すぎなみ民営化反対通信

東京・杉並発。「一人が万人のために、万人がひとりのために」をモットーに本当のことを伝え、共に歩んでいきたいと思います

破たんの挙句の2015年4月子育て新制度実施、安倍の安保・戦争国会、最末期新自由主義もろとも粉砕を

2014年12月31日 | アベノミクス版「子育て支援」批判

四月杉並区議選に児童館全廃阻止で全力で勝利し、安倍の4月子育て支援制度実施を打ち破って大反乱の口火を切ろう

  ★ 「子育て支援」のウソとだまし打ちの無責任看板はげ落ち、むきだしの民営化・非正規化で、子どもたちを残酷悲惨な犠牲に、女性を超低賃金酷使の非正規労働力に、労働者家族は高齢から若年まで貧困地獄へ!だって!!! ⇒冗談じゃない!
  ★ もはや黙っていない!「命よりカネ」「富める大企業と大金持ちにカネを回し、大減税。食うこと、生きることも厳しい労働者人民に無慈悲な増税と強搾取」のこの国の1%勢力をたおせ!私たちは職場でも地域でも、ましてや戦場で死ぬ、殺される、使い捨てられるわけにはいかない!
  ★ 新自由主義的資本主義の時代は終わった!次の社会・世界を担う若者と子どもの未来のことなどどうなってもかまわないという政府・政治家、目先の、そして永遠の「カネがすべて」の資本家にもう社会をいいようにさせない!社会は99%の私たちのものだ。私たちに権力をよこせ!連中に奪われたすべてを取り戻し、労働者中心、人間主体の社会につくりかえよう!


安倍はじめこの国の政府財界は、子どものために動かすカネはないという考え
  (1) この4年と6カ月の間、民主党政権(菅政権・野田政権)、自民党(自公)政権(安倍政権)は子育て支援、子育てと就労の両立を看板に掲げ続けてきた。鳴り物入りで「子ども子育て新システム」を民主党政権が打ち出し、「税・社会保障一体改革」自公民合意で2015年新制度実施を国会に通し、安倍自民党政権下で「子育て支援・待機児童解消加速」を看板に、2015年を待たず前倒し、「保育所待機解消に保育受け皿40万人増」「学童保育待機解消に学童保育定員枠30万人増、放課後子ども教室2万箇所への倍増」の数値目標を掲げてきた。それでどうなったか?何か「進捗」はあったのか?

  (2) いかなる「進捗」もない。宣言した政府「数値目標」に対する現在的「達成」数値の報告もない。二桁の万単位の目標を繰り返し言っていれば、ごまかせるとでも思っているのか!安倍は、「税・社会保障改革一体改革」法に基づく10%消費税の実施の1年半の延期によって、「税・社会保障改革一体改革」自公民合意・法制化に明記した「子育て支援」への10%増税分からの7000億円の投入も1年半先延ばしにした。

  (3) 仮に消費税率10%となっても、「子育て支援」で国が想定している必要額に4000億円不足を生じるということは、民主党政権時代から今の自民党政権にいたるまで一貫して政府国会答弁で明らかにされていることだ。安倍・自公もこのことは百も承知している。そもそも10%消費税で捻出できる「子育て支援」国費は7000億円で必要な規模に逆立ちしても4000億円たらないということが国会で最初に明らかになったのは民主党・安住財務大臣の公明党・松あきら質問への答弁だ。以来、10%税率への消費増税で「子育て支援」に充てられるのは7000億円という枠が継承され不変のものとされている。この国は「子育て支援」にはそれ以上のカネを追加的に注がないということだけが確認され、そのうえで、デタラメな「数値目標」だけが並べられ、実際には「子育て支援・待機児童解消」にはいかなる政策努力も政府責任もとらなかったということだ。4年6カ月!である。

  (4) 安倍首相は、2014年12月衆院選後の第三次安倍政権発足に際して「10%への消費税率引き上げは延期したが、子育て支援は我が国の将来にとって喫緊の重大問題であり、全力で政権として取り組む」とまたぞろアナウンスしている。しかも「子育て支援で新たな国債は発行せず、医療費の削減、介護報酬の引き下げ、生活保護費の効率化で賄う」としている。それも7000億円が基準額で、足らずの4000億円とされている不足は頬かむりしている。同様の議論はこの数年間何回も繰り返されてきた。これは、何もやらないか、社会保障費の全体としての底下げ(削減)ということだ。

  (5) これは政府財界の根本的な考え方と勝手で一方的な都合によるものだ。ふざけるな。1200兆円になんなんとする世界最大の借金国(ギリシャどころではないGPD比243%の債務比率)といえどもカネはあるところには屋上屋を超す340兆円もの大企業の内部留保として隠され、労働者人民の食っていけない貧困地獄をよそにどんどん膨れ上がっている。オリンピックに関連予算も含めれば兆のケタのカネをつぎ込むこの国は、国自身が算定する1兆1000億円の「子育て支援」費に、「いまは増税実施までとても7000億円も準備できない。やるとしたら他の社会保障費を削減しそれを回すしかない。足らずの4000億円については10%実施後の消費税再増税によるしかない」と言っているのだ。


  (6) 保育所待機にしても学童保育待機にしても、財界と政府の10割非正規化の雇用政策、超低賃金不安定非正規雇用への労働力動員政策、女性労働力の超廉価な動員政策のもとで、不可避につくりだされているものだ。貧困地獄のもとで働くしかない、しかし、子どもを預けるところがない、この非正規共働き労働者世帯の苦しみと叫びを何だと思っているのか。労働者の労働でまわっているのがこの社会だ。労働者人民の血税によって養われているのがこの国であり、政府だ。こんな国とそれを牛耳る財界・企業・政府・政治家はうちたおし、私たちがとってかわって、労働者人民、子どもたちが人間らしく生きられ、人間として育っていける社会につくりかえるしかない。

 (7) 「子ども・子育て支援」「待機児童解消」の看板は完全にはげ落ち、大ウソとだまし打ちは完全にあからさまになった。ここでは細々としたああだこうだは枚挙にいとまがないが、結論的に確認しておこう。

  ① もともとの「子ども・子育て支援」関連法の目玉であった幼保連携認定こども園はどうなっているか?

  2015年度実施までに2年間で2000達成の目標値は6割前後。しかも、いったん認定こども園への移行を決めた園が1割超辞退している。こんな制度には経営上も運営上もいかなる希望も持てない、やっていけないというのが、これまで幼稚園や保育園を経営・運営してきた施設当事者の端的な意見・所感だということだ。移行した園には手厚い補助を継続するという幼保連携認定こども園と政府新制度への移行への利益誘導、移行しない園には補助金交付打ち切りという脅しで進められてきたが、実施を前に、また実施後も辞退、拒否は相次ぎ激増する。根本に、園経営者・運営者の危惧とともに、何よりも園で働く職員、園に子どもを預ける親たちの怒りと危機感がある。実施・強行しても、ボロボロに形がい化し、頓挫する。新制度とはそういう代物だということだ。

  ② 新制度に向かう以前に、保育の規制緩和と民営化の動いの中で顕著になっていたが、新制度実施を前に保育事故はけた違いに激増している。


  厚生労働省の発表は、アンケート調査への回答があったものだけであり、総数・全体像はもっと件数は多いと考えられるが、2013年に認可保育所等の保育施設で起きた重大事故は年間162件にも上り、2010年の3倍以上となっている。そのうち死亡事故は19件であり、年々増加している。放課後小学生を預かる学童保育でも、毎年200件を超える事故の発生が続いている。幼児が昼寝中に心肺停止になった、おやつの白玉団子を喉に詰まらせた、川での水遊び中に流された、・・・・こういった事故が増えている。保育所や幼稚園、学童クラブでの事故の頻発は、職員のせいや職員への教育不足のせいではない。定員を超える園児数や職員数の規制緩和、パート・アルバイトのシフト・ローテーション制で低賃金非正規で職員を確保すること、就労している職員もダブルジョブ・トリプルジョブで疲労困憊の中で「かたときも目を離せない子どもたち」に目が届かない現実が、過酷劣悪な労働条件のもとで起きているからである。あいつぐ命の事故、重大事故、園の安全崩壊は、規制緩和、民営化、非正規化からひき起こされている。


写真:日比谷野外音楽堂埋め尽くした「子ども子育て支援新システムNOの大集会
   政府の方針は、公立認可保育所の拡充・増設ではない。政府の方針は、公立保育所の廃止・民営化であり、株式会社立の大型認可保育園の促進、大型の幼保連携認定こども園の拡大、保育ルーム・保育ママを中心とした認可外小規模保育(施設保育ならざる密室保育)の促進による待機児童解消の受け皿づくりであり、保育者の資格要件の全面的規制緩和(ごく短期間の研修受講)である。放課後学童保育については、児童館を廃止し、学童クラブと放課後子ども事業を一括して、小学校の放課後子ども教室に統合し、民間委託のもとで子どもを放課後空き教室にとじこめるというものだ。幼稚園も保育園もこども園も、学童保育も、新制度のもとで、子どもたちにとって、より危険な場所となる。

   安倍は、2013年4月の成長戦略スピーチのトップで、「子育て支援・待機児童解消加速」を掲げ、要は「やるかやらないかだ」「ありとあらゆる政策手段を動員して女性の就労支援と待機児童解消を果たす」として「空きビルの活用はじめ何でもやる」と言い、2014年の「小1の壁の突破、30代~40代の女性の就労支援が成長戦略の成功のカギ」の力説で「学童保育30万人増、放課後子ども教室倍増」方針を打ち出した際も「空き教室の利用」と言っている。安倍の眼中には子どもたちの姿はない。あるのは「子どもを放り込む入れもの(場所)さえあればいい、入れものつくらせるから、四の五
の言わずに女性は働きに出ろ」ということだけである。しかも、株式会社の民営保育にせよ、無認可民間保育にせよ、非正規世帯の収入では保育料に手が届かない。これほど無責任な「子育て支援」があるか。子どもは人間だ。わが子を危険がある場所に預けようとか、子どもを教室に閉じ込めておけば安心だ」などという親がどこにいるか。子どもはモノじゃない。もっとも保育、学童保育を必要としている、そして働かなくては生きていけない非正規共働き世帯が、その保育を切り捨てられ、あるいは犠牲になれと、奪われている。

 ③ それでは、この「子育て支援」で「子育てと就労の両立」は進んでいるか?

 まったく目に見える「進捗」はない。起きている現実は、この新制度が準備する「名ばかり保育」では安心してわが子をそこに預けることはできないからであり、また準備された「名ばかり保育」もみな有料高額で、非正規世帯やひとり親世帯には経済的理由から手が届かないからだ。確かにM字型カーブといわれる、これまで就労率が低かった女性の30代・40代の就労人口は微増した。しかしきわめて不安定な非正規不規則就労が増えたに過ぎない。
この中で鋭く突き出されている重大問題とは、
  第一に、爪に灯をともすような乏しい生計の中で貧しくとも入れられる公立認可保育所への入所を絶望的に希望して待機耐乏生活でしのいでいる世帯が増えていることであり、
  第二に、同じ生活困窮状況下で、どんな劣悪でもとにもかくにも食うためには一時預かりであれ密室保育であれ、子どもをそこに預けて就労せざるを得ない世帯も増えていることであり、そうした世帯では、親子が同じ食卓につくことはなく、親子が一緒にいるのは預けるまでと家に帰るまでと寝る時間だけという対話も遊びもない深刻な状態が起きている。
  第三に、今や2千万人を超え、ますます増えるばかりの、そして財界・企業も国も労働力を全部非正規にするまで増やす方針である非正規労働者は保育がもっとも切実に必要としている膨大な層であるにもかかわらず、口先は別として保育をきりすてられているということであり、
  第四に、この現状の中で、若い世代は結婚も子どもをつくることもあきらめざるを得ない非人間的な現実が社会的にひろがっていることだ。

  人間社会は、自分と他人とその生活を生産・再生産することによって、人類として社会たりえている。それが自分自身が食うこともままならず、子どもを作ることも育てることも絶望的な閉塞状態に「命よりカネが全て」の新自由主義的資本主義によって直面させられている。利潤を産む(カネ儲け)がすべての資本とその人格的表現である資本家階級にとっては、わが世の際限なき富の独占がすべてでそれを維持し護持するためには99%の人々の生き死にや貧困地獄などどうでもいいことで、挙句の果ての戦争に突き進んでも次世代や人類の未来のことなどどうでもいいのだろうが、私たちはそうはならない。私たちには贅沢や強欲は縁がないが、生きる必要があり権利があるのだ。人間史、人類史がここで資本家たちのせいで幕を閉じることなど起こしてはならないし、絶対にそうはならないし、そうはさせない。新自由主義的資本主義こそ、こうして貧困地獄と戦争と未来の担い手である子どもたちを犠牲にする子殺しによって、私たちに重大な歴史選択、それも人類の歴史が続けられるかどうかという意味で、新しい人類史の扉を開けろと促迫している。人間社会は、社会をまわし動かしている労働者階級を中心にして、もはやつくりかえるしかない。


「もっと低賃金の労働力が必要だ、女性労働力を非正規で極限的に動員することによってしか利潤はあがらない」―これが「子育て支援・待機児童解消」の正体。子ども・保育をダシに使って、企業のカネ儲けのために強搾取と福祉撲滅・民営化、さらに子ども支配の国家主義教育めざす!
  
