中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

周庄(1) 門が勇壮

2009-08-21 07:06:56 | 蘇州の園林(街)

  昨日、日本に一時帰国しました。総選挙の投票を済ませ、2週間後にまた蘇州に戻ります。この間、とりおきの写真でつながせていただきます。前回の帰国時は、蘇州の庭園を紹介しました。今回は主に古鎮を紹介します。

  古鎮を直訳すると古い村。文字通り昔からの江南の風景をそのまま残していて、今も人々が生活している地域を指します。今では多くが観光地として整備されました。蘇州の周辺には有名な古鎮がたくさんあります。

  まず、有名な周庄から。周荘と表記されることもあり、およそ900年の歴史があります。残っている民家の60%が明、清時代に建てられたものだそうです。日本から上海や蘇州を回るツアーに組み込まれることが多いので、行かれた方があるのではないかと思います。写真は入口の門。何時立てられたものか、チェックし忘れましたが、なかなか勇壮です。

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無料開放の広大な植物園(4終)

2009-07-11 07:11:18 | 蘇州の園林(街)

  植物園の南の方に建築中の高層マンション群が見えます(写真)。世界不況もどこ吹く風と言わんばかりに、蘇州では建築ラッシュが続いています。中でも工業園区は最もマンション建設が盛んです。1年ほど低迷していたマンションの売れ行きや市況が回復してきたという報道もありました。

  このマンション建設と、広大な植物園が無料であることとは密接な関係があります。マンションの用地を売却しているのは工業園区管理委員会で、区役所と一心同体の機関です。いわば、区役所が最大の開発業者でもあるわけです。植物園があることで周辺の土地は高く売れるので、公共施設にふんだんに投資できるのです。何回か紹介した蘇州科学技術文化芸術センターもそうですが、全体で採算が合えばいいという発想です。

  資本主義の日本では行政と開発業者は別ですから、そうはうまくいきませんが、開発利益を還元させる仕組を工夫することで、同じよな効果を得られないものかと思います。

  今日は植物園(1)から(4)を投稿しました。

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無料開放の広大な植物園(3)

2009-07-11 07:09:40 | 蘇州の園林(街)

  園内には子供向きの遊戯施設がたくさんあります。写真のゴムボートのように有料の施設のほか、廃タイヤを利用したターザンごっこが出来る場所など無料の施設もあります。

  この植物園の隣には工業園区が運営する青少年センターもあります。子供を連れてくるにはもってこいの場所だと思いました。ところが意外と入場者が少ない。私が行ったのは週日の午前中でしたが、場所によっては見渡す限り人影が見えないところもあるほど。中国で人がいない場所なんて貴重なのですが……。


無料開放の広大な植物園(2)

2009-07-11 07:08:42 | 蘇州の園林(街)

  園内は春島、夏島など四季の花を集めた4地区のほか、日本庭園、アメリカ庭園など国別の庭園、湿地の植物、高原の植物など生態別の区域などがあり、ゆっくりすれば一日中でも楽しめそうです。

  電動の観覧車で20分ほどかけて1周することも出来ます。乗車料金は5元(約70円)。運転手の女性が簡単な解説をしてくれました。

  写真はニッコウキスゲのような花。市内では全く見かけませんが、この公園ではこの季節の代表的な花のようです。


無料開放の広大な植物園(1)

2009-07-11 07:07:42 | 蘇州の園林(街)

  蘇州東部の外資導入地区、工業園区にある白塘生態植物園に行ってきました。中心に大きな沼を抱えた1、5キロ四方ほどの大きな公園で、3年余り前にオープンし、約550種類もの植物が植えられています。これが入場料無料。工業園区の余裕に感心しました。

  この写真は入口近くの大通りです。もう少し年月を重ねると樹木の枝が伸びて、こんもりした森の雰囲気になるだろうと思います。

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蓮祭りの拙政園(4終)

2009-06-26 07:06:39 | 蘇州の園林(街)

  この写真に写っている田園風景は、蓮祭りのために造った、いわば箱庭です。奥にある家屋らしきものも板に描いてあるだけですが、よく出来ています。前回の写真は、この”箱庭”の一部を拡大したものでした。

  今日は蓮祭りの拙政園(1)から(4)を投稿しました。

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蓮がきれいな拙政園(1)

2009-06-26 06:48:28 | 蘇州の園林(街)

  今年も蓮祭りの季節になった拙政園に行ってきました。去年の蓮祭りより展示の仕方が随分凝っていました。半月ほど前に拙政園の紹介をしたばかりですが、今日は蓮の展示に絞って写真をお見せします。

  まずは、庭園に元から植えてあるソテツ(ヤシではないと思いますが……)をうまく背景に使って、蓮の鉢植えを見せている場面です。同じ構図が横に3箇所ほど並んでいます。

  拙政園の池に蓮がたくさん植えられていますが、蓮祭りの期間中は、他で育てた鉢植えの蓮を庭園内の要所に配置しています。去年は、背景に特に凝っていませんでした。それでも、拙政園そのものがいい背景になって見ごたえがあったのですが、今年はさらに一工夫加わりました。

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