2010年1月
ポルトガルのブラガからレンタル料1300万円の条件でカイ・ガイスラーにレンタル移籍のオファーが来た。ヴァントは少し悩んだが、行かせてもいいだろうと思って承諾。だが、レンタル料は1500万円とした。
他にGKシュテファン・ヴェヒターをフランス2部のブレスト、DFロベルト・バスラーをイングランド2部のウォルバーハンプトンにレンタル移籍で出した。
そして、グッズの総入れ替えも行い、サポート旗(小)、ジャージ、スパイク、ロゴ入りボールを各5000個を店頭に置いた。
【資本金】 48億9879万2166円
ブラガはカイ・ガイスラーのレンタルを見送った。上げても1000万円だったか。もう一度チャンスが巡って来たので100万円下げて1400万円を提示したら合意。
そして、ドイツプライムカップ準々決勝はリーグでも首位を走る、あのバウアーがいるレバークーゼンだ。2回戦でコットブスを6-1の大差で下しており、今やドイツで最強と言われている。今度はバウアーが17歳にして主将でスタメン出場してきた。
【資本金】 49億1279万2166円
前半は両者互角で0-0。そして後半9分、猛攻からトレコフのシュートをGKが弾いて、こぼれ球をユングニッケルがスライディングで押し込み先制。
スラマー(いくらバウアーが凄いと言っても、まだ17歳。あの猛攻は防げまい。だが、凄い子だ。将来、必ずドイツを背負って立つだろう。ベッケンバウアーと遜色ないだけのことはある)
その後は、スラマー監督の的確な指示により、レバークーゼンにサッカーをさせず、マンシャフトは初のベスト4進出。
ドイツプライムカップ準々決勝
レバークーゼン 0-1 マンシャフト
(得点) 54分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)
(警告) 85分 バウアー(レバークーゼン)
【基本情報】 来場者数 108900人
【収入】 勝利ボーナス 2000万
【合計】 2000万
【資本金】 49億3279万2166円
そして、トレコフを超える存在になるかもしれないと思い、ダニエル・ブリンクマンもスペイン2部のヘルクレスへレンタル移籍に出す。
それから2週間、ドイツプライムカップ準決勝を前に、ヴァントは恒例ともなっているフリー移籍選手の検索を始めた。今度は楽しみにしていた。なにせ、スラマー監督のサッカーが合う有能な選手が多く出てくる期待があったからである。
54人がピックアップされ、昨年夏に目をつけておいたメッツェルダーとノヴォトニーの名前を探してみた。だが、名前があったのはメッツェルダーだけで、ノヴォトニーの名前が無い。レバークーゼンが契約を更新したのだろう。どちらかと言うと、欲しかったのはノヴォトニーの方だった。スラマー監督のサッカーに合っているからだ。逆にメッツェルダーは時間が掛かりそうだ。ひとまず、ヴァントはメッツェルダーと他2人の選手にスカウトを向かわせた。