中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

根彫刻も多彩

2009-10-20 06:52:49 | 旅行

  特別展示「天下第一宴」では石のほかに根彫刻も展示されていましたが、これがまた、巨大なものや、動植物にそっくりなものなど、よくこれだけ集めたものだと感心する展示でした。数も非常にたくさんありました。

  写真はラクダですが、本物に近い大きさです。

  今回は園芸博公園関係で4本出稿しました。今夜から26日早朝まで大理ー麗江ー香格里拉のツアーに参加します。このツアーに組み込まれているホテルではインターネットに接続できないというので、次の報告は26日か27日になります。また、ご覧ください。

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何百種類もの中国料理を石で表現

2009-10-20 06:49:56 | 旅行

  たまたま、期間限定の特別展示「天下第一宴」が開かれていました。公園の入場料60元(60歳以上は50元)のほかに50元(〃30元)もとるし、名前から判断して、食事でも出すのかなと想像していましたが、おおはずれ。何百という中華料理や酒壷などをすべて石で表現してあったのです(写真、1元は約14円)。

  中国人が玉(石)を好むことは、このブログでも早いころに紹介しました。それはいろいろな石が産出されることに支えられていることも知っていました。しかし、これほど多彩な石があるとは驚きです。


日本感覚と違う日本庭園入口

2009-10-20 06:48:12 | 旅行

  野外に造られた約30カ国の庭園や中国各省の庭園はほぼそのまま残っていました。狭いスペースで造園していますから、本物の迫力はありませんが、各地の庭園の様子が次々に分かって、楽しめました。例えば、ウイグル地方の庭園などは中近東かエジプト風で、漢民族の感覚と全く違うことが一目で分かります。

  日本庭園ももちろん残っていて、内側はそれなりの日本庭園でした。ところが入口が写真のように、門の両脇に、浮世絵にでも出てきそうな女性が描かれ、入るとすぐ大きな石製の招き猫が迎える構造です。

  多分、園芸博が終わって日本人の管理を離れてから、雲南の人が「これぞ日本」と思うものを玄関にもってきて、日本庭園がここにあることをアピールしたのではないかと想像します。しかし、本格的な日本庭園の入口にこんなものを飾る感覚は日本にはないですよね。日本人の感性を誤解される展示だと感じました。もし、これが園芸博当時に日本人が造ったものだとすれば、何のための展示かと言いたいところです。

 


そのまま公園になった世界園芸博会場

2009-10-20 06:46:25 | 旅行

  ちょうど10年前、昆明で世界園芸博覧会が開かれました。その会場跡がそのまま公園になっています。昆明駅からバスで30分ほど、手軽な距離にある公園で、地元のお年寄りがたくさん訪れていました。

  メインゲートを入ると、大きな花時計が客を迎え、花で飾った帆船、大きな花柱(写真)と続きます。ベゴニアやラベンダーが多く使われているように思いましたが、どの花も活き活きしていました。

  昆明は、緯度が亜熱帯に属しながら高度が高いため夏は涼しく、冬は暖かく、年平均気温が15度Cで、「春城」の異称をもっています。日本なら秋の気配が深まってきたころだと思いますが、ここでは野生の(野生化した?)朝顔が咲いていました。園芸博を開くのにふさわしい風土だと思います。

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