北京オリンピックの開会式を演出した映画監督、張芸謀さんが10年ほど前に、陽朔の要請で演出したショー「印象 劉三姐」を夜に見に行きました。最低の席で188元と中国の物価水準からすると高いのですが、3000という観客席がほぼ満員でした。
とくかく舞台のスケールが巨大です。漓江の水を引き込んだ岸辺の大きな池が主な舞台で、背景に自然の岩山が4,5座、ぼんやりとライトアップされていました。出演者は500人とも600人ともいいます。ストーリーは少数民族の暮らしの場面をテーマにしたもので、例えば若い男の集団と女の集団が歌などで掛け合う場面がありました。
写真は池に張った赤い布を竹のいかだに乗った若者たちが操作して、岸辺の女性たちにアピールしているところです。
さすが、張監督と思わせる斬新な内容でした。ただ、出演者の顔だけでなく動きすらよく見えないほど舞台が遠い。スクリーンがありましたが、これをもっと大きくしてくれたらいいのに、と思いました。
今回は6本出稿しました。
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