中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

また”国鉄”の悪口ですが……

2009-10-16 09:40:05 | 旅行

  桂林から夜行寝台で貴州省の省都・貴陽に移りました。この間の見聞を書きます。また、”国鉄”の悪口が主な内容ですが……。

  この列車は桂林北駅から出ました。桂林市の中心にある桂林駅からこの北駅までの交通がかなり悪い。バスなら1回乗換えが必要。タクシーで15分ほどかかります。

  駅が馬鹿でかい。入口の前に野球場ほどの広場があって、車が入れないのでタクシーを降りて数分、重い荷物を引きずりました。駅舎も大きく、5分の1も使っていません。写真はホールですが、2階以上は何も入っていませんから2台のエスカレーターは停止。地下道も通行禁止です。トイレが待合室から100メートル近く離れていて、荷物を持って行かなければなりません。電光表示が故障していて、列車の情報は場内放送だけ。私の聞き取り能力では不安で、近くの人に聞きなおさないと安心できません。

  私が乗った列車は南京発昆明行きでしたが、桂林北午後4時23分発の予定が2時間遅れで到着。この間、発車予定の15分ほど前に「1時間遅れる」という場内放送があっただけ。他の列車の改札のために部屋から出てきた駅員に何時着くのかと聞いても「知らない」の一言だけで、すたすたと事務所に戻ります。

  よかったのは、1等寝台の1部屋(4人)で客は私一人だけだったのでゆったりできたことです。話し相手がいなくて面白くはありませんでしたが。

  2時間出発が遅れたのに、私がインターネットで調べた到着予定時間の午前4時半ごろに貴陽に着いてしまいました。どの情報を信用していいのか。次の切符を買い、食事をしてもホテルに着いたのは5時半ごろで、荷物を預かってくれればいいと思っていました。すると、6時に手続をしてくれて、快適な部屋に入ることが出来ました。規則では6時半までにチェックインしたらその日の正午まで、それ以降のチェックインなら翌日正午まで1泊の値段で使えるとのことでした。

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