中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

何を物語るのかー観音像

2009-10-03 07:39:38 | 旅行

  この写真は佑民寺の観音様ですが、周囲に無数の僧やら子供やらが彫り込まれています。仏教を教えるために作られた佛話を表しているのではないかと思いましたが、よく分かりません。

  佑民寺の拝観料はわずか2元(30円弱)。変に観光化されていないところが嬉しいですね。

  今回は9本を出稿しました。

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珍しい仏像がある佑民寺

2009-10-03 07:38:47 | 旅行

  白花州から歩いて1,2分のところに「南昌で完全な形で残っているただひとつの寺」といわれる佑民寺があります。正門あたりはビルの谷間に埋もれるようで、魅力がありそうに見えませんでしたが、奥行きの深い寺で、興味深い仏像がいくつもありました。

  そのひとつ、この写真のお釈迦様は頭上で龍が睨みをきかしています。龍は皇帝あるいは権力の象徴ですから、仏様としっくりいきませんが、珍しい構図であることは間違いありません。日本の神仏混合と同じように、権威をあわせたのでしょか。

  この寺は南朝梁時代の創建といいますから、1500年近い歴史をもっていることになります。1997年に修復されたと書いてありました。


水辺の公園はにぎやかでした

2009-10-03 07:35:14 | 旅行
  白花州に接して南昌八一公園があり、国慶節の連休中で多くの市民でにぎわっていました。ベンチで食事をする家族連れ、聴衆を集めてになやら演説をぶっているお年寄り、大型遊具に乗って楽しむ子供たち……。写真は、伝統楽器の生演奏に合わせて女性二人が歌で掛け合いをしているところです。随分人を集めていましたが、お金をとっている風はありません。

南昌市の新地

2009-10-03 07:33:31 | 旅行

  昨日のブログで、藤王閣から贛江の対岸を写した写真を紹介しましたが、その市政府があるあたりを鄱陽湖からの帰りに走ってもらいました。

  タクシーの運転手さんの話によると、このあたりは5年ほど前に開発されたばかりで、紅谷灘新地と呼ばれているそうです。市政府も3,4年前に引っ越したといいます。周囲には、写真のような垢抜けしたデザインの高層マンション郡が建ち、広い道路と緑地が印象的でした。

  昨日のブログ「巨大ビルが多い南昌」のなかで「中国らしくない街並みはないようです」と書いたのは間違いでした。

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オンボロ車が多い

2009-10-03 07:32:23 | 旅行
  写真は農村地域と鎮(町、村)の中心を結ぶバスですが、いったい何時製造されたバスなのか。30年ぐらいは経っていそうですね。農村地帯を走っている車のほとんどが古く、ヘッドライトが壊れているのもけっこう見ました。

カモの養殖

2009-10-03 07:31:38 | 旅行
  鄱陽湖に最も近いところは広大な湿地です。時々、カモの養殖場がありました。写真はコガモを沼に放したところです。

道路でもみ干し

2009-10-03 07:30:20 | 旅行

  鄱陽湖(ハンヤンフ)に近いあたりは湿地そして一面の田んぼでした。区画整理をしたかのような整然とした田んぼが続き、稲刈り機で収穫していました。中国で本格的な農機を使っているところを、私は始めてみました。

  刈り取ったもみを道路に干しています(写真、袋は乾燥したもみを入れたもの)。もみで片側を占領され1車線しか使えない道が何キロも続きました。時折、車がすれ違うためにもみを踏みます。もみの上に車輪のわだちが残ったところが何箇所もありました。のどかな風景でした。


下調べ不足のつけ

2009-10-03 07:26:27 | 旅行

  2日の午前中に鄱陽湖候鳥保護区に行きましたが、鳥はまったく見えず、100元ほどのつもりの交通費が470元もかかるという失敗をしました(1元は約14円)。なぜ、こうなったのか――

  事前にインターネットで調べた中に紹介があり、「10月からシーズン」とあったので、「有名なスポットばかりでなく、大自然を見るのもいいな」と思って候補にしました。しかし、場所が南昌近郊としか分からず(鄱の旁を香と間違えてメモしていました)、「候鳥」とはどういう意味か気になりながら、ほって置いたのが失敗の元でした。

  ホテルに着いてすぐフロントでメモを出して聞くと、ドアボーイに確かめたあと「タクシーで30分、50元ぐらいで行ける」という返事がありました。これなら問題なしと、もっと聞き出さなかったのが二つ目の間違い。

  翌朝、例のボーイにメモを見せてタクシーを呼んでもらい、高速道路の前まで来て、運転手に地図で場所を教えてもらってびっくり。前の宿泊地、九江との中間で高速を降り、東へさらに2,30キロも行ったところです。それに最後の方はでこぼこ道や地道で速度を出せず、結局、1時間ほどの見物と寄り道時間を入れて4時間もかかってしまったのです。

  しかも、白鷺や野生のカモが時折見えるだけ。写真は「候鳥」が一番たくさん集まる場所で、シーズンになると数十種の「候鳥」が見られるというのですが、このときは1羽もいません。「候鳥」とは「渡り鳥」のことだと知ったのは後の祭りでした。

  私もいい加減でしたが、5星ホテルのボーイも輪をかけていい加減ですね。元の情報も「10月下旬からシーズン」と書いてくれていたらよかった。まあ、農村地帯を見学できたのをヨシとして、次にその報告をします。

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