中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

張芸謀監督が演出したショー

2009-10-13 19:51:19 | 旅行

  北京オリンピックの開会式を演出した映画監督、張芸謀さんが10年ほど前に、陽朔の要請で演出したショー「印象 劉三姐」を夜に見に行きました。最低の席で188元と中国の物価水準からすると高いのですが、3000という観客席がほぼ満員でした。

  とくかく舞台のスケールが巨大です。漓江の水を引き込んだ岸辺の大きな池が主な舞台で、背景に自然の岩山が4,5座、ぼんやりとライトアップされていました。出演者は500人とも600人ともいいます。ストーリーは少数民族の暮らしの場面をテーマにしたもので、例えば若い男の集団と女の集団が歌などで掛け合う場面がありました。

  写真は池に張った赤い布を竹のいかだに乗った若者たちが操作して、岸辺の女性たちにアピールしているところです。

  さすが、張監督と思わせる斬新な内容でした。ただ、出演者の顔だけでなく動きすらよく見えないほど舞台が遠い。スクリーンがありましたが、これをもっと大きくしてくれたらいいのに、と思いました。

  今回は6本出稿しました。

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皇帝気分?

2009-10-13 19:47:45 | 旅行
  陽朔の歩行者天国から食堂街につながる道が運河をまたいでいて、立派な橋が架かっています。昔からある橋ではなさそうですが、橋の中央には龍を彫った石板が使われており、宮殿の橋を模したようです。その上で、中年の男がぐっすり昼寝をしていました(写真)。午後4時半ごろなので遅い昼寝ではありますが……。皇帝になった夢でも見ているのではないでしょうか。

観光客目当ての店がほとんど

2009-10-13 19:46:37 | 旅行

  漓江くだりの終点、陽朔で1泊しました。町の中心地域は観光客目当ての店やホテルがびっしりでした。

  店船着場の近くが写真のようなみやげ物店の歩行者天国になっています。この手の歩行者天国は各地に出来ていますが、今まで見た中で一番規模が大きいと思います。それに、一般道路脇の店も、観光客を意識した店ばかり。まさに漓江下り観光で生きている町のようです。


漓江下り(下) 電線が邪魔

2009-10-13 19:45:47 | 旅行

  漓江のあちらこちらで電線が両岸を渡してかけられています。電線を避けて写真を撮ったつもりですが、何枚かに映っていました(写真)。この場所もいい所なのに、電線で風景が損なわれています。

  世界各国から観光客が押し寄せ、中国人も各地からくる観光地なのだから、電線を渡すときは漓江の水底を通るようにしてほしいと思いました。

  漓江くだりの写真はたくさん撮りましたが、いい写真がほかで非常にたくさん公開されていますから、3枚の紹介で終わります。

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漓江下り(中) 初めての時のような感動がない

2009-10-13 19:44:54 | 旅行

  漓江下りは27年ほど前に家族と一緒にツアーに参加したときに経験しました。そのときの感動はかなりのもので、是非もう一度来たいと思っていたのです。

  確かに、すばらしい景色です(写真)。しかし、初めてのときに覚えた感動が今回はどうしてもわいてきません。

  一応晴れてはいるのですが、霞がかかって遠くが白っぽく見えたせいもあるでしょう。しかし、初めてのときの感動が私の頭の中でどんどん膨らみ、実際以上にいいイメージになっていたような気がします。また、初めて見たときは日本にはない景色に感動したのですが、その後、中国をあちこち旅行して、黄山や張家界など日本にはない雄大な景色を見てきたものですから、この景色が特別なものという感じもしない。さらに、年をとって感受性が乏しくなったせいもあると思います。

  何か、年をとること、経験を重ねることのマイナス面を感じてしまいました。


漓江下り(上) 船の屋根から架なさる岩山を観賞

2009-10-13 19:43:39 | 旅行

  12日に漓江下りをしました。主に外国人が乗船する桟橋と、主に中国人が乗る桟橋に分かれていて、私は外国人のほうに乗りましたが、百人余りが乗る船が10艘か11艘、朝9時半に次々と出発しました。約5時間の船旅です。

  ほとんどの時間は船の屋根の展望台から周囲の岩山を眺めました(写真)。終りの1時間余りはどこにでもある光景に変わりますが、それまでは漓江独特の風景が次々に形を変えて展開します。

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