と一緒に闘うことは本当に楽しいものだ。

労働者の皆さん!非正規労働者でも職場で労働組合をつくって闘えば勝てる。どんな困難にも仲間を信じ、自分が負けないことだ。われわれ鈴コン分会の闘いはどこでも起こるし、誰にもできる。最初は、ただほんの少しの勇気と決断と仲間を信じきることから始まる。」

「いかなる戦争にも反対!」「国を守るな!命を守れ」「ストライキと国際連帯で戦争を止める!」

       11・1集会では、7月参院選が、真っ向から安倍政権の「戦争と非正規職化攻撃」を粉砕し、戦争・改憲絶対反対、ゼネストで社会を変える労働者の政党・政治勢力の断固たる登場をかちとる闘いとなることが、安保戦争法国会闘争の「次は何か」に関わる重大な決意として、鈴木達夫氏(憲法と人権の日弁連をめざす会・許すな改憲!大行動)の挑戦の決意表明として明らかにされました。

       鈴木達夫氏(弁護士)のアピールを転載で紹介します。以下にてごらんになれます。(←11月3日追記)

   ★鈴木達夫弁護士アピール

 http://hosei29.blog.shinobi.jp/Entry/5718/

 

      戦争が現実の問題になっている。戦争が国会から始まった―それが9月戦争法強行と国会闘争が明らかにしているすべてです。安倍をたおす!いかなる戦争にも絶対反対!労働者は戦争協力をストライキで拒否する!

      参院選に向けて日本共産党が「国民連合政府」提案の中で、「安保条約についてはこれまでの条約と法律の枠内で対応する。政権として安保条約廃棄をめざす措置はとらない」「日本に対する急迫不正の主権侵害に対しては、自衛隊法に基づいて自衛隊を活用するのは当然のこと」「日本に対する武力攻撃が発生した場合には日米安保条約第5条に基づいて、日本有事の対応として日米が共同対処する」と言明しています(10月15日志位委員長記者会見)。「戦争法反対の一点で一致して安倍政権をたおす」とあたかも戦争に共産党は反対しているかのようなふりをしているが、ここで押し出しているのは、率先して自国政府(安倍政権)の戦争に積極的に協力するということ、これを日米政府財界に表明しているということです。

      日米政府が朝鮮侵略戦争の共同作戦体制を戦争法成立を決定的テコにして超実戦的に具体化している時労働者人民の反対を圧殺して自衛隊派兵、紛れもない戦争と戦争動員の先頭に立つということではありませんか。まさに国会闘争の裏切り以外の何ものでもありません。百万、千万の規模でやむにやまれぬ戦争ぜったい反対の真剣な決起が燃え上がっている中で、しかし、この日本共産党の裏切りと戦争協力の正体は必ずしも暴かれているわけではありません。職場・地域・街頭で、この日本共産党の大裏切りを徹底的に暴露し弾劾する闘い、共産党の制動と敵対を打ち破って、戦争協力絶対反対の闘いを大爆発させることが参院選の最大のテーマになります。この闘いは、職場・大学・街頭での反戦ストライキをめぐる激論・激突となります。勝負は「労働者の団結と戦争協力拒否、ストライキこそが戦争を止める」「国際連帯こそが戦争を止める」「国を守るな、命を守れ」です。

★☆★☆ 前掲本の詳細の紹介

『非正規が闘って、勝った!-生コン運転手たちの闘いの記録-』

 11・1集会 本『非正規が闘って、勝った!』を手に発言する鈴コン分会

 編集:東京西部ユニオン

   東京都杉並区天沼2-3-7 さかいビル2A

   http://www.seibu-union.org/

       電話 03-3220-7473 FAX 03-5930-6136

   Eメール seibu-union@mocha.ocn.ne.jp

 発行:合同会社 出版最前線

   東京都港区新橋2-8-16 石田ビル4F

   電話 03-3593-1058 FAX 03-3591-8226

 発売:星雲社

   東京都文京区大塚3-21-10

   電話 03-3947-1021  FAX 03-3947-1617

 ISBN978-4-86389-025-1

 C8797  ¥1200E

 

定価:1200円+税

 

 

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