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なんかめんどくさそうなタイトルですが
簡単に言いますと、年金(GPIF)と日銀が買ってるETFが、日経225銘柄の株をどれだけ持っているのかという話です。
登場人物を紹介します。
1、年金・・・のたうち回る超巨大クジラ
2、日銀・・・狂人の住む城(駅のそば)
3、日本トラスティ・サービス信託銀行
4、日本マスター・トラスト信託銀行
5、ETF・・・「Exchange Traded Funds」の略
6、EDINET・・・金融庁のサイト
7、寄与度(構成率)・・・説明めんどくさい

「スタータイド・ライジング」の登場人物紹介を思い出しましたが、単純にイルカが出てきたからですね。
デイヴィッド・ブリンのは最後まで読んだためしがない・・・
それはともかく、二つの信託銀行については真面目に説明しておきます。
ご存知の方にはまったく不要な説明ですが。。

信託銀行というのは、他人の資金(資産)をあずかって管理・運用する銀行のことです。
そのまんまですが。
日本トラスティ・サービス信託銀行の場合は、年金などの資金を運用している銀行です。
あの巨大な年金運用もここがやっております。
日本マスタートラスト信託銀行の場合も、もちろん、いろいろと資金を預かって運用をやっていますが、今日ここで大事なのはETFです。
ETFは、簡単に言いますと、株券の詰め合わせセットで、まあ、お歳暮のあのハムみたいなののかわりに株券が入っているみたいなものです。
まあ、株券は電子化されますが。
顧客がお金出して運用を依頼すると、この銀行が証券会社に株券買ってくれと言って買わせるわけですね。
で、株券はいろいろ買うので詰め合わせが出来ます。
詰め合わせの持ち主はお金を出した顧客ですが、管理・運用するのは信託銀行ということですかね。
マスタートラストは、日本のそのETFの7割を管理しているという話ですね。
一方、お金を出しているのが日銀。
いまや、日本のETFの半分以上を保有している模様。

それでですね、毎度おなじみ、金融庁のEDINETにいきまして、日経225銘柄の財務諸表にある大株主の状況を見ますと、ことごとく上記の二つの信託銀行が出て来るわけで、これはどれだけ食い込んでいるのかと気になって1つ1つ見ていったら偉いことになっていたという話です。
EDINETはこちら↓。
EDINET
これでたとえば、書類検索から、三井化学 の名前に 有価証券報告書・・・をチェックしたままポチっとして、
最新の財務諸表をみますと、こんな感じ。
三井化学 第2四半期報告書
大株主の状況もわかります。

これを見ますとトラスティ・サービスがいっぱい出てきますが、
一番の「(信託口)」とあるのが年金でしょうね。
「(信託口4)」「(信託口9)」は、年金とはお金の出所が違うのでしょう。
おそらくはどこかの業界の年金基金あたり。
で、今回は、当然、この中の「(信託口)」だけを見ていきます、

が、長くなるので、2つにわけます。

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