 (1) 民主党が政権担当時に打ち出した「子ども子育て新システム」要綱は、「成長戦略と連携し」「新たな雇用とマーケットの創出」という二つのサブタイトルで出されたものだ。御手洗経団連が準備した産業構造審議会答申がベースだ。
 以来、菅、野田(以上民主党政権)、安倍第一次~第三次政権が目玉政策としてきた「子育て支援」は、安倍第一次政権時の安倍首相「成長戦略スピーチ」はじめ「学童30万人増・放課後子ども教室2万確保・倍増」宣言まですべて「成長戦略」とリンクして打ち出されてきた。

 (2) 政府財界にとって、「子どもの安心・安全」「子育て支援」「待機児童解消」など口先・名ばかりであって、基軸、核心は、大恐慌・大不況下で没落から再生するための企業の利潤向上のためには、労働条件の切り下げ、労働力のほとんど10割を非正規雇用にすることが戦略とされ、そのカギは廉価労働力としての女性を超低賃金非正規雇用に動員することであり(「子ども子育て支援新システム」がいう「雇用の創出」とはこのことだ!)、労働者派遣法の派遣26業種を規制撤廃し、男女を問わず生涯非正規で使いまわし使い捨て自由にすることであり、労働組合を解体・一掃することであった。

 (3) 公務員労働者・自治体労働者の団結、保育労働者・児童館労働者の団結によって守られてきた保育・学童保育(社会保障・福祉の最後の砦)を解体・廃止し、労働組合もろとも児童福祉を廃止し、株式会社を全面的に参入させカネ儲けビジネスとして展開させる(「子ども子育て支援新システム」がいう「マーケット(市場)の創出」とはこのことだ!)、つまり、保育のまるごと民営化であった。

 (4) しかも、新制度の実施開始を前ににわかに前面化した児童館廃止・学童保育解体、小学校での放課後子ども教室への統合で明らかになったことは、これまで児童福祉法による福祉実施として行われてきた学童保育をなくし、学校基本法による小学校・放課後子ども教室へ統合することで、児童福祉そのものを撲滅・解体・廃止することだった。(杉並区の田中区政が施設再編整備計画による区立施設の廃止、売却・転用、民営化の最大の実体となっている42児童館の全廃と小学校への学童機能の移転はその先端である。)ここでハッキリ確認すべきことは、「子育て支援関連法」の核心の一つである幼保連携認定こども園は、幼保一体型、幼稚園型、保育所型の3形態としているが、これは、0~2歳児保育の保育所型への特化以外は、児童福祉法ではなく学校教育法に基づくものとして再編させるものだということだ。核心は、小学校就学前の3~5歳児については、学童保育を小学校子ども教室への統合によって廃止し、福祉ではなく教育に変えるのと同様に、3~5歳児を児童福祉の対象ではなく、学校教育の中にくみこむということなのである。

 (5) ここに0~2歳児保育の株式会社への開放・民営化、3~5歳保育の幼保一体型・公私連携型幼保連携認定こども園と学童保育の小学校への統合と民間委託・民営化という新制度法実施の行き着く先、この国の政財界が狙う正体が確定する。待機児童をどう解消するのか、財源があるのか等々、ああだ、こうだの議論の大紛糾がありながら、安倍政権が一向に何の手も打たないのは、この隠された正体があるからだ。幼保一体型・公私連携型幼保連携認定こども園は、民設民営化であり、国費補助は必要なく、放課後子ども教室も小学校の活用で民間委託だから国費補助は必要ないからである。経営や運営は民間企業が行い、施設にはまさに子どもを放り込むだけでよいからである。保育園や幼稚園の創始者と言われるフレーベルやロバート・オウエンは子どもの自然との触れあい、自由遊びの重要性、その中での子どもの成長を重視した。

写真:児童館行事

子どもたちは、入れものに放り込む、学校にとじこめ、そのいれものさえあればいい、という「子育て新制度」はその対極・反対物であり、子どもたちから自由を奪い、遊びを奪い、学校教育の監視・おしつけのもとに子どもたちを閉じ込めるものだ。子どもたちの健やかでのびのびとした成長は圧殺の対象であり、そこは子どもたちが自分たちの居場所と実感できる居場所ではない。そこは子どもたちの自由を抑圧し、監視する、暗欝たる行きたくない場所となる。安倍ら政財界は、むしろ、そうした教育環境こそ、やれ自由だ、やれ遊びだという子どもたちを強制に殉じさせる秩序であり、幼い時からこの国を守る気概を植え付けるのに格好の環境だと国家主義的にこのプランの制度実施に血道をあげている。

 (6) 麻生太郎の「子を産まない女が悪い」という大暴言は、この国家主義的な「子ども支配」「子ども教育」と表裏一体の本音である。子どもをつくらない、子どもをつくれないという世帯、これでは結婚もできない、結婚しても夫婦非正規共働きで生計費やっとの現実では子どもをつくれないと結婚をあきらめている青年が圧倒的に増えているのは、新自由主義の国策で政財界がつくりだしている現実だ。その張本人の政界の大ボスが恫喝まがいの言辞で「産めよ増やせよ」と言っているのだ。「お国のために、子どもをつくれ」というのと、「お国のために、子どもを産んで、子どもは国の新制度に委ね、就労して、お国のために働け」というのはイコールだ。

 (7) すべてのウソ看板がはぎ落された中で、始まっているのはむきだしの激突だ。公的保育廃止・民営化、児童館全廃・学童保育廃止・民営化との闘いは、非正規労働者世帯の死活を賭けた闘いであり、子どもたちの自由と命と未来の懸った闘いであり、保育労働者、自治体労働者のおのれの職場と仕事、自分の首が懸った闘い、使命と誇りを賭けた闘いであり、地域・住民にとっても保育園・児童館という地域コミュニティ拠点の存亡を賭けた闘いである。2015年新制度実施に断固たる抗議と絶対反対、安倍政権たおせの闘いに立とう。



安倍の4月子育て支援新制度実施に対し、杉並から児童館全廃ぜったい阻止、安倍たおせ、田中区政たおせの大闘争で大反乱の口火を切ろう!

写真:荻窪駅南口のあんさんぶる荻窪

 ここでは詳述しないが、正規250名・非正規250名の職員が職員の団結と住民との連帯で守り抜いてきた児童館42館の全廃が、田中区政の「区立施設再編整備計画」(例外なき廃止、売却・転用、多機能化・複合化、民営化)の最大の攻撃として開始されている。しかも、それは麻生財務大臣と田中区長のあんさんぶる荻窪と荻窪税務署の資産交換の「最終合意」による強行計画のもとで、あんさんぶる荻窪内にある杉並区内最大の児童館、荻窪北児童館の廃止、2年後に改築工事を急きょ決定した桃井第二小学校の工事中にその同じ現場の仮設校舎内への学童クラブの移転を最大の突破口にしようとしている。

写真:あんさんぶる荻窪の二階にある荻窪北児童館
  2013年の荻窪北児童館総利用者数は年間5万7675名、学童クラブ利用児童数は年間1万4785名だ。区議会は麻生・田中談合による「最終合意」の発表があった全員協議会でこれに異議や抗議を申し立てる議員がひとりもいないオール与党で荻窪北児童館廃止にもあんさんぶる廃止にも全面的に協力している。杉並区職労児童館学童保育分会は児童館全廃に対する反対を決議して闘っており、区立施設再編整備計画の攻防の帰趨と荻窪駅南北再開発がらみの田中区政の住民無視・子どもの居場所(児童館)廃止のあんさんぶる荻窪廃止・荻窪北児童館廃止に区民の鋭い反撃が区議会の翼賛に屈せず、開始されている。2016年3月第1回区議会定例会に区はあんさんぶる荻窪と荻窪税務署の交換に係る条例案を提出するとしている。


  2015年は、あんさんぶる荻窪の存続か廃止か、荻窪北児童館廃止・桃井第二小学校への学童機能移転か、その阻止かを賭けた攻防となることは必至である。その来春4月には統一地方選(杉並区議選)が実施される。4月杉並区議選をあんさんぶる荻窪・荻窪税務署交換ぜったい反対、児童館全廃阻止、施設再編整備計画ぜったい反対の闘い、安倍たおせ、杉並の安倍=田中区政たおせの闘いで大爆発させ、児童館全廃反対の議員を圧倒的支持で翼賛議会打ち破る絶対反対派として送りこみ、空前の大運動をまきおこそう。2015年、大反乱・大運動へ!

(※杉並区の児童館全廃・施設再編整備計画との闘い、あんさんぶる荻窪廃止との闘いについては、当通信のカテゴリーで各記事をごらんください。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本太郎さんは自ら人生(生き方)を変えた2011年3・11福島原発事故の原点を変えてはならない

2014年12月27日 | ロングラン企画・山本太郎さんとともに
新党「生活の党と山本太郎とその仲間たち」の結成のニュースに接して思うこと

 今朝(12月27日)12月26日、山本太郎参議院議員(俳優)が、生活の党(小沢一郎代表)とともに新党「生活の党と山本太郎とその仲間たち」を結成するとのニュースに接した。帰宅後、山本太郎オフィシャルブログ(12月26日付け『』野良犬を保護』)で、ニュースが事実であり、山本太郎さんが参議院(いな衆参両院すなわち翼賛国会という「反動の巣窟)での「たったひとりの闘い」」の議員活動と新党ひとりひとりとしての選挙戦の応援での苦闘と困難の中から、何を思い、どう考え、今回の“選択(判断)”に至ったのかのおおよその経緯は「わかった」。
 「わかった」とは、了解したという意味では無論ない。山本太郎参議院議員は来年通常国会開会前に正式に見解を明らかにすると前掲オフィシャルブログで述べているので、その会見なりネットでの公表を待って、「ロングラン企画・山本太郎さんとともに」(カテゴリーのタイトル)を掲載してきた当通信としての見解を明らかにすべきだろうが、多くの人々に驚きと衝撃をもたらしていることも推測に難くないので、現時点においても明確にすべき点については、山本太郎さんと山本太郎さんとともに闘ってきた人々にお伝えしておきたい。

「本当のことを言って何か不都合でも?」、そのために山本太郎さんが国会に乗り込んだこと、その原点に3・11を凝視し、生き方を変えた決意を忘れてはならない。たった一人でも立ちあがったその行動と訴えが何十万何百万という人々の共感を呼び起こし、行動をつくりだしたのである。


