朝の一番忙しい午前7時過ぎ、ケータイが鳴った。
アッパ君だった。
この時間のアッパ君からの電話と言えば、大抵相場は決まっている。
嫌な予感は的中した。
「今から帰るわ」
やっぱり…
「何で?雨降ってへんやん」
「うん…もうな~、腰が痛くて」
お前は登校拒否の中学生かっっ!!
第一そんな腰使うようなこと最近ごにょごにょ…(自粛)
「ふぅん。分かった」
怒りと苛立ちを抑え、穏やかな声を装った。
「7時半頃着くわ」
はぁ
ちょっとは気ぃ使って子どもらが出て行くまで時間潰すとかできひんかなー
案の定、帰宅したアッパ君に、子ども達の容赦ない言葉の矢が放たれる。
息子「アッパ、どないしたん?まだ1時間半しか働いてへんやん」
アッパ君「うん、帰ってきてん」
娘「ほんなら私が帰って来たら、アッパ家おるやんなぁ」
アッパ君「いいや、おらんで」
娘「え~、何でぇ?」
アッパ君「仕事やんか」
息子「もうええねん、どうせパチンコ行くんやろ?」
父親の威厳、皆無です
だから子どもらが出てってから帰ってきたらよかったのに…
子ども達を送り出し、私も出かける準備をしながら、のんきにテレビを見ているアッパ君に声をかけた。
「腰、そんなに痛いんやったら、病院か揉み屋さんに行っておいでよ」
「う~ん。…オンマも今日休みぃや」
はぁ
「無理に決まってるやろ!今日も5時まで残業やっちゅーねん」
「そうやんなぁ。つまらんのぉ」
つまらんのなら、仕事しろ!!
あぁ、憧れの専業主婦への道のりは、果てしなく遠い…
アッパ君。
私は髪結いでもなければ、ナースでも女社長でもございません。
しがないパート事務員でございます。
何ぼ頑張ったって、アッパ君と同等に稼ぐことなんてできないのよ。
職場に復帰して4ヶ月、そろそろ疲れが出てきたのでしょうか。
アッパ君だった。
この時間のアッパ君からの電話と言えば、大抵相場は決まっている。
嫌な予感は的中した。
「今から帰るわ」
やっぱり…
「何で?雨降ってへんやん」
「うん…もうな~、腰が痛くて」
お前は登校拒否の中学生かっっ!!
第一そんな腰使うようなこと最近ごにょごにょ…(自粛)
「ふぅん。分かった」
怒りと苛立ちを抑え、穏やかな声を装った。
「7時半頃着くわ」
はぁ
ちょっとは気ぃ使って子どもらが出て行くまで時間潰すとかできひんかなー
案の定、帰宅したアッパ君に、子ども達の容赦ない言葉の矢が放たれる。
息子「アッパ、どないしたん?まだ1時間半しか働いてへんやん」
アッパ君「うん、帰ってきてん」
娘「ほんなら私が帰って来たら、アッパ家おるやんなぁ」
アッパ君「いいや、おらんで」
娘「え~、何でぇ?」
アッパ君「仕事やんか」
息子「もうええねん、どうせパチンコ行くんやろ?」
父親の威厳、皆無です
だから子どもらが出てってから帰ってきたらよかったのに…
子ども達を送り出し、私も出かける準備をしながら、のんきにテレビを見ているアッパ君に声をかけた。
「腰、そんなに痛いんやったら、病院か揉み屋さんに行っておいでよ」
「う~ん。…オンマも今日休みぃや」
はぁ
「無理に決まってるやろ!今日も5時まで残業やっちゅーねん」
「そうやんなぁ。つまらんのぉ」
つまらんのなら、仕事しろ!!
あぁ、憧れの専業主婦への道のりは、果てしなく遠い…
アッパ君。
私は髪結いでもなければ、ナースでも女社長でもございません。
しがないパート事務員でございます。
何ぼ頑張ったって、アッパ君と同等に稼ぐことなんてできないのよ。
職場に復帰して4ヶ月、そろそろ疲れが出てきたのでしょうか。