中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

長い髪

2009-10-15 07:53:17 | 旅行

  揺族の女性は髪を切らずに伸ばし続けます。2メートル以上になる人も少なくないとか。この髪をくるくると頭上で束ねて、たちどころにターバンのような形に仕上げていました。

  お年寄りの髪も黒々としています。ガイドがその秘訣を説明していたようですが、聞き取れませんでした。

  写真はショーの中で長い髪を披露しているところです。前のほうでしゃがんでいる女性は未婚者で、まだ余り伸びていない髪を黒い帽子のようなものの中にまとめています。

  今朝は4本出稿しました。

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上の方が床面積が大きい

2009-10-15 07:52:26 | 旅行

  揺族の家は木の柱に板張りの造りで、日本人には親しみがある外観ですが、大きく違うのは1階より2階、2階より3階の方が床が少しせり出ているところです。

  1階が家畜の小屋や倉庫、2階、3階が住居で、2階の板床の上にかまどなどが作られていました。2回の床の板をはずして、残った食べ物などを下の家畜に与えるような仕組みもありました。


少数民族の棚田

2009-10-15 07:51:17 | 旅行

  見事な棚田(写真)で有名な少数民族の集落を訪ねました。桂林から北北西へ100キロ余り。壮族と揺族が代々、800年以上の年月をかけて開墾した棚田です。棚田の一番高いところは海抜1180メートル、一番低いところは380メートル。さらに高い山から水を引き、年中水が切れることはないといいます。

  この日は朝から雨が降ったりやんだり。いくつかある展望台の一つにたどり着いたときは雲の中に入っていたのでしょう、十数メートル先が全く見えません。あきらめて降りていった人がたくさんいました。こんなときは集合時間ぎりぎりまで粘るしか方法はないと決め込んでいると、しばらく経って雲の切れ間ができました。わずか10分ほどでしたが、ここまで来た甲斐があったと感じた一瞬です。

  それにしても、眺めていれば綺麗ですが、ここで作業をし、作物を運び出すのは大変な苦労でしょうね。今は観光で潤っているから苦労が報われているのでしょうけれど……。

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