  収入の道が途絶えようと山本太郎さんが声をあげたのは、山本太郎さん自身が言ったとおり、2011年3・11福島原発事故と放射線被ばくを凝視したとき何をなすべきか、どう生きるべきか、生き抜くために何が求められているか、ということからだった。政治休戦、自粛ムードで全政党も労組も声をあげない中で、その重圧を打ち破って決基したのは動労千葉、動労水戸を先頭とした闘う労働組合とヒロシマ、ナガサキからの決起、そして何よりも、原水禁運動・反核運動発祥の地である杉並での青年・アーチストによる4・10高円寺「原発ヤメロ」1万5千人デモの爆発だった。山本太郎さんは、生まれて初めてのデモに、この4・10高円寺デモで参加したのである。山本太郎さんは「大きな勇気をもらった」と述懐している。山本太郎さんの「生き方を変えての闘い」がそこから始まった。そして文科省の校庭・園庭20㍉シーベルト基準の一方的通達に対して、福島の母親たちとともに「放射能から子どもを守れ」を掲げて真向から抗議・20㍉シーベルト撤回の先頭に立ち、玄海原発再稼働の動きに対する佐賀県庁への抗議行動の最先頭に立ち、「命よりカネ」「子どもの命・未来より原子力推進」に闘いを挑んだ。チェルノブイリにも足を運び、脱被ばく、子どもの命を守れの闘いの先頭に立ち続け、さようなら原発1000万人アクション、官邸前・国会前抗議の先頭に立った。そして2012年12月衆院選に「被ばくさせない」を掲げて、自民党と石原ファミリ―の牙城・東京8区(杉並)で挑戦した。「本当のことを言って不都合でも?」の精神で、すべて具体的に訴え、放射線被ばく・放射能汚染を語り、若者の貧困を語り、憲法改悪・戦争・徴兵制を語り、駅頭・街頭で共感と支持を生みだした闘いは、石原のぶてるを追い上げ、当選には至らなかったが、7万を超える大得票を得て、7ヶ月後の参院選では東京都選挙区で70万になんなんとする得票で見事に当選を果たした。既存の政党が決して語らず隠し、ごまかしている真実を恐れず暴露し、一緒に変えようと訴えるまっすぐな主張が、若者はじめ多くの人々の怒りと結合した時、「声をあげ立ち上がれば社会は変えられる」という希望が百万人、千万人の規模でこじあけられた。誰しも思ったことは「国会で多数をとって悪法をとめ、世の中が変わる」ということではない。そうではない。自分たちの怒り、うめき、苦しみを体現し国会を暴露・抗議の演壇にし、一緒に闘ってくれる「本気で闘う議員」をついに自分たちが持った、闘えば世の中を変えられるという実感だ。この参院選・山本太郎選挙闘争の勝利は、とりわけ青年労働者と福島の人々を勇気づけた。

  山本太郎議員に対しては、この闘いが新たな大爆発に転化していくことを恐れて、ありとあらゆる報復と重圧が加えられた。しかし、山本太郎議員は、福島の惨状を訴える園遊会「天皇直訴」への翼賛国会の処分策動と極右の脅迫にも屈せず、福島きりすての2020年東京オリンピック招致・開催に対する国会翼賛決議にもただ一人、反対票を投じ、今秋11月のテロリスト支援資産凍結法案に対しても、ただ一人、反対討論に立ち、反対票を投じた。
  これらの山本太郎さんの闘いは、決して「たったひとり」ではなかった。国会での「たった一人の闘い」は国会外の全国各地、いな全世界の数百万、数千万、数億人、・・・99%人々の怒りと闘いとひとつである。山本太郎議員の「国会でのたった一人の闘い」は、母なる大地、労働者農民漁民市民学生、子どもたち女性、高齢者、すなわちこの世の中を動かし社会を回し、社会を支えている労働者人民が生み出した。父なる歴史、血と涙と汗でつづられた、人々の怒りと叫び、悔しさ、苦しみ、団結・連帯と希望のすべてが刻み込まれた歴史が生み出した。この大地に立って、この歴史の転換点で、山本太郎議員は、自らが切り開いてきた地平に誇りと確信をもってもらいたい。

   山本太郎オフィシャルブログに「野良犬」という言葉が出てきたとき、「国会内でたった一人の闘い」、「参議院内閣委員会でしか質問権がない苦闘」の「厳しさ」に思いをはせた。だが、決起の原点もそれに立って、時に激しく時に黙々と原点を貫いてきたことに何一つ間違いもない、そればかりか、「たった一人」でも敢然と本当のことを言い続けてきたことが、どれほど人々に声をあげ立ちあがる勇気を呼び覚まし、無数の無限の「たったひとり」「ひとりひとり」の行動を職場や地域でつくりだし、その「一人の決起」が無数の、無限の決起として広がっているかに、確信をもってもらいたい。大切なことは、このことではないだろうか。

   冷静によく考えれば「国会でのたったひとり」は、居場所のない「野良犬」どころか、現状では、山本太郎さんが「国会議員は何やってんだよ、けつをけりあげてやる」と言っていた翼賛国会の翼賛政党の影響からいかに自由であり、いかに労働者人民の味方、労働者人民、99%勢力の代表であるか、をもっともわかりやすく示す、誇りとし、確信とすべきことではないだろうか。


   「野良犬を保護」などと言うべきではない。そもそも、居場所がないなどともいうべきではない。山本太郎さんは幾百万幾千万の人々の中にこそ居場所がある。

   子細は、通常国会前の会見を聞いてからいうべきかもしれないが、現時点でもハッキリ言えることはある。


  (1)原点に立てば、「生活の党」(小沢一郎氏)は手を組める相手と考えられるか?>

  「生活の党」(小沢一郎代表)は、新党を結成する「共に手を組む」勢力なのか?山本太郎議員を「保護」したという小沢一郎氏は、政党・組織として「手を組める」相手なのか?
   山本太郎議員自身が一番わかるだろうが、小沢一郎氏を代表とする「生活の党」は、山本太郎議員がたった一人でも真向から反対した「2020年東京オリンピック」の招致・開催に全面的に賛成している。原発について、山本太郎議員が「被ばくさせない」と最重視している政策について、「生活の党」はエネルギー政策としては扱っても、被ばくの「ひ」の字も、放射能の「ほ」の字もない。政党とは、結社である。ミソもクソそも一緒くたのごった煮のようないい加減な現実が蔓延しているが、本来、政治家・議員にとっていっときの「止まり木」や「サバイバル」先,「ヤドカリ」の集合体でもない。綱領・政策が違っても「数の論理」が支配する議会では、「議席数が多い所にこしたことはない」というのであれば、それこそ与党に加わるしかない。根本理念で同志が結集するのである。労働者人民が喉から手が出るほど必要としているのは、そうした腐敗したオール与党の翼賛国会の既成政党ではない。これこそ自分たちの政党と言え、一緒に闘える党である。ともに闘ってくれる政党、労働者階級自身の政党、労働者を中心とした99%勢力の新しい政党ではないか。

  (2)小沢一郎氏はいかなる役割を果たしてきたか?
 
  翼賛政治といえば、現在の中心は、自民党、公明党の自公政権与党だが、そもそも、「生活の党」の小沢代表は、自民党でのしあがっただけでなく、自民党から飛び出した後、自由党代表として。公明党とのイチ(一)イチ(市)ラインで自自公連立政権をつくりだし、周辺事態法はじめ戦争法案からはじまって世に言う「トコロテン国会」で新自由主義の諸政策の法制上の源基となるような諸法案を「数の力」で百数十本通した翼賛政治の出発点をつくった張本人ではないか。さらに自民党政権の瓦解と民主党による政権交代の際には、小沢独裁といわれる権力の集中で、政治資金規正法違反事件捜査で没落するまでの間、「わが世の春」のように、民主党議員団四百名を引き連れ、訪中して権勢を誇示し、国内政治において、連合を通しての労働運動圧殺、公務員制度大改悪、「子ども子育て支援新システム」等々を財界と結託して、すすめてきた権力者そのものではないか。「たられば」話ではないが、そのまま小沢一郎が捜査にさらされることなく、民主党政権が続いていれば、小沢民主党が突き進んだであろう道は、ほとんど現在の安倍政治と違わないものとなっていたであろうものだ。小沢一郎氏が代表となっていた「生活の党」は先の衆院選で安全保障政策や原発政策、子ども子育て支援政策でどういうマニフエストを掲げたか。国連軍としての戦争は小沢氏の持論であるが、「生活の党」のマニフエストでも「慎重に」というだけで,いかなる戦争にも反対ではない。雇用政策については「非正規雇用に対する正規雇用の拡充」とどの政党も言っていることを掲げるだけで、中身は空無。子育て支援についても保育の民営化や学童保育・児童館の廃止について安倍政権の政策を批判するところは一言一句もない。極小野党に転落したから、「政権批判」を行い、「自公政権に対する野党の共闘、次の選挙で自民党にとってかわり得る議席数をとれる新たな政党」と言っているだけである。

 (3)求められているのは労働者人民の新たな政党、大企業・権力者ら1%勢力をたおし労働者を中心に人が人らしく生きられる社会をつくる政党

  どう見ても、どう考えても、この小沢氏の「生活の党」と「山本太郎さんと仲間たち」による新党結成は、山本太郎議員の選ぶべき選択ではない。「生活の党」の個々の議員が、安倍政治に対していかなる憤りを持っているか、どういう行動をとっているかはここでの直接の批判や言及・指摘の対象ではない。中にはなぜそこにいるのかが不思議なくらい反政府野党に徹しようとし、与党にタテをついて頑張ろうとしている議員もいないわけではない。ここで言いたいこと、伝えたいことは、政党の綱領の問題、99%の人々の安倍政治への怒りと危機感とともに一緒になって今の社会を変える、アベ政治を断ち切るために今求められていることは何かという問題である。原点に立って考えてもらいたい。戦争と貧困地獄の道を進むこの国をどうするのか。生きるための闘い、その武器としての団結体、組織、政党の問題である。私たちが子どもたちが明日生きるために求められていることは何か。山本太郎さんの生き方を変えての決起の原点も「たった一人の闘い」も何ら間違いではなかったし、数百万数千万の人々がそこに希望を見出し、新たな闘いへのうねりが職場・地域で始まっている。国会、議会から外に目を転じてもらいたい。どうか、母なる大地が山本太郎さんの全感情・全人生の根本にあり、父なる血と涙の闘いの歴史が山本太郎さんの全身と活動の中には刻み込まれていることをあらためて確認してもらいたい。山本太郎さんは決してひとりではない。

  2015年、2016年は、統一地方選挙、参院選、衆院選が相次いで予定されている。そして何よりも、アベノミクスが完全に吹っ飛び、戦争と貧困地獄を巡って生きるための闘いが嵐のように燃え上がっている新しい時代、激突の時代である。大恐慌下の恐慌と政治的社会的大動乱のさなかで「おしゃべり」とイス取りの談合と利権抗争、醜悪な権力抗争が延々と続く国会や地方議会が、職場でのストライキ、労働争議、街頭デモで包囲され、腐敗したおしゃべり議会と資本家の独裁権力に対して、労働者を中心にこう言ってよければ国民が総反乱をおこし、政府をたおし、議会もまた行動的な「人民の人民のための人民による政治」を自ら決定し実現し行使してゆく機関に転化する。時代はその扉を既に開いた。統一地方選明けの「安保法制国会」(戦争国会)に対して、空前の闘いが職場、政府・国会周辺、地域で燃え上がる。福島を切りすて、原発を再稼働する政府財界に対して絶対反対の闘いが2011年~2014年をはるかに上回る大規模行動として爆発する。自治体自身が、自らを解体し、労働者を解雇し、総非正規化・外注化・民営化し、福祉をすべて廃止し、地域を破壊し尽くすことに対して、国鉄闘争と並ぶ闘いが爆発する。どこもかしこもブラック企業と化した資本に対して非正規労働者が非正規職撤廃の闘いに労働争議にたちあがる。パリコンミューンのような闘いが、労働組合と地域運動から立ち上がろうとしている。アベ政治を断ちきる。アべ政権は終わった。アベのクビを取りに行こう。それは国会内の議席の数合わせで進む事態ではなく、職場、地域からの総反乱で実現される。山本太郎さんは決してひとりではないのである。
  そして、ここは杉並。山本太郎さんが生まれて初めてデモに立ち、生き方を変えた闘いの大地そのものだ。アべ政治とその先兵・民主党田中区政と自公民共諸会派総翼賛議会、労資協調区職労支配をうちやぶり、児童館全廃・全区立施設・全区事業の廃止、売却、民営化・外注化と国の「地方創生」「都市再生」の福祉切り捨て・地域破壊に労働組合運動と住民運動が必ず爆発する。この杉並の大地、そして福島の怒りの大地の闘いに確信をもってもらいたい。繰り返し確認したい。「殺処分」にされることはない。「殺処分」から山本太郎議員を守ってくれるのは、自党の浮揚のために「人寄せパンダ」がほしくて「保護」の「手」を差し伸べた「政治的利権生き残り願望政党」ではなく、山本太郎さんの闘いに共感し感動して自らも闘っている国会外の圧倒的労働者人民である。国会ライブ中継がある本会議での質問権は大きな武器だが、その質問権を得るために、山本太郎さんが支払う代償はあまりにも大きすぎる。山本太郎さんが「今は一人」でも不屈に闘う限り、百万、千万の人々が、山本太郎さんを支持しともに闘っていることを忘れないでほしい。批判や忠告の意見も寄せられているだろうが、「信じているよ」の声も寄せられているだろう。山本太郎さんは決してひとりではないのである。
  松明は掲げられた。かがり火も天を焦がすべくバチバチと燃えさかろうとしている。火の手は上がっている。
   当通信は、多くのひとびとがそうするだろうように、山本太郎さんを見守り、共に歩み、ともに闘い続けるという立場と気持ちで、「ロングラン企画・山本太郎さんとともに」を続けたいと心から思っている。束の間の連衡ではなく、団結して、生きられる社会のためにがんばろう。



