【4位争い】
37節終了時
4位 ウェストハム 19勝9敗9分け 40得点25失点 +15 勝ち点66
5位 Great Britain 18勝9敗10分 53得点31失点 +18 勝ち点64
勝てば4位でヨーロピアンリーグ出場の可能性もある。前回の対戦ではグレートブリテンが4-1で勝っている。
プレミアディビジョン第38節
ウェストハムで主将マークを付けて出場するのは、昨年までグレートブリテンにいたマシュー・アップソンだ。
アップソン(ここで恩返しをして、俺たちがヨーロピアンリーグに出場する)
雨の中でキックオフのホイッスルが鳴る。
ウェストハムの右サイドハーフ、ジャーメイン・ペナントが右から切り込んでエリア内にまで入るが、スティーブン・マクマナスがカットしてボールをクリア。そこからのカウンターでダレン・ウォードが左から中央にボールをフィード。ケヴィン・デイビスがボールを受け、ミドルシュートを放つも右上に外れる。
またも、ウェストハムは右からペナントがクロスを上げる。これをイスラエル代表ベナユンが倒れ込みながらヘッドを左下に決めて、ウェストハムが先制。
前半12分、ウェストハム 1-0 グレートブリテン
しかし、グレートブリテンもこのまま終わらない。
36分、デイビスがエリア内で倒されてPK。同点のチャンスだ。キッカーのバッセルがインサイドでゴール右隅に決めて1-1の同点に追い付く。
後半からデイビスを下げ、2試合連続で2ゴールを決めているアンディ・ジョンソンが入る。引き分けでは5位以下で終わるグレートブリテンは立ち上がりから攻めるが、ウェストハムもアップソンを中心に守ってゴールを割らせない