スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

いなり寿司

2005-06-26 | 和食/主菜


<材料> 3~4人分

・米.....2合
・昆布....5センチ
・甘酢.....大さじ5
・油揚げ.....10枚
・ごぼう.....10センチ
・れんこん.....1/2節
・にんじん.....1/4本
・しいたけ.....1個
・水煮たけのこ.....小1/4個
・白ごま.....大さじ2


<油揚げ用煮汁>
だし汁1カップ/酒大さじ3/みりん大さじ1/
砂糖大さじ1/醤油大さじ2/薄口醤油大さじ1

<具の煮汁>
酒大さじ1/みりん大さじ1/醤油大さじ1



<作り方>

1.米を洗い、昆布と酒少々を入れて炊く。
 炊きあがったら甘酢を加え、混ぜる。
 (我が家は甘酢を作り置きしてあります。無いかたはお酢、砂糖、塩を混ぜて作ってください。)

2.油揚げを熱湯で油抜きし、煮汁で汁気が無くなるまで煮る。

3.具の材料を薄く切り、煮汁で煮る。

4.酢飯と具、ゴマを加えてを混ぜる。

5.油揚げにご飯を詰める。



主人は、おいなりさんってたくさん食べちゃうんだよーと、一人で4個も5個も食べます。とは言っても、あたしも負けてないけど。いや、勝負してどうする。
あんまり、いなり寿司って作ったことがないから、どうしていいものやら。まぁ、酢飯を油揚げに詰めればいいんだよね、と。どうせなら野菜もたくさんいれれば、ご飯も少なくてすむし栄養も満点!と。

「おいなりさんは、具がシンプルなヤツが好きかな。ゴマすら入って無くてもいいくらい。」

主人に言われました。えぇっと、入れすぎですか、そうですか。今度からは、具無しで!いいもん、楽だから。ちぇ。

パスタ・ジェノベーゼ

2005-06-25 | イタリアン



<材料>

・スパゲティーニ.....200グラム
・パルミジャーノ.....適宜

<ソース>

・バジルの葉.....大20枚
・オリーブオイル.....1/2カップ
・ニンニク.....2片
・松の実.....1/4カップ
・レモン汁.....1/2個
・塩コショウ.....少々


<作り方>

1.ソースの材料をミキサーにかける。
 必要な分だけ、ボウルに入れる。

2.パスタをたっぷりの塩を入れた湯で茹でる。

3.茹で上がったパスタをボウルに入れ、ソースと絡める。

4.皿に盛って、パルミジャーノをお好みの量削る。


余ったソースは、冷蔵庫で1週間くらいは保つので、後日他の料理に使えます。これでお肉焼いたりしても美味しいです。



ベランダのバジルが凄い勢いで増えたので、ジェノベーゼを作りました。
今年は珍しく、アブラムシの被害に遭っていないせいか、昨年よりも美味しかったような気がします。気のせいかな。
まだまだバジルはあるので、あと何回か楽しめそう。あたしはこのジェノベーゼに、たっぷりパルミジャーノをかけて食べます。チーズとバジルって相性良いですもの。

あたしはチーズが大好きで、パルミジャーノもお店で美味しいときに出会えたら買うんだけど、専用の削り器がなくて。いつも下ろし金でゴリゴリゴリ。見た目がなんとも情けないのもあるけど、やっぱり食感が違う。むむむ、買っちゃおうかな~、専用削り器。名前がわからん。

ロールケーキと最中

2005-06-24 | 外食
ちょっと用事があって、足立区北千住へ。
ここって意外に良い店があるんです。
串揚げの立ち呑み屋とか、大衆居酒屋とか、焼鳥屋とか。焼鳥屋なんて、バードランドの出身で、初めて入ったときは意外に美味しくて驚いた。でも、今じゃ人気が出て予約しないと入れない。くそー。
あたし、一人でも居酒屋とか行けちゃうから、結婚前を思い出してフラフラと呑みたい気にもなるんだけど、子供と一緒じゃそうもいかないのでした。はー、がっくり。

なので、テイクアウトのお菓子を。
妊娠前じゃ考えられなかった甘いモノ。今では大好き。やっぱり、お酒の量が減ると、甘いお菓子の量は増えるわね。







和菓子屋の姉妹店とあって、和菓子風ロールケーキ。
スポンジはまるでカステラのよう。ふわふわなのにしっとりしていて、柔らかいのにしっかりしている。歯を入れた瞬間は弾力があるのだけれど、かみ切るとふわりと切れる。口溶けもいい。
中のクリームは、甘さは丁度良いのだけれど、ちょっと油っぽいかな。

全体的に、すごくバランスが悪い。カステラとクリームの。でも美味しい。ホントホント。バランス悪いのに何故か美味しいという不思議な食べ物でした。
でも、この大きさで「本日中にお召し上がりください。」って無理だわ。なんとか2日で食べきったけどね。