//////////////////////////////////////////////////

12月26日山本太郎オフィシャルブログからの転載
野良犬を保護

今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。
いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)
来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、
制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、
との事です。
この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。

詳細はその時までお待ち下さい。
☆☆☆☆☆☆

新党を結成する事になった。
無所属だから応援していたのに、と言う方。
ごめんなさい。
一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。
政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、
委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、
政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、
などでもぶつけていきたい。
圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。

悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。
僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、
結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。
今までの政党の持つイメージを変えていきたい。

誰の為の政治を行うのか。
政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。
国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう

市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。
全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、
新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を
学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。

まずは、お知らせまで。

詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12・14衆院選の結果と大激突へ勝利の展望開いた東京8区(杉並)鈴木たつお選挙闘争の画期的地平

2014年12月15日 | 2014年12月衆院選でアベたおせ
衆院選・鈴木たつお氏の渾身の訴えと杉並16981票の「生き、たたかう」怒りの決起は、自民「291議席」の前に真正面から立ちふさがり、打ち倒す歴史的な橋頭保を打ちたてた
決定的に追いつめられているのはアベ政権です。戦争と貧困地獄の道進む自民「291議席」(自公326議席)と大政翼賛国会への全国の労働者人民の怒りは必ず杉並があげた火の手に続く2015年の大反乱となって爆発します。


   ウソとペテンを並べ立てて、アベ政権と財界が仕掛けた「この道」への白紙委任、戦争と貧困地獄の道に対して、衆院選結果は、これを信任したか?百パーセント、否である。全国の労働者農民漁民、中小零細業者、学生市民、女性・高齢者が大地を叩き、天にこぶしを突き上げて怒りの声をあげている。アベ政権が恐れているのはこの大反乱に向かう怒りである。24日に組閣される第三次安倍政権は、早晩この国民の怒りの大噴火で崩壊しうちたおされる。職場も工場も地域も街も村も、そこにいるのは、具体的な「命」であり「人間」であり「人生」であり「誇り」であり、抽象的な「国民」ではない。今日明日を必死になって働き、そこで貧困に苦しみ、うめき叫びをあげ、まともに人間らしく幸せに生きたいと願っている人々である。独裁者はいつの世も、この「生きたい」と願い、生き抜くために、たちあがった「99%の人々」によって打ち倒されてきた。第三次安倍政権は、国会でいつでも改憲可能な巨大与党の議席数を手にしたが、それこそ、独裁政権の崩壊の末期、標的として打ち倒されるべき政治家と1%にもみたない財界・企業・富裕層の資本家政府の最後の姿である。戦争と改憲、貧困地獄と生存権をめぐって必ず闘いは、職場で工場で地域で燃えあがる。

   アベ自民、自公が衆院選で大々的に振りまいた嘘八百のことごとくが、第三次アベ政権発足の瞬間から、画然と剥げ落ち、アベノミクスは大恐慌下の恐慌によって「粉砕」される。アベ自民党、財界自身がウソとペテンを総動員していることを百も承知で「景気回復、この道しかない」としてきたし、圧倒的大多数の人々がこの白々しいウソとペテンを直感的に見抜いていた。しかし、これから始まるその現実の瓦解、破たんは、ウソで飾られた政権公約の全面的崩壊(大裏切り)であり、「この道しかない」公約による衆院選渦中とは比べ物にはならない怒りの大爆発を引き起こす。もはやウソやペテンはいっさい通用しない。崩壊は一瞬のうちだ。言い訳は通らない。むきだしになる「この道」は戦争と改憲である。むきだしの激突が始まった。アベは、衆院選明け早くも、2015年を待たず、「この道」として「約束を果たす」⇒「閣議決定した集団的自衛権行使容認の安全保障法制整備」「原発再稼働」と自らむき出しの「この道」を、その長すぎる舌を伸ばして口にした。アベは終わった!来年1月開会の通常国会(安保法制国会)から4月統一地方選でアベの首を取りに行こう。

  この戦争政治とアベノミクスによる衆院選に対して、敢然とその正体を暴露し、アベ政治を断ち切って、労働者の団結を中心に新たな社会をつくりだそうと真向から訴えたのが東京8区・杉並での鈴木たつお氏の挑戦であり、その訴えに応え、戦争と貧困地獄に対して「生きるための闘い」として杉並区民の16981票の闘いが打ち抜かれた。この杉並の闘いは、これから始まる、否、既に始まっている大反乱で、その最先端において橋頭保を築いた。労働組合と闘う区民が、青年が、女性が、高齢者が、自公・民主党・共産党をものともせず、自らアベ政治を断ち切る決意で生き抜く反乱に立った。この団結こそ、戦争と改憲、貧困地獄を拒絶し、ひっくりかえすコンミューンに比すべき決起と言っても決して過言ではない。この16981人の決起の背後には、アベ政権と非和解で闘う怒りの福島、全区で自民党を叩き落とした怒りの沖縄、1億2千万人の99%の労働者人民がいる。

   12・13荻窪大集会で応援アピールに立った動労千葉の田中康宏委員長が、いま職場、地域で起きているひとつひとつを具体的に暴露し、「それは仕方のないことですか?違います」と逐一、訴え、呼びかけた。「声をあげ、こぶしをあげ、団結して立ち上がれば、この現実、このメチャクチャナ社会は変えられる」と訴えた。残酷極まりない地獄のような日々の現実に対して、絶望ではなく、根本から覆す、その生きるための反乱、大反乱が、杉並から始まった。鈴木たつお氏は「私はひとりではない」と言い切った。青年労働者が次々と決起し、自らアピールに立ち、地域の区民がマイクをとって訴えた。16981票の「生きるための闘い」の決起は、全国全世界にまたたく間に伝播している。アベ政権、財界、企業に対して、1%勢力に対して、独裁者に対して、最後に勝つのは私たち決意した99%勢力である。

   鈴木たつお氏の訴えと杉並16981票の決起は、石原のぶてるに大打撃をあたえるとともに、「野党共闘」なる民主党と中間諸政党・区内会派の無力性と裏切り性を暴き、共産党の敵対と抑圧を徹底的に暴いた。その闘いが、ほとばしるような青年労働者、地域の区民の決起を次々に生み出し、無数の感動的な場面を街宣でつくりだした。   
   ここは杉並である。この12・14衆院選・東京8区-杉並の闘いの地平は、さらに来春統一地方選(杉並区議選)にさらに鮮明で熱気あふれる歴史的闘いとして爆発する。自公民共の根がらみ翼賛の田中区政は「杉並のアベ政治」、児童館全廃ー区立施設廃止、売却・転用、民営化、職場破壊・非正規化、福祉きりすて・地域破壊に絶対反対で、第三次アベ政権の先兵との闘いとして、大爆発させよう。闘う労働組合と闘う地域住民運動の一体的闘いで田中区政たおせ。コンミューンの萌芽を打ち固め、力強く発展させ、鈴木たつお精神と区職場、区内職場、地域からの新しい団結と決起で大反乱を起こそう。新しい労働者人民の闘う政党はそこに屹立する。戦争・改憲と総非正規化・貧困地獄化のアベー葛西体制を根底から打ち倒す巨歩を、国鉄分割・民営化=JR体制への歴史的勝利勝ち取る闘い、おいつめられた「それしかない」自治体破壊・まるごと外注化・民営化・非正規化との激突、企業と国・自治体による地域破壊(地方自治体・地域消滅)・福祉(住民)きりすてに対する地域奪還の地域・住民運動の爆発で、2015年、切り開こう。2014年衆院選-鈴木たつお氏の訴えと杉並16981票の決起はその先陣における堂々の勝利だ。

(写真は転載:衆院選の最先頭に立った北島邦彦前杉並区議と鈴木たつお氏)

 さらに大胆に前へ進もう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日投票日。ここから変える!燃える杉並:12・13荻窪大集会。鈴木たつおとともにアベ政治を断ち切る!

2014年12月13日 | 2014年12月衆院選でアベたおせ


明日、衆院選投票日、戦争と貧困地獄を断ち切るのはあなたの1票、あなたの決意
 労働者が食うこともできない、若者が結婚もできない、高齢者が切り捨てられ孤独死を強いられる、ここまで社会を残酷でメチャクチャな地獄にした、すべて1%にもみたない大企業、銀行、政治家のカネ儲けと利権のためだ!これは仕方のないことか?そうではない!この腐りきった政治、99%の国民が際限のない貧困に苦しむ社会を、たったいまを限りに「終わりにしよう」と私たちが決意し、決断することだ。それがこの衆院選だ。鈴木たつお候補を国会に送り、鈴木たつおとともに、私たちの怒りと希望をまっこうからかざして労働者人民の新しい政党をつくろう!


職場でたたかう青年労働者が「この人しかいない」と熱烈に訴え

アベの「この道(戦争・貧困地獄)しかない」に真向から宣言、「この人(鈴木たつお)しかない」「アベの『この道』断ち切るために、声をあげ、こぶしをあげ、鈴木たつお先頭に労働者人民の怒りと団結で私たちが生きられる社会に作り直そう」






上の写真:心、魂を揺さぶる渾身の応援演説でした。動労千葉田中康宏委員長、動労水戸辻川慎一委員長

「この人しかいない!」

追記:12・13荻窪大集会ダイジェスト動画


https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=hK3jOFoyMJQ


⇓動画;鈴木たつお候補の荻窪1000名大集会での訴え
https://www.youtube.com/watch?v=1XhpbZvm1Iw&feature=player_detailpage

【再録:「鈴木たつお候補の主張】
私は弁護士として24年間、あらゆる分野の法律事件を手がけてきました。
とくに刑事事件ではこの社会の崩壊を感じざるを得ません。
親が子を、子が親を、老老介護の夫婦が…。ほとんどが貧困に行き着きます。
そして労働事件です。非正規職の労働者の状況は残酷です。
過労死寸前の長時間勤務。残業代もきちんと払われない。
一言でも文句をいえば「明日から来なくてよい」。
結婚して子を持つことは到底考えられない低賃金。
これらは「規制ルール」などでは絶対に解決できません。
「1%」の資本家の利益で動く政治を、根底から変えるしかありません。
私一人でそれができるだろうか。
私には、闘うJR労働者や非正規ユニオンの、深く職場に根をはった広範な支持があります。
大学キャンパスで闘う全国の学生たちの、心強い支持があります。
私も生徒会書記長(新宿高校)として参加した、この杉並の地で始まった原水禁運動も含め、戦後2.1 スト以来、汗と団結でつづられた労働者民衆の誇り高い闘いの歴史が、私の背後には存在します。
この怒りを体現して、労働者民衆の声を国会にとどろかせ、労働者が主人公の社会を建設する水路を切り開きたい。

私は一人ではない!


※本記事の写真、画像は一部を除き、基本的に「生きる権利を!鈴木たつおとともに歩む会の公式hp」からの転載です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍・自民党をぶっとばせ、13日17時~20時荻窪駅北口10000人大集会へ

2014年12月12日 | 2014年12月衆院選でアベたおせ


安倍・自民党をぶっとばせ
10000人大集会@荻窪駅北口 明日13日17時~20時
行くぞ国会 たおせ石原のぶてる

この人しかいない!


