緑の館のマギー

嬉しい事も悲しい事も、
緑の館の落ちこぼれ妖精、
マギーのきらきら愛千パーセントの日々を綴ります。

麻酔から覚めるまで

2016-03-08 17:26:39 | 日記
入院中マギーが退屈しなかったのは、それがたった三日間と短かった事と、
いつもの仲間といつでもSkypeできたからでしょうね。
術後直ぐにSkypeを立ち上げても、安静を促す眠剤でも入っていたか、
殆ど皆の話を聴くだけで、仲間には随分迷惑掛けたでしょうけど。

はっきり目が覚めるまでのマギーの記憶です。
過去にも経験した全身麻酔から覚める途中の様に、首から下の感覚がまるでない。
頭を持ち上げようとすると、頭が中に水を張ったボールになって揺れる。
実際に何度か様子を診に来た看護師の出入りする声や物音、
Skype仲間の笑い声なんかとはまた違う不思議な気配に取り巻かれていました。
妖精だか幽霊だか、世間がそう呼ぶ様な物達がうろつく気配なんです。
単に、脳内の回線が正常に手を繋ぎ会えていなかっただけでしょう。

ちょっと慌てた愉快な夢も見ていましたね。
大きなポケットに携帯を入れたまま、お風呂に入っていました。
お風呂と言っても、マギーを包んでいるのはお湯じゃなく、
かなり質量のある温かい空気に周囲から押されてる感じなんです。
水没した携帯はもう働かない。
マギーは困り果てていました。
それでも諦めきれず、試しに文字を打ってみました。
濡れた携帯は最初、くぐもった声で文字を読みましたが、
次第にいつもの音声に聞こえる様になりました。
ほっとしていると、お風呂ではなくベッドにマギーはいました。

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