これは「なか井」というお店の最中。
料理記者歴40年だか50年とかいう岸朝子氏も、お使いモノに使っているという。

これは好き!「最中とはこういうものである」と再確認させられました。
ヘタなお店の餡は、こう後味がべったりとしているんだけど、ここの餡はすっきりとした上品な甘さ。この最中を買うためだけに、北千住まで行ってもいいとさえ思った。うーん、恐るべし。

竹に入っているのは、夏季限定の水ようかん。
これもまた美味しいです。塩気が効いていて、まさに夏にピッタリなお菓子。

ローカルな場所も侮れないわね~。

千住 なか井
足立区千住旭町41-17
03-3882-1001 火曜定休

手羽先の甘辛揚げ

2005-06-23 | 和食/主菜



<材料>

・手羽先.....6本

・揚げ油.....適宜

<タレ>

みりん大さじ2/醤油大さじ2/砂糖小さじ1/
ニンニクスライス1片/ゴマ大さじ3/コショウ大さじ1

<作り方>

1.タレを火にかけ、少し煮詰める。
 ごま、コショウを入れる。

2.油を160度くらいの低めに熱し、手羽先を揚げる。
 
3.手羽を取り出し、油を190度くらいの高温まで熱する。

4.もう一度、手羽先をカラリと揚げる。

5.タレに絡める。
 


主人が名古屋風の手羽先を食べて、旨い旨いというので、あたしも作ってみました。
基本の作りかたと味が分からないので、主人に聞いてみると

「甘くてものすごく辛い。かなりジャンクフード的な味。ビールが進む。」

というよく分からない回答。
一度だけ、似たものを友人に作ってもらったことがあるので、それを思い出しながらなんとなく想像で作ってみたのですが、「全然別物。」というコメントを頂きました。がっくり。
随分コショウを入れたつもりだけど、あり得ないくらいのコショウを追加して食べていました。ひえー。

本当の名古屋手羽先の作り方をご存じの方は、是非教えてください~~~。
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追記/コメント欄を参考に作った改良版はこちら

全粒粉餃子

2005-06-22 | 中華



<材料> 30個くらい

<皮>
・強力粉.....100グラム
・全粒粉.....100グラム
・水.....110ミリ

<中身>
・ニラ.....1/2束
・キャベツ.....1/4個
・ネギ.....1本
・生姜.....1片
・海老.....3尾
・豚バラ肉.....100グラム

<調味料>
酒大さじ1/醤油大さじ1/ごま油大さじ1/片栗粉大さじ1

<タレ>

白ネギみじん切り/生姜みじん切り/
酢大さじ2/醤油大さじ2/ラー油小さじ1



<作り方>

1.皮の材料を混ぜ合わせ、手でこねる。ひとまとめにする。

2.ニラ、キャベツはみじん切り。塩をふってしんなりしたら、水気を絞る。

3.豚肉は、包丁で細かく切る。ネギと生姜はみじん切り。
 海老は、殻と背わたを取りぶつ切り。

4.中身の材料と、調味料を混ぜる。

5.皮を3等分にする。20センチくらいの棒状にのばし、
 1本を10等分に切る。丸くのばす。

6.皮に中身を詰め、たっぷりの湯で茹でる。

7.タレの材料を混ぜ合わせ、出来上がった餃子を付けて食べる。



最近、全粒粉の餃子の皮っていうのが美味しいらしい、と聞くので作ってみた。
こういう粉を扱うのは主人のほうが断然得意なんだけど、時間があるときにしか作ってもらえないじゃない。なので、試しに自分で挑戦したのでした。

いつも主人が作る皮は、モチモチつるりんとしていて、すごーく美味しい。
でもこれは、全粒粉が入っているせいか、どうもモチモチ感にかける。

「塩、入れた?」

えー、入れてないよ、なんでなんで。
どうやら、塩をほんの少し入れることによって、粉のモチモチ感がアップするんだとか。そうか、だからうどんにもパンにも塩が入っているんだな。

中身のバランスとタレは美味しいという、またまた微妙な評価を頂きましたが。
ウチは、ほぼ水餃子しか食べないんですが、この皮に関しては焼き餃子が美味しいかもしれません。全粒粉が入っていることによって皮の香ばしさが上がるかも。

うーん、でもやはりあたしは、普通の強力粉で作る餃子がいいわ。モチモチつるりんむっちりとして。

ちなみに、水餃子はすっごい食べます。いつも主人は4~50個くらい作ってくれますが、二人で全部食べ切ります。ビールと一緒に。もちろん息子も食べますが、せいぜい3~4個。水餃子食べるときだけは満腹中枢イカレてます。