12月14日投票日は、私たち自身がアベ戦争政治断ち切る日です。
戦争ぜったい反対 非正規職撤廃 生きさせろ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民主党・共産党は杉並で何をやっているか?児童館廃止、区立施設売却・転用・民営化で根がらみ翼賛

2014年12月09日 | 2014年12月衆院選でアベたおせ
鈴木たつお候補の主張

■アベノミクスと戦争に絶対反対!
■アベノミクスは、貧困と首切りと非正規職、戦争への道だ! 沖縄・辺野古新基地絶 対阻止!
憲法改悪、集団的自衛権の行使はさせない。三里塚農民からの土地取り上げ許さない。

■福島の怒りとともに反原発!■
川内原発の再稼働絶対阻止! 全原発の廃炉を。福島県民の被ばく・避難生活に対して、「避難・保養・医療」の充実をかちとろう。

■労働者は奴隷じゃない!■
非正規職撤廃・「生涯派遣」法を葬ろう!
民営化・外注化反対! 労働組合をよみがえらせよう。

■消費税は全廃!■
医療・介護・年金を奪うな!
保育園民営化と児童館廃止に反対!
貧困を強いるこの社会を変えよう。

■公安の弾圧と闘う■
秘密保護法反対! 盗聴の拡大を認めない。
無実の星野文昭さんを取り戻そう。
現代の赤紙=裁判員制度即時廃止


 14日の投票日まで実質あと四日の終盤戦に入りました。直に鈴木たつお氏の主張を聴いてください。「アベたおせ」をはじめとした鮮明なアベ政治を断ち切るスローガンののぼり旗、ピンクの上衣の若者街宣隊を駅頭で見かけたら、それが鈴木たつお街宣です。街宣予定等、日々の報道は上記HPでご確認ください。
http://suzutatsu.main.jp/


民主党・田中区政は「杉並のアベ政治」そのもの!杉並区長は民主党・田中良、杉並区政は自公民と共産党が一体となった四悪翼賛体制で児童館全館廃止を突破口にして区立施設軒並み廃止、売却、転用、民営化、職員解雇と職場破壊、福祉きりすて、再開発・地域破壊でアベ政治の先兵になっています。
 私たち労働者住民にとって一歩も譲れない、この田中区政との攻防の渦中で杉並で衆院選に候補を立てた以上、田中区政のもとで民主党と共産党が果たしている全面的協力、自公民共=杉並四悪大政翼賛政治についてこの衆院選で触れないではいられません。


(写真は、2014年6月29日実施の杉並区長選で6月22日田中良現区長候補の出陣式が
阿佐ヶ谷パールセンター街の選挙事務所で行われた出陣式に民主党副代表として応援にかけつけた円より子氏。円より子HPでは「私 円の日本新党以来の同志」と記されている。)

   田中良区長民主党。リョウではなくてワルと読み変えましょう。山田宏前区長のいわゆる山田区政から田中区政になった直後はともかく、今では、職員も住民も「ワル」「腹黒」「狡猾」と言う人が増えています))はこのかん何をやってきたのか?
  枚挙にいとまがないメチャクチャなことをやっているが、ここではわかりやすくするために、児童館全廃・区立施設再編整備計画の事実経過を追って、いま杉並区政がどういう構造になっているか、今回記事では集中的に取り上げたい。この事実をお読みになれば、アベ自民党(自公)を一見批判しているかのようによそおっている民主党も、真向から対決すると言っている共産党も、自公民と共産党が根がらみ翼賛化し、団子になっていることがよく見え、とりわけ杉並では、自公民をベースに、民主党・共産党が決して対立しない癒着・蜜月関係で議会政策と組合対策(労資協調・組合破壊、民営化・非正規化、正規・非正規分断と格差拡大)でシフトしているという杉並の独特の構造がわかります。少し長くなりますが、ここ一年間の経過を追って具体的にみていきます。

田中区政による昨秋の児童館全廃・「区立施設再編整備計画」発表
  ◆ 一期目最終年度の2013年秋に「児童館は原則廃止。売却・転用、多機能化・複合化・民設民営」をはじめとした『区立施設再編整備計画』を発表。

全区に衝撃走り、危機感と怒りが広がった!
  ◆ 区内各区立施設、そこで働く正規・非正規職員と利用者・地域・住民に驚愕・不安・危機感・怒りの猛反発が巻き起こった。

(上の写真:杉並区職員労働組合児童館学童保育分会常任委員会の反対声明。児童館職場が保護者・地域住民とともに育て上げ作り上げてきた児童館事業の誇りを賭けて反対を決議し、住民も反対の声をあげ、山田区政による図書館全館指定管理反対以来の、当時をも超える大きな運動がはじまろうとしていた。職員(労働者)と住民の誇りとする「子どもの居場所」「地域コミュニティ拠点」の全廃に対して怒りが湧き上がったのは当然だった。)

麻生財務大臣と田中区長の「あんさんぶる荻窪⇔荻窪税務署交換」合意の突然の発表と区議会全員協議会による了承
  ◆ 反対運動が端緒的にせよ急速に広範に反撃が始まる中で、2013年11月13日、田中区長はアべ政権財務大臣麻生太郎と面談し、密談で、杉並区立施設「あんさんぶる荻窪」と国の「荻窪税務署」の交換で「合意」するというとんでもないことが行われた。

  ◆ この田中区長-麻生財務大臣の「合意」なるものに基づき、田中区長は、11月19日の杉並区議会全員協議会で、「このかん国との間で協議を重ねてきたが、11月13日、区のあんさんぶる荻窪と国の荻窪税務署の交換について、麻生財務大臣との間で『最終合意』に達した」と報告・発表し、メディアにも大きく報道させた。あわせて、「かねてから待機者が大勢いて増設の要望が強かった特別養護老人ホームを税務署跡地に200床規模で建設し、福祉の充実をはかると発表することで、反対運動を「特養新設」「高齢者介護」の名のもとに封じ込めようと狙っていたことは明白だった。この「税務署跡地に新設」とする「特養」について田中区長と経営企画部は、民営と言明している。
  財務局の担当者も「レアケース」と呼ぶ国と自治体の資産交換の突然の「合意」発表、民営「特養新設」、およそ税務署には耐震構造上も建物の外観・機能上もそぐわない斬新な意匠を凝らした築10年の「あんさんぶる荻窪」の不適合性、あんさんぶる荻窪二階にある区内最大規模の荻窪北児童館の存在と児童館を軸としたあんさんぶる荻窪の地域コミュニティ拠点としての区内外での高い評価、・・・・そのいずれをとってもこの区と国の資産交換は、突拍子もなく信じがたい「合意」報告だった。ましてやこのような重大事項でありながら、いまだどこでも確認も意見聴取も合意もない、しかも区の区立施設再編整備計画(素案)をめぐって、児童館全廃に対する反対の声が起きているさなかであるからなおさらである。

  しかし、驚くべきことに、11・19杉並区議会全員協議会でこの田中区長の麻生財務大臣との「あんさんぶる荻窪⇔荻窪税務署」資産交換の「最終合意」報告に対して、異議を唱える議員も抗議する議員も一人も出なかった。区長と国の財務大臣が水面下で密談し、議会も当該施設も労働組合も地域住民も誰ひとり知らないところで、ひとり田中区長(プラス経営企画部幹部)の一存で「最終合意」して“決めてきた”という報告にたったひとりの議員の反対も抗議も異議もなかったのだ。杉並区の首長と国の財務大臣・自民党の大ボス麻生との「合意」、それを田中が「最終合意」として発表したことそのものが、トップダウンによる「既定方針確定」として杉並区議会全会派・全議員をそれにつき従わせ、それどころか、全会派全議員を区として何かをかちとったかのごとき同調・達成感・唱和をもたらした。全員協議会のこの時の模様を聴いていたある人は、今回のアベ首相による衆院解散総選挙の宣言の際の議場の万歳三唱のTV画像をみて、11・19全員協議会のことを想起したという。
※11・19全員協議会議事録については、平成25年11月19日の会議録 zenkyou251119.pdf (76KB)・・・・http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/kaigiroku/zenkyou/zenkyou251119.pdf参照


区による「施設再編整備計画(案)」策定と「実施計画」への着手
   ◆ この11・13田中区長・麻生財務大臣「最終合意」と11・19杉並区議会全員協議会の田中区長報告「了承」(唱和・賛成・協力確認)を転換点にして、区は、「特養新設」のための「あんさんぶる荻窪⇔荻窪税務署」交換を「区立施設再編整備計画」推進の最大の目玉、最大の弾みにし、同計画(素案)の一部修正と称して、同計画(案)さらに「実施計画」へと舵を切った。児童館全廃の基本方針は一ミリも変更なしであるにもかかわらず、「特養新設を前倒し」ともろ手をあげて「福祉第一の田中区政」の支持・応援を表明した無所属区民派(けしば誠一・新城せつ子)が「児童館廃止を訂正、機能は継承、拡充を確認」と宣伝してまわった。

(写真はの無所属区民派のニュース)

  共産党は、「素案」発表直後、二度の区議団ニュース赤旗号外でスポーツ紙並の大見出しで「児童館がなくなる」と「反対」「白紙撤回」を思わせる全区的宣伝をおこなっていたのもとりやめ、「施設使用料値上げ」問題メインにキャンペーンをきりかえ、共産党は児童館問題、施設再編整備計画問題を区議団ニュースでも議員のブログでも議会質疑でも一気に縮小後景化させ、6月29日区議補選・区長選では「施設リストラ」と言って「職員クビきり・非正規化」「福祉きりすて」を隠蔽し無視した。

 ◆ 田中区長と企画経営部は、11・19全員協議会以降、まるで、申し合わせたように、区の広報すぎなみは「児童館はなくなるわけではありません。児童館が担ってきた機能・役割は継承し、充実します」と大キャンペーンを2014年年明け開始。区職労児童館学童保育分会と児童館職場は孤立を強いられ、反対・抗議の先頭に立った住民運動も勢いをそがれる苦境を強いられ、歯を食いしばっての抵抗となった。

   ◆ 図に乗った田中区長と経営企画部は、今春「実施計画」策定の広報すぎなみキャンペーンでは「児童館という施設にとらわれることなく(⇔児童館は施設としてなくなる・廃止するが、という意味です)、児童館が担ってきた機能・役割は小学校等への移転で継続し発展」と前掲説明も反古にし、施設として児童館を廃止するという「素案」趣旨そのものを前面に押し出した。背景に、アベ政権が「児童館の学童クラブ、放課後子ども居場所事業を小学校で現在行われている放課後子ども教室に統合・一体化することで学童保育30万人増(⇒何が「学童保育」だ!)放課後子ども教室2万か所への倍増を実現する」とする児童館廃止・小学校「放課後子ども教室」への統合、児童福祉としての学童保育の解体プランがある。要は、国も区も、児童館は廃止し、学童は小学校の「余裕教室」「空き教室」(⇒そんなものはない!)に放り込んで管理しろというのが基本方針だ。




   ◆ この中で区長選・区議補選が闘われた。区議補選で児童館廃止問題を掲げて田中区政に反対をつらぬいて闘ったのは、北島邦彦候補と松尾百合候補のたった二人だ。だが全員協議会に示された文字通りの総翼賛議会の対極で、児童館廃止・「区立施設再編整備計画」に対する真向からの反対運動を呼びかけたこの二候補の奮闘は、新たな反撃の開始となった。ともに当選には至らなかったが、過去の区議当選時の得票数をはるかにこえる二倍、四倍の支持を得た。自民党・石原のぶてるの応援、田中与党・「児童館は廃止されない、継承・充実」のデマをいいふらした無所属区民派の応援を得て区長になった民主党・田中良は支持率わずかに有権者の10数%だ。田中区政の協力者として、児童館廃止・施設再編整備に反対の立場に立たない共産党も得票数は区長選でも区議補選でもがた減りした。

 
7月9日、区と国(関東財務局、東京国税局)による水面下の「覚書」締結
   
   ◆ 田中区長は、二期目の区長として、麻生財務大臣との「最終合意」を国との区の約定とすべく、今度も、議会にも施設にも組合にも地域にも何らの打診も協議も了解もないまま、再び水面下で、7月9日、国の関東財務局、国の東京国税局との『覚書』締結をしている。実際には、区長選も経ていないのに、6月21日、「覚書」の基本方針書を作成し、「7月をめどに覚書締結」を国との間で確認している。「覚書」はあんさんぶる荻窪にある荻窪北児童館の廃止を前提にしており、公務員宿舎跡地に区が新設する新庁舎に移転する施設に該当する覚書事項やあんさんぶる荻窪の建物に税務署が移転後も現在の地下自転車駐車場が存続する覚書事項のはあっても、荻窪北児童館に適用すべき覚書事項は記載されていない。

区民の開示請求によって水面下の締結「覚書」が明るみに!窮地に立った区のドタバタ劇

   ◆ ところが、水面下の「覚書」が、区民の情報開示請求で、明るみに出た。 ここから、「あんさんぶるの荻窪北児童館をどうする気だ」という住民の声が当然に上がった。だが「覚書」締結に熱中していた田中区長と経営企画部は、実施計画3カ年分に入れてもいない荻窪北児童館の「機能移転」問題について眼中になかった。最寄りの移転先予定の桃井第二小学校への打診もしていなかった。急きょ、実施計画三カ年分に荻窪北児童館の移転問題を加え、玉突きで区にとって計画外の桃井第二小学校の改修問題に直面する。当の桃井第二小学校側には、改修程度では受け入れ余地はない。

