一般ゲーマーのサカつく欧州記

欧州6大リーグで頂点を目指す

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プロサッカークラブをつくろう! EU 1816 ドイツ編

2018-08-09 17:30:00 | 日記

 3年目の1部シーズンは3戦消化して1分け2敗の17位と最悪のスタートとなったマンシャフト。しかし、サッカーの内容は悪くなく、バイエルンが相手でも勝てないわけではないとヴァントは前向きに状況を捕えていた。

 だが、4分に速攻からバイエルンがサンタクルスのボレーで先制。更に27分にはバラックに押し込まれて追加点を許してしまった。バイエルン相手に2点ビハインドでは厳しすぎる。その2分後、マカーイのファウルでユングニッケルが重傷。担架で運ばれ、新加入のニコ・フローマーが入る。

ヴァント「何と言うことだ。ここまで運に見放されるとは・・・」

 ヴァントは言葉を絞り出すのが精一杯だった。だが、ここから思いも寄らぬ展開となる。

 37分、入ったばかりのニコ・フローマーが左サイドでボールをキープし、大きくエリア内にボールを入れる。飛び込んだフライアーがボレーを決めて、マンシャフトが1点を返す。それでも、バイエルン相手だと厳しいことに変わりはない。

 それでも、サッカーの神様はマンシャフトを見捨てなかった。44分、マカーイが今度はレッドカードで退場。バイエルンは1人少なくなり、マンシャフトに希望の光が少しだけ差し込んだ。

 そして、前半アディショナルタイム。パウル・フライアーが右からクロスを上げると、フライスがジャンピングボレーでゴール右に決めた。あのバイエルンから2点リードを追い付いたのである。2-2で前半を終え、勝負は後半へ。1人多いマンシャフトは逆転のチャンスだ。

 1人少なくてもバイエルンは強く、むしろ押されていた。それでも、バイエルンはマカーイを欠いたのは大きく、得点チャンスには恵まれない。

 79分、カウンターからフライヤーが右サイドをドリブルで突破。60mくらい走っただろうか。そして、右からエリアを見るとクロスを上げようとするが、バイエルンの選手に防がれてしまう。

 しかし、こぼれ球をフライスが拾って前に出すと、フローマーがそこにいた。

フローマー「忘れてもらっては困るぜ。俺は昨シーズン、レバークーゼンで優勝を経験してるんだ。バイエルンとの戦い方は心得ているつもりだぜ」

 フローマーが左隅に押し込んで、マンシャフトが2点ビハインドを引っ繰り返した。しかも、あのバイエルン相手にだ。

 だが、1点リードしてからがきつい。バイエルンの攻勢が続き、82分にはFKでピンチ。それでも、壁に当たってクリア。右サイドではフォルツがしっかり守ってクリアしている。クロスを上げられてもバッベルが的確な指示を出して凌いでいった。

 そして3-2のままアディショナルタイムに入り、クリズペラがボールをキープして蹴り上げたところで試合終了。7戦目にしてバイエルンから初白星を上げた。

ドイツ1部リーグ第4節

バイエルン 2-3 マンシャフト

(得点)  4分 サンタクルス(バイエルン)

      27分 バラック(バイエルン)

      37分 パウル・フライアー(マンシャフト)

      45分 セバスティアン・フライス(マンシャフト)

      79分 ニコ・フローマー(マンシャフト)

(警告)  29分 マカーイ(バイエルン)

(退場)  44分 マカーイ(バイエルン)

 MOMはパウル・フライアーだが、個人的にはニコ・フローマーだと思っている。マンシャフトは一気に11位まで順位を上げて巻き返した。

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