このブログで「蘇州にはアジサイが見当たらない」と騒いだものですから、友人が「近くにあるよ」と知らせてくれました。私が部屋を借りているマンションから100メートルほどしか離れていないマンション群の庭にかなりたくさん植えられています(写真)。灯台下暗しでした。
ただ、このマンションは日本人はじめ外国人がたくさん住んでいるところで、管理者が日本人らの好みに配慮してアジサイを植えたのではないかと想像します。そうだとすると、普通の中国社会にはアジサイが普及していないようだという私の推測は、まだ変わりません。
ところで、このアジサイ、ほとんどの花がしおれていて、本来のみずみずしさがありません。蘇州気象台は26日に入梅宣言しましたが、時折雨が降る程度。日本のようにしとしとと雨が降り続く梅雨のイメージとはかなり違います。蘇州にアジサイが普及しないのは、中国人と日本人の感性の違いなどではなく、単に気候がアジサイの栽培に向かないせいではないかと思えてきました。
翻って、私はじめじめした日本の梅雨が嫌いですが、アジサイをきれいに咲かせてくれているのだと思うと、少し感謝の気持ちが湧きました。
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