   ◆ 廃止前提で問題なしとしていた区は慌てふためき、急きょ、桃井第二小学校改築(建替え)を決断し、地元地域住民(町会)の要望で「荻窪北児童館の移転のために桃井第二小学校の早期改築」を決定という筋書きをでっち上げ、経営企画部が、荻窪七町会長の署名部分まで印刷済みの「要望書」を作成し、何の会議も打診もなく、町会長に有無を言わせず印鑑を押させた。区の自作自演で「桃井第二小学校改築」で「実施計画」「実行計画」の改定を決断する。筆頭署名した町会長をのぞく6人の町会長は、このデタラメなやりくちに激高しているといわれている。

   ◆ この田中区長と経営企画部のドタバタ劇の上に、田中区長は、8月、区議会与党の自民党、公明党、民主党の会派幹事長クラスとまたもや水面下で、「桃井第二小学校改築」をめぐる「万全の議会対策」の謀議を凝らし、オール与党の区議会で、「計画改定」を強行した。この実施計画・実行計画の改定についても、唐突な桃井第二小学校改築に、誰ひとりとして反対も抗議もしなかった。無所属区民派は「特養前倒しに前進」と田中区政をたたえたうえで「あんさんぶる資産評価」で国に対してもっと要求しろと言い、児童館移転の再編モデルに荻窪北児童館を加えて「転換児童館」と称して「施設にとらわれず、機能の継承・充実をはかることに全力を」と推進を進言した。


区による名ばかり「11・1住民説明会」の開催と一方的打ち切りで怒り爆発
   ◆ この区議会自公民与党と共産党、無所属区民派をはじめとする会派の翼賛・協力で、区は次の行程に入った。10月11日付広報すぎなみの最後の紙面の片隅に「施設再編整備計画・個別説明会」を11月1日、旧若杉小学校体育館で開くと掲載した。その説明会の三番目の個別説明が「桃井第二小学校改築工事」という目立たない「周知」だ。11月1日の説明会は冷たい雨の中、住民百名がかけつけた。なぜ「桃井第二小学校」でやらないのか。あんさんぶる荻窪⇔荻窪税務署の交換、荻窪北児童館の移転、桃井第二小学校改築、この玉突き構造で全問題がつながっているのに、なぜあんさんぶる荻窪廃止・交換問題の説明会がないのか。児童館をいまのあんさんぶるに存続できないのか。桃井第二小学校改築というが、いつ児童館は移転するのか・・・質疑は相次いだ。区がしたのは3分間の質問時間制限、途中からは1分間に制限、質問中の打ち切りであり、「あんさんぶるは児童館が継続させるとはならない」「工事中でも、校庭に仮設をつくるから子どもたちのことは心配いらない」というめちゃくちゃなものだ。怒りが爆発したのは当然だ。区は桃井第二小改築懇談会を区の人選で発足させ、校庭への仮設建設、2年間の新校舎建設、それにむけての基本設計、実施設計を強行しようとしているが、抗議、要求の闘いもまた開始された。 

   このすべてをしくみ、「(民主党・田中区長)が決定し、(民主党・田中区長)が実行する」と独断強行しているのが田中良(ワル)だ。民主党だ。自公民と共産党を含めたオール与党で、すべてを進めた。民主党・田中区長は「杉並のアベ」だ!

   民主党の田中区長がやっていることは、このアベとどこがちがうというのか!アべはコトバに出してそれをやり、田中は何も言わずにそれをやっているだけではないか。民主党の衆院選東京8区候補は、ここに記した児童館全廃、あんさんぶる荻窪廃止・交換、施設再編整備の渦中に、その実現を期した田中区長候補の出陣式に応援に来て「日本新党以来の同志」と信頼感を持って応援した。

  円候補の「子育て支援」が聞いてあきれるというものだ。「Yenより子」などと「カネより子ども」とダジャレで自己紹介しているが、田中ワルの極悪区政の事実経過の中に、民主党の正体とその副代表を務めている自らの腐敗を恥じいるべきではないのか。民主党・田中区長は自公と組んで共産党とも蜜月を結んで、子どもの居場所を取り上げ、放課後も学童を教室にとじこめようとしている。

  そもそもこの児童館廃止、学童保育解体、小学校への統合は、民主党が「新たなマーケットと雇用の創出」を掲げて打ち出した「子ども子育て支援新システム」の一環だ。2015年度実施の「子育て支援新制度」の保育民営化、公的保育解体、小規模保育促進、公私連携による自治体の民間企業への施設の無償譲渡、廉価売却・貸与のレールを敷いた幼保連携認定子ども園法案を自公民合意で国会で通したのも、もとはと言えば民主党が始めたことだ。杉並区民は、田中区政の保育民営化と児童館廃止でアベのやりくちと民主党のやり口が同じだということを実物で見て知っている。

民主党田中区政にすりより、その民・共蜜月のために、自公民とグルで児童館廃止・区立施設廃止-売却・民営化に協力する裏切りと抑圧の共産党


写真は、区長になった田中良と交歓する共産党杉並区議団。提案すれば受け入れてくれると田中区長を評価し、区政を田中区長とともにつくっていくと言っている。

民主党・連合にならい、「労資協調」のパートナー路線による労働者への抑圧・敵対  
  ◆ ここには共産党の民主党への態度が浮き彫りになっている。「区政を田中区長とともにつくっていく」ということは区長には絶対にタテをつかない、対決しない、すなわち区の労使関係において区職の労働組合を抑え込むということです。事実、共産党が主流派として影響力を持っている区職労に、区経営当局と争わない、区の経営方針、区が提示する労働条件等について反対してはならないということを基本方針とし、とりわけ田中区政になって以来、「労資協調」を金科玉条としている。「労資協調」こそ、民・共の蜜月の核心だ。
  ◆ だから、児童館廃止に対して児童館学童保育分会が「反対決議」をあげることにも難色を示し、対外的に「反対」を公表しない条件をつけようとし、区職労として児童館廃止に対する態度・方針も頑として提示せず、分会への支持・支援さえ一切行わない。児童館学童保育分会は、区役所本庁分会、保育園分会につぐ規模の大分会であり、正規250名、非正規250名の職員を擁する大職場である。その児童館が全廃され、500名が職場を奪われ非正規化されるというのに、田中区長の児童館全廃方針に従い、いかなる取り組みもせず、区と一緒になって児童館をきりすてている。これは児童館に限らず、軒並み廃止、売却・転用・民営化され、職員が解雇され非正規化される全職場にわたって同じだ。共産党は「施設のリストラ」と言って、人(労働者)のリストラとは絶対に言わない。そうしなければ、施設廃止・クビきりである以上、労働争議になってしまうからだ。

共産党が、いかに民主党、田中区政と一体化し、自公民とつるんでいるかは、児童館廃止・「施設再編整備計画」をめぐる事実経過の節々で共産党がどういう態度・行動をとったかで既に前掲した通り。文字通り、自公民共の大政翼賛会の一角を杉並でも構成しているのが共産党だ。

  自公民共根がらみ一体化とは、単に共産党が党利党略上の必要性からそうしているというにとどまらない。文字通り、アベ自民党も、民主党も、共産党も、根がらみ、思想内容・政策内容がそっくり同調・同化している、まるきり同じだということだ。ここでは、共産党がの国会議員が民主党政権時代の国会で、子育て支援・待機児童解消でどんな民・共蜜月関係を呈しているかを示しておこう。民主党もアベ政権・自公も、共産党も「保育待機児童解消」「認可保育所増設」、「入所待機者解消、特養ホーム増設」をこのかんの選挙ではみな等しく選挙政策の福祉看板に掲げます。その正体です。中身が同じだから、こういうことになるという見本です。

2010年2月9日衆院予算委員会での共産党・高橋千鶴子議員の質問と民主党政権・与謝野少子化担当大臣の答弁からの抜粋

【「待機児童解消」の中身は民主党も共産党も同じ、アベ自公とも同じ】

  高橋議員 「子育て支援について質問します。・・・まずこれ(待機児童対策)を真っ先に解決しなければならないのではないか。この点についてうかがいたい。」
  与謝野少子化担当大臣 「基本的な問題意識は同じです。・・・・待機児童の増、保育所整備の後追い的発想ではなく潜在的な保育ニーズに対し先取り的に取り組む」
  高橋議員 「潜在的需要を考えて先取り的にやっていくということ自体は間違いではない」

  このやりとりの核心問題は、「潜在的保育ニーズ」というキーワードです。つまり民主党政権は今後どんどん非正規共働き世帯を増やす、と言っているということであり、日本共産党は口では低賃金非正規化(今のコトバで言えば共産党がしきりに用いるブラック化)を批判するようなふりをしながら、非正規職撤廃の立場で批判するのでなしに、それを容認し、「潜在的な保育ニーズに対して先取り的に取り組むのは間違いではない」(「正しい!」と言っている)と国会の場で表明しているということです。「親の就労等で保育に欠ける児童」の激増=労働者の総非正規化(総パート・アルバイト化)をまるまる容認し受け入れ、“貧困ビジネス”よろしく非正規就労家庭を食い物にして企業がカネ儲けする民主党の「子ども子育て新システム」に協力することを国会の場で誓約したということです。現在のアベ自公ともまるきり同じ考えだということです。

【公有地を利用しての認可保育所の増設、その中身も、民営に主眼。民主党も共産党も同じ。アベ自公も同じ。田中区政の学校跡地への民営特養の新設、民営認可保育園の増設と同じ】

  高橋議員  「日本共産党は、国の責任で10万人受け入れの認可保育所をつくるべきだと訴えています。器を変えるだけでなく、たとえば困っている土地の問題についても、東京23区には東京ドーム130個分の国有地があります。土地の活用も含めて、便宜をはかり、手を挙げる人がいれば、公立も増やし、民間も増やすべきだと考えます。」

  共産党も民主党も民間企業のカネ儲けビジネスのために公有地を活用する、安く企業に払い下げろと言っているわけです。公立でつくるとは絶対に言わない。
  とりわけ、ここは杉並です。いま区立施設再編整備計画で次々と学校はじめ老朽化した施設を廃止し、そこに保育園や特養を建設するとしています。田中区政は、すべて民営で進めるものとして、跡地利用を推進しようとしています。共産党は、これを「共産党の提案が受け入れられた」として、成果という立場です。
  自公民の幼保連携認定子ども園法で出てきた、自治体が公私連携で施設や土地を民間企業(株式会社)無償譲渡、廉価売却・貸与するしくみが2015年子育て支援制度実施で動き出しています。これが幼保連関だけでなくすべての自治体施設に使えるようにしようとしているのが、杉並の民主党・田中区長の「施設再編整備計画」です。共産党が、あんさんぶる荻窪と荻窪税務署の交換に反対せず、税務署跡地に民営特養をつくるとする計画に反対しないのも、学校跡地に民営特養や民営認可保育園をつぎつぎとつくろうとしていることに反対しないのも、民営化に何のひっかかりも感じず、企業のカネ儲けビジネスに委ねて構わないという考えだから、そうなるのです。新自由主義との際限なき一体化・同化です。

【ここにあらわされている最も重大な問題は、共産党は福祉を最も切実に求めている人々のことが眼中にないということです】
   公立の認可保育園でなければ子どもを預けることが困難な非正規共働き世帯・一人親世帯、公立の特別養護老人ホームでなければ手が届かず入所できない貧しい高齢者が、念頭にない!ということです。何が福祉の党だ!共産党は新自由主義の自公民と変らない、そこまで堕落し芯から資本主義の政党に転落・転向しきっているということです。
  


自公民共うちやぶって鈴木たつお候補を国会へ


鈴木たつお候補の主張


安倍政治を断ち切り、労働者が主人公の社会を。

2014年12月9日


私は弁護士として24年間、あらゆる分野の法律事件を手がけてきました。
とくに刑事事件ではこの社会の崩壊を感じざるを得ません。
親が子を、子が親を、老老介護の夫婦が…。ほとんどが貧困に行き着きます。
そして労働事件です。非正規職の労働者の状況は残酷です。
過労死寸前の長時間勤務。残業代もきちんと払われない。
一言でも文句をいえば「明日から来なくてよい」。
結婚して子を持つことは到底考えられない低賃金。
これらは「規制ルール」などでは絶対に解決できません。
「1%」の資本家の利益で動く政治を、根底から変えるしかありません。
私一人でそれができるだろうか。
私には、闘うJR労働者や非正規ユニオンの、深く職場に根をはった広範な支持があります。
大学キャンパスで闘う全国の学生たちの、心強い支持があります。
私も生徒会書記長(新宿高校)として参加した、この杉並の地で始まった原水禁運動も含め、戦後2.1 スト以来、汗と団結でつづられた労働者民衆の誇り高い闘いの歴史が、私の背後には存在します。
この怒りを体現して、労働者民衆の声を国会にとどろかせ、労働者が主人公の社会を建設する水路を切り開きたい。

私は一人ではない!


