CH OB会

CHで、古き良き時代を一緒に過ごした仲間達
「みんな元気なのかな? どうしてるのかな?」
なんて思う今日この頃です。

息子を忘れた?母親

2019-11-03 12:13:10 | Weblog
昨日から、中学のクラス会出席と母親の老人ホーム(静岡県・沼津市)に訪問するため、故郷の横浜に来ています。


   朝7時の飛行機で羽田に着いから品川へ廻り、新幹線で三島へ、そして、東海道線に乗換えて沼津という経由です。


   新幹線の新大阪から三島(沼津)へ行くのが普通のアクセスかもしれませんが、乗車時間が長いのでだいだい先程の経由です。



     今回、母親の所へは連絡を入れないで突然行って、当方の事が分かるかを試すのが目的です。


   いつもは、前もって施設に行くことを母親に伝えて貰い、兄夫婦と一緒に行っています。


   さて、今回の突然の訪問に母親はどんな状況になるでしょうか。



     部屋をノックしドアを開け、大きい声で挨拶をすると、寝ていた母親が起きました。


   「こんにちは!誰だかわかる?」


   少し笑ったような表情で、首をかしげ


   「どなた?」


   今年の2月にも来たのですが、どうも自分の息子を忘れているようです。


   耳が聞こえないので、耳元で大きな声で、


   「息子の〇〇やー!、あなたの末っ子の〇〇!」


   しかし、どうも分からないようです。


  
     試に、自分の子ども(4人兄弟)の名前を言わせてみました。


   〇〇、〇〇、〇〇と3人の名前は出てきましたが、当方の名前が何故か出て来ません。


   さっき、名前を言ったのにもう忘れているようです。


   そして、5分置きに名前を聞かれ、大阪から来たと言ってもあまりピンとこないようです。


   さらに、ここは何処かと何回も聞きます。


   不思議なことに、母親の兄弟・姉妹(7人)の名前はスーッと出て来ました。



     母親は老人ホームに入って2年、どんな生活をしているのかと言うと、極端な話、相変わらず、食っちゃ寝の状態と思います。


   テレビも見ないし、入居者と話をする訳でもないし、脳を刺激することは全くないと言っても過言ではないです。


   それとは正反対に、体の方は何処も悪くないようで、現在、106歳、この分だと110歳以上行くんじゃないでしょうか。


   帰り際、少しは思い出したような感じもしたのですが・・・


     イッシー





   
コメント
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