オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

コンプレックス

2009年07月31日 23時04分52秒 | オンマの話
マイミクさんが「すっぴん」について日記を書いていたので、私も恥ずかしながらカミングアウトいたします

私のコンプレックス…ズバリ、それはでございます







私は、世間一般の女の子より色気づくのが遅かった。

大学生だった頃、社会人になった同級生が私のゲジゲジ眉を整えてくれると言いだし、彼女に身を任せたのがそもそもの失敗の元だった


リズムよく動いていた、剃刀を持つ彼女の手がふと止まり、小さな声で

「あっ」

と聞こえた時には、あとの祭り。

見事、私の眉は、剃り落とされていた



そういう訳で、不器用な私が、眉を描くことを余儀なくされてしまった20歳の冬。

ある日のこと、写真を撮ることが趣味の友人が、突然私の顔にカメラを向けた。

私は満面の笑みでポーズをとったが、後日もらった写真を見て、愕然とした。



あたし、こんな眉で外歩いてたん…?

友人が言った。

「こうやって見ると、わかるでしょ?」

なんと、彼女は私の眉を見かねて写真を撮ってくれたのだった…




教師になった年、学校対抗の教師のバレーボール大会があった。

生徒たちが帰ったあとに練習をし、終わったらみんなでファミレスへ。

その時、一人の男性教師が、私を指さして大声で叫んだ。

「けっ、けろろ先生!!眉毛ないっっ!!」




次の日から、私のあだ名は

「まろ」になった…




といった訳で、今や立派なコンプレックスとなった私の眉。

毎月お顔そりに金を注ぎ、

どんなに近所でも必ず化粧をし、

未だにアッパ君の前でもすっぴんを極力控えるのには、こういった訳があったのだった




不器用な私も、涙ぐましい努力の甲斐あって、びふぉー→あふたー

     

何とかナチュラルな眉が描けるようになりました。




ただ、この季節…

汗は油断大敵なのですが

だからと言って、刺青入れるほどの根性もございません






どうか、皆様。

どこかでけろろを見かけても、

眉には触れないで下さい

お願いいたします(笑)