東京血管内治療研究会

東京血管内治療研究会にお招き頂きました。
私は急性期再開通療法と頚動脈ステントの講演をしました。一般演題として、大変興味深い症例提示がありましたし、ディスカッションの時間が多く取られていて、私も大変勉強になりました。
二次会にご一緒させて頂いたのは右から小西善史先生、飯塚有応先生、岩渕　聡先生です。
みなさん、ありがとうございました。

大型脳動脈瘤への戦略

今日は名古屋で大型脳動脈瘤に対する血管内治療の講演をさせて頂きました。
著名な先生とともに講演させて頂いたおかげで、朝から多くの先生方にお聴き頂き感激致しました。

動脈瘤は大きければ大きいほど破裂しやすいので、治療が必要なのですが、
大きいほど治療も難しくなります。
私自身はバイパス手術と血管内手術を組み合わせたハイブリッド手術を主に行ってきましたが、
最近の血管内治療デバイスの進歩によって、徐々に血管内治療だけで治癒可能な症例が増えてきています。
近未来にはさらに良いデバイスが使えるようになるため、血管内治療が主流となりそうです。

とはいっても、外科手術も必ず残ります。しかも大型・巨大動脈瘤は技術的に難しい。
これからも技術と知識の両面を磨き続けていこうと思います。