公表されている街宣予定12月10日(水)
12:00~13:00 荻窪駅北東
17:30~18:30 高円寺駅南口
19:00~20:00 阿佐谷駅南口

12月11日(木)
12:00~13:00 杉並区役所前
17:30~18:30 荻窪駅北口(ルミネ側)
19:00~20:00 西荻窪駅北口

12月12日(金)
12:00~13:00 西荻窪駅南口
17:30~18:30 阿佐ヶ谷駅南口
19:00~20:00 荻窪駅南口

12月13日(土)
12:00~13:00 阿佐ヶ谷駅南口
17:00~20:00 荻窪駅北口(鈴木たつお必勝!1000人大集会)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アベ政治断ち切るのは私たち自身の行動、本気の一票をその先頭に立つ鈴木たつお候補に

2014年12月07日 | 2014年12月衆院選でアベたおせ
杉並の駅頭が連日、アベ政治断ち切れ、石原たおせの怒りのルツボになっています!
自公民共の大ウソと裏切りで腐りきった四悪翼賛政党に断くだし、怒りと希望の「命の一票」を絶対反対で闘う鈴木たつお候補に集中しましょう!12月14日、この杉並から「生きさせろ」の大行動おこし、戦争政治断ち切り「命よりカネ」の社会くつがえす新たな第一歩を
12・14衆院選、すぎなみ民営化反対通信からの訴え

(写真は12月6日、鈴木たつお候補街宣。1000名大集会、阿佐ヶ谷南口を埋め尽くした人波:鈴木たつおとともに歩む会公式ホームページ http://suzutatsu.main.jp/ から転載)


   (1)12月14日の投票日まで残すところ1週間を切りました。メディアの選挙戦報道、駅頭・街頭での各候補の街宣演説、配布されている各候補陣営の配布文書、配布され始めている選挙公報をごらんになって、みなさんは、何をどう感じておられるでしょうか?
   感じるのは、(ゆいいつの例外である鈴木たつお氏の訴えを除いては)、ことごとくが、選挙を既成の各政党の政策を選択し、どの候補の政党に政治を託するかの「選択肢」選挙であるかのようにしようとしていることです。確かに「選択」は選択です。しかしこの選択の根本にはまず前提として有権者である私たち自身がいまの政治、社会、そのあり方に対してどうしたいか、の出発点が据えられなくてはなりません。この前提を欠いた、何人の候補・政党の中から誰かを選ぶ、どの候補に託するかという選択肢的なこの選挙のカラクリ、最大の陥穽は、「人民による、人民のための、人民自身による政治」という当たり前の民主主義の根幹を没却し、有権者を「各政党の既得権益を争う選挙」の外野席の観客の地位、もっと正確に言えば、そこで出たろくでもない、とんでもない結果に従わせる、あきらめと忍従の「奴隷」の地位にとことん貶めようとしていることです。そのいい例が、大ウソとだまし討ちのアベ自民党に典型的なように、支持・選択してもらうために、日ごろ自分が言い、行っていることで都合の悪いことは隠していること、受けのいいコトバを選んできれいごとの公約作りとテレビ顔の会見に励んでいることです。こういうこれまでの既成政党のありかたが、本来、この社会と政治のありかたをめぐる真向からの真剣勝負、あえていえば倒すかたおされるかの大げんかの舞台であるべき神聖な選挙戦を堕落・腐敗させ、たくさんの人々を選挙から、投票行動から遠ざけてきたのです。
   
   (2)冗談じゃありません。私たち労働者住民は血が流れ、涙が流れ、大変な汗をかき苦しみ抜いて生きる日常の労働と生活の中にいます。にもかかわらず、つかみあい、なぐりあい、わめきあいが起きても不思議がないくらいの生き死に、今日明日の暮らしがかかった選挙で、選挙戦の論戦の中に、それがない!-そういう選挙のありかたは、この衆院選をもってもう切り替え終わりにしましょう。職場でも地域でも学校でも家計でも血が流れ、汗と涙が流されているんです。私たち有権者が日ごろの血と涙と汗の思い、怒りと悔しさをこめて今の政治に殴り込みをかける、そういう選挙にしましょう。球場内の結果が知れた八百長ゲームにスタンドで観戦させられ、終わった試合結果に従い、あきらめるしかないような役回りは終わりにしよう、私たちはグランドに降り立ち、グランドで真っ向勝負の全員決起ではじめて本当の選挙戦を闘うことになるのです。
   私たち労働者住民自身が、その血と涙と汗にまみれた思いで政治を変える、政治をきれいごとのウソとだまし討ちから私たち自身のものに取り戻す、その決意で命と暮らしと未来を賭けた投票行動に打って出ましょう。それが「命よりカネ」のアベノミクスと戦争を「この道しかない」と言って「解散総選挙」の大ダンビラを切って衆院選の挙に出たこの国を牛耳る連中への私たちのとるべき行動です。史上最低の投票率が今度の衆院選の予測報道で流されています。最悪の場合には、自民党が一割程度の得票率(全有権者比)でも絶対多数議席を確保できるという構造になっているということです。冗談じゃない!それをぶっとばし、怒り爆発の大投票行動に立ちあがりましょう。

   (3)ハッキリさせねばならないのは、今の社会と政治の現実に対する私たち自身の態度、感情をまっすぐに表明する一歩も譲れない抗議の機会として選挙を取り戻さねばならないということです。
   これは直接、私たちの意思、抗議、要求を行動で集団的に表明するデモ、ストライキと同じです。私たちの命の問題、私たちの生き死に、子どもたちの未来は、誰かに託し、預けてしまうことができるようなものでしょうか?職場の仲間や自分へのクビきりに唯々諾々と黙って従っていられますか。子どもの命や居場所の問題で親が我が身を張ってでも闘うのは親として当然ではありませんか。もう我慢できません。いま戦争と貧困地獄が眼の前にあります。戦争の道、世の中を支え動かしている労働者が一生非正規として死ぬまで使いまわされ、若者が食うことも結婚することもできず、お年寄りが生きるすべを奪い尽くされ孤独死を次々と強いられていく、子どもたちが自由を奪われ、居場所を奪われ、軍国教育一辺倒の中にとじこめられつつある、この現実をひっくりかえすのは、国会でもいまの政党でもありません。これまで一度でも、歴史の暗転に対して、国会が戦争を止めたことがありますか?大量クビきりに対して、一度でも国会が「クビきり撤回」を決議したことがありますか?逆です。国会が、国会に籍を置く翼賛政党が、「戦争」も「クビきり」も決めてきたのです。

   (4)ではどうやって私たちは闘うのか?何のために、私たちは選挙に行くべきなのか。何のために反動の巣窟、悪法の国民への強制、戦争と貧困地獄の道を決める許しがたい舞台となっている国会や地方議会に、私たちの意思、抗議、要求を代表する議員を送り込むのか?先ほど言った表現を続ければ、私たちの命とくらし、未来の懸った、日常の、積年の血と涙と汗にまみれた私たちの怒りと希望を賭けた大げんかをこの衆院選を期して、たったいま、この瞬間、この衆院選からはじめようじゃないかということです。
   たった一人でも少数でも、本当のこと、国会や議会、国と地方の政府が謀議し強行しようとしているメチャクチャ、血も涙もない悪逆非道の暴政を私たちに的確に伝え、暴露し、議員職をはく奪されようと秘密保護法で投獄されようと命を賭けて身体を張って政府に抗議し、私たちにデモとストライキ、一斉抗議の決起をよびかける、そういう闘う議員を私たちは絶対にもつ必要があるからです。当サイトはそう考えます。
   私たちが直面している企業や行政や警察の暴虐を国会で徹底的に追及し、職場や地域での私たちの怒りと叫びをこの国、企業、自治体に有無を言わせず突きつけ、全国で同様の抗議と闘いを懸命に闘っている労働者住民の闘いを結びつけ、国や企業に対抗する労働者住民、声をあげ闘って未来を勝ち取る以外に生きてはいけない私たちの巨大な運動と団結を闘う労働組合を先頭にもっともっとつくりだす必要があるのです。
   まず私たち自身のいまの腐りきったアベ政権、政財界、翼賛政党支配に対する怒りをはっきりさせましょう。12・14衆院選はその大デモであり大ストライキ、平たい言葉でいえばこの社会を牛耳る連中との倒すかたおされるかの大げんかの始まりです。日々の職場・地域で、あなたの喉元にこみあげている気持ち、はらわたに煮えくりかえっている想い、くやしさ、怒り、これこそ最も切実で重要なあなたの12・14衆院選のスローガンです。
   それが、あなた自身の選択肢であり、投票行動の原点です。どれが「まし」か、どの政党の誰だれが12・14衆院選候補の中で「よりよさそうか」どの候補が「勝ちそうか」ではないのです。どの候補・政党が本当のことを言っており、私たちとともに戦争と貧困地獄の道と対決して闘おうとしているか、私たち自身と一緒に闘うのは誰か、誰が全身を投げ打って一緒に行動しようとしているかです。
   単に広報や配布文書や選挙演説でコトバで言っていることだけでは、大ウソと裏切り、だまし討ちに逢うのはさんざんに示されてきました。その政党が、実際には何をやっているか、戦争と貧困地獄の道と対決して本当に闘っているか、口先「原発ゼロ」を掲げていても、その候補の所属政党は「原発再稼働強行」を行った最初の政党である(大飯原発・民主党野田政権)とか「特定秘密保護法施行反対」「戦前以来一貫して権力の横暴と闘ってきた」と言っていても「テロリスト財産凍結法」に率先して賛成しているとか(日本共産党)・・・枚挙にいとまがありません。

   今日は、この問題について、【わかりやすい、杉並の有権者によく見える話を次回記事で杉並でいま起きていることを素材にして行いますが】最初に、当サイトの衆院選での態度をはっきりさせておきます。

鈴木たつお氏を推薦する
◆《アベノミクスと戦争》に絶対反対!掲げ、アベ政治を断ち切ろうと訴える鈴木たつお氏の主張こそ、アベ政治・自民党マニフエストを斬りたおすスローガンです。アベ・自民党は、党首討論や選挙街宣でしきりと「この道しかない」「野党には対案がない。あるなら示せ」と言い、自公候補は「政権継続の信を問う」と言い、民主・共産・維新・・・はああだこうだと「景気回復」や「財政再建」や「エネルギー政策」の対案マニフエストを並べ立てています。政権与党案と対案そんなところに衆院選の争点はありません。自民党マニフエスト、公明党マニフエスト、政権マニフエスト、つまりアベ政治のすべてに絶対反対、アベたおせ、アベ政治を断ち切る、これのみが最大の対案です。「絶対反対」「アベたおせ」と言いきらない、アベ政治に全否定・絶対抗議しない公約はすべて私たちの怒りと思いに応えることがない、私たちをきれいごとのコトバで曖昧模糊とした泥沼と混濁に誘い込むまがいもの、偽物の選挙スローガンです。
 以下は選挙公報(比例代表)のアベ・自民党の枠の転載です。自民党はこの衆院選に向け、二冊の政策集を出しています。一冊目が「景気回復、この道しかない」一辺倒の「アベノミクス」・成長戦略番です。【但し、これには「アベノミクス」の「ア」の字もない!】二冊目は、集団的自衛権、原発再稼働、TPPはじめ、自民党のむきだしの政策を選挙バージョンでのコトバではあれ網羅しています。一冊目は街頭・地域はじめ、あらゆるところで広範にばらまかれ、街宣演説も、選挙広報もその延長線上です。二冊目は、ネットでは一般にも目にすることはできるが、内向きで自民党の国会・地方議会議員団向けのようなもので、ごく限定されて配られているだけのようです。ここでは写真のスローガンの正体をあからさまに翻訳し書き換えておきます。


