つい先日、12月19日にクルト・マズアさんがお亡くなりになりました。
月曜日にこの記事を出さないのは迂闊でした。。
ライプツィヒの月曜デモの際、当局がデモの参加者を攻撃しないように手を打った人です。
旧東ドイツにおいて、ライプツィヒ・ゲバントハウスの楽長というのはかなり高い地位だったことは幸いしたと思いますが。
秘密警察に市民の側の立場でもの言える人ってなかなかいないですよ。
ベルリンの壁崩壊以降は、マズアさんも外に出まして、メータの後のニューヨークフィルの音楽監督、ロンドンフィルの首席指揮者、フランス国立管弦楽団の音楽監督ってもう「歴任」じゃないですか。
特にアメリカでは評価が高いようです。
まずはこちらの曲から。
Masur - Tannhauser Overture
続いてブラームス。
Brahms - Symphony No. 2
そして第9。
Beethoven Symphony No.9
これは、たぶん93年に発売されたもののようです。いつの録音か正確なところはちょっとわかりませんが。
73年にベートーベン交響曲全集の中の一つとして録音したものと、81年のライブとは違うようで。


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