△景気回復、この道しかない ⇒ 戦争とすべての政策動員による大企業支援、何が起きようとこの道しかない!
経済再生・財政再建を、この道で! ⇒国の借金は無視、無制限金融緩和で株価つり上げ、法人税大幅引き下げ、消費増税、公的年金基金の市場運用の無制限拡大、社会保障費は極限的削減で、火事場の日本経済・国家財政の大崩壊をごまかすためには何でもやる!たとえこの道が手がつけられない大火事になろうとも!
地方創生・女性活躍推進・少子化対策を、この道で!⇒企業誘致・ゼネコンぼろ儲け・既存地域過疎化・財政破たん自治体消滅促進の地域破壊、一層の低賃金非正規での女性労働力動員、食うことも保育も子育てもままならぬ八つ裂き状態で「産めよ増やせよ」。アベノミクス命名の成長戦略第一弾首相スピーチの「子育て支援、待機児童解消加速化」についてはアベ政権判断による消費税率10%への引き上げを打ち出し、財源は7000億円にも満たない(10%化で7000億円財源)、追加財源も示さずで先は見えないまま!保育受け皿充足は目標値のアナウンスだけで実績発表なし。いっさいを民間企業丸投げと地域型密室保育でチャラにする。保育は民営化、児童館は廃止、学童は「放課後子ども教室」に統合し学童保育は廃止!
暮らしの安全・安心、教育再生を、この道で!⇒雇用は「一生非正規」(労働者派遣法改悪)低賃金非正規での極限的労働力動員、年金・医療・介護・生活保護は国費投入全面削減。小中一貫校全国化、学校民営化、「つくる会」教科書を例外としない国家主義的教育で教育内容統制 
△外交安全保障は、この道で!⇒アベ政治の本命⇒集団的自衛権行使容認からさらに国家安全保障法制、日米安保ガイドライン、東アジアをはじめ世界中で「自衛」を掲げて戦争をやる!戦争になれば景気は回復(アベ指南役・財界葛西)、武器輸出、インフラ輸出、宇宙安保にも参画
△史上最高のオリンピック⇒アベノミクス成長戦略の帰趨かけた東京スクラップ&ァンドビルの大破壊・再開発と首都戒厳令、治安弾圧体制
▲□□□□⇒原発再稼働、福島原発事故、放射能汚染、被ばく、原発輸出についてはいっさい選挙公報では触れない!!
(ミソは原発再稼働と福島のことについて一切触れていないこと)2020年東京オリンピックをいうなら、あれほど国際公約として「放射能汚染水は完全ブロック」「「アンダー ザ コントロール」「健康上の影響は今もこれからもまったくない」と稀代の大ウソをついて招致したこと、今もそういうことをへらへらと言っているのだから、実績として掲げてみたらどうだ!
  ☆公明党は山口代表の「アベノミクスの前進、景気回復を実感あるものに」で明らか、公明党は特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認・閣議決定と今度の衆院選政権公約で戦争とアベノミクスを「この道しかない」とした歴史的犯罪政党として名を連ねているのでここでは特段のコメントは無用と考えます。


私たち労働者住民の「生きさせろ」の怒りと命の叫び、人間らしく生きたい未来の希求を大ウソで愚弄、蹂躙するアベ・自民党(自公)、「カネ目」石原のぶてるを杉並(東京8区)でひきずりたおそう! 
   これは杉並45万有権者に課された使命と言っても言い過ぎではありません。石原のぶてるは放射性廃棄物中間貯蔵施設の問題で、福島の怒りに対して「どうせ最後はカネ目(おカネ目当て)でしょ」と言った。首相官邸前・国会前に集まったのべ数百万の反原発・脱原発の抗議を「集団ヒステリー」と言った。杉並は原水禁運動発祥の地です。全杉並の住民にとっては、これは「杉並の恥」というべきことです。石原のぶてるを杉並から叩きだせ。

(写真は選挙公報(東京都8区)石原のぶてる候補と鈴木たつお候補の枠)
   石原のぶてる候補が選挙公報や法定ビラであげている「経済は?」「雇用は?」「給料は?」「若者は?」は全部、全面的なウソか、ひとつのテーマを論じるのに複数示すべき数字があるのに都合がいいひとつの数字だけをあげてごまかすウソで、全部デマ。何よりも、危険水域を超えるといわれる異次元の金融緩和で株価は上がり、企業とごく一部機関投資家と富裕層はぼろ儲けしたが、中小企業や私たち労働者人民は倒産・破たん、物価高騰で苦しみのどん底に突き落とされている。雇用は百万人超増えたとか言うが、正規労働者はがた減りし、低賃金非正規職が激増している。そもそもデータ―で言うなら、全部メディアによってすらアベノミクスの成果と自民党があげている数値は実質上否定されているではないか。そして何よりも彼によりも私たち自身の日常生活の生きてはいけないという厳しさ、毎日三百人になんなんとする人々が自ら命を絶っている!たくさんの労働者が過労死を知られている!これは「実感」などという漠然としたなまやさしいものではない!塗炭の苦しみだ。私たちは人間だ。ふざけるんじゃない!生きさせろ!

私たち労働者住民、女性、高齢者、子どもたちの苦しみと怒り、命の叫びを、選挙の時だけの大ウソのきれいごとで弄べると思っている民主党・共産党もゆるすな! ということです。
   東京8区(杉並)は、私たち労働者人民の怒りを圧殺する自(自公)・民・共の腐りきった大政翼賛政治をたたき割る主戦場。労働者を使い捨て・切りすて自由の奴隷にする御用組合・労使一体職場支配をひっくりかえす新たな労働組合の台頭、福祉きりすて・地域破壊と闘う地域住民運動のメッカにしよう。みんなが立ち上がればそれは杉並で絶対にできる!
   私たちと子どもたちの命と未来が懸った「命の選挙」、杉並の舞台で大ウソと二枚舌カメレオン茶番劇を演じさせない!懐かしいコトバですが、「なめたらあかんぜよ」
私たち杉並は全部見ている、知っているぞということです。自民・公明・民主・共産の腐りきった四悪翼賛既成政党にこの衆院選と統一地方選で断を下そう。それが東京8区・杉並区の今回の衆院選で問われています。絵に描いたような対決構図です。(維新、次世代等々はここで四悪に加えていないが同然です。外したわけではありません。)
(写真は選挙公報(東京都8区)鈴木たつお候補と民主党・円より子候補の枠。※民主党・円より子候補批判【@杉並】については特別に次回別記事★杉並で円候補が「日本新党以来の同志」と呼ぶ民主党田中良杉並区長は民自公でどんな極悪区政をやっているのかで後述

    民主党候補は「原発NO、再生YES」「戦争NO 平和YES」「格差NO 雇用YES」などとオバマのようなキャッチコピーをスローガンにしているが、原発再稼働は民主党野田政権が民主党の方針として決定し強行したことだ。「原発再稼働は絶対にゆるしません」などどの政党(円より子は民主党副代表)の口で言えるのか。海江田代表などは、3・11福島原発事故の直後にあって玄海原発再稼働をごり押しし、九州電力のヤラセ問題が発覚し挫折するまで徹底した再稼働推進派だ。「格差NO 雇用YES」だって?2012年『労使関係が変わる』パンフで賃下げ自由、クビきり自由のパンフレットを国と地方の公務員労働者、自治体労働者にばらまき連合指導のもとに労働組合の解体を推進したのは民主党ではないか。

  それだけではありません。消費税率10%増税と社会保障一体改革を法律として自公民で通したのはどの政党か。行革・民営化、連合を使った組合破壊、低賃金化・非正規化を進めてきたのはどの政党か?その民主党の幹部がどの口で、格差とは非正規化による貧富格差であり、福祉きりすて・民営化による格差拡大であり、財界の意を体して官僚と組んで「子ども子育て支援システム」をひねりだしたのも紛れもなく民主党ではないか。「子育て支援」「福祉充実」が聴いてあきれるというものだ。
  東京8区を出馬選挙区に選んだ民主党・円より子候補については、とりわけ杉並がどうなっているか、円候補が「日本新党以来の同志」と呼ぶ民主党田中区長の自公民区政のもとで何が行われているか、次回記事で生々しい、ごまかしがきかない事実を暴露し批判します。


(写真は選挙公報(東京都8区)鈴木たつお候補と共産党・沢田しんご候補の枠
。※共産党・沢田しんご候補批判【@杉並】については特別に別記事で民主党批判と一緒に、★杉並で共産党は何をやっているかで後述
    まぎらわしいスローガンを掲げていますが、要は、国会や地方議会で共産党が議席の過半多数をとるまでは、永遠に「実現しない」ことを共産党自身が百も承知で言っているわけです。逆に言えば、国会で可決された法律にはすべて従うという奴隷根性です。それだけなら人畜無害に見えるが、核心は、職場で労働者が組合をつくって経営者と闘う労働争議や企業を麻痺させるストライキ、地域で住民がやむにやまれぬ思いで直接行動で立ち上がることに対して、必ず、闘いの抑圧者としての役割を果たすことです。アベノミクス=新自由主義をたおすのではなく、政府と財界に議会で定めたルールで「中止」「転漢」してもらうという立場だから、労働者が団結して直接企業相手に闘うことや住民が基地や原発に反対して非和解的に国と争うことに「反対」し、政府や企業の最後の防波堤になろうとするのです。賃上げも、解雇撤回も、職場で労働組合のもとに労働者が団結して資本(企業)と闘い、争ってかちとる闘いではないか。そのストライキや団交を共産党は否定し、抑圧する。
   共産党の言う「原発ゼロ」「再稼働反対」も、もともとは長きにわたって「原子力は人類が開発した未完の技術」「安全確保して発展させるべき技術」という党の見解を福島原発事故直後でさえ維持していた政党です。共産党中央は、選挙に利用するためにのみ、「反原発」を標榜しているに過ぎません。共産党の「反原発」「原発ゼロ」の許せないインチキは、放射線被ばくの問題、避難・保養・医療の闘いを否定し的対していることです。
   福島きりすてのオリンピック招致に対して、現場の党員が「オリンピックなど絶対やるな、福島原発事故を何だと思っているのか」と怒りの抗議をしているのに、アベ首相の「コントロール発言」で東京招致が決まるや早々と「オリンピク招致歓迎、成功のための東京都議会決議に賛成し、衆参両院でも山本太郎参議院議員を除き全員一致の2020年オリンピック開催決議に大唱和し賛成票を投じています。
   この共産党についても、杉並(東京8区)から候補を出している以上、杉並の民主党(自公民)田中区政のもとでどんな恥知らずな裏切りと大ウソをついているかを次回特別に暴露します。
   裏切り者、まがいものをコテンパンにあばき、赤っ恥をかかせるのも本当のことを伝える重要な闘いです。



(写真は12月7日高円寺1000名集会。熱い人波続く:鈴木たつおとともに歩む会公式ホームページ http://suzutatsu.main.jp/ から転載)
非正規職撤廃!戦争と原発、生活破壊・福祉きりすて・地域破壊に絶対反対で、身体を張って闘う鈴木たつお候補とともに、戦争と貧困地獄のアベ政治断ち切り、社会を動かし支え切っている労働者中心の社会、人間が人間らしく生きられる社会にするために立ち上がろう。政治を取り戻すのは、私たち労働者、地域住民、女性、高齢者、子どもたちの怒り、命の叫びだ。鈴木たつお候補への全杉並45万有権者の命の1票大行動を心から訴えずにはいられません。


  長くなるので、『候補を立てているこの杉並で民主党・共産党は何をしているか』については別記事とします。/font>。

12月8日(月)の街頭宣伝計画
・・・・・・鈴木たつおとともに歩む会公式ホームページ http://suzutatsu.main.jp/ から転載。
12:00~13:00 荻窪北口
17:30~18:30 荻窪南口
19:00~20:00 高円寺南口


 みなさん、選挙公報を読み、鈴木たつお候補街宣を聴きに行こう!ネットで、街宣ライブと街宣計画がごらんになれます⇒鈴木たつおとともに歩む会公式ホームページ http://suzutatsu.main.jp/ 

【以下は、12月8日の一言追記です。】

 記事中、党首討論や、国会質疑やアベら各党幹部の街頭演説を報じるTVのテレビ顔顔のおしゃべりに、ついつい、やむにやまれぬ気持ちが表出して「大げんか」「殴り合い」「つかみあい」「わめきあい」「殴り込みをかける」「ぶっとばす」「コテンパン」「叩きだせ」といった表現が何箇所かでています。筆者としては、あるがままに心の命ずるままに、そのような言葉が飛び出したわけですが、まったくしかり、しかりだと共感して下さる方もあれば、激越に過ぎ、もっと温和で冷静な表現で相手をこきおろし、人々に呼びかけることもできるはずだ、と感じた方もいらっしゃると思います。筆者としては、感じていること、思っていることをそのまんま出しきったに過ぎないのですが、直情に過ぎ未熟な点は筆者の表現語彙の拙さ、貧しさとしてご容赦ください。また記事は筆者独自、固有のものであって、この記事で「すぎなみ民営化反対通信」が推薦する鈴木たつお候補にあっては、これらの直情的で「乱暴」な表現はまったく無関係で、あくまで筆者の責任に帰すものなので、筆者の粗忽さから鈴木たつお候補の主張と人格の高さ、大きさを決して誤解されませんようにお願いします。念のため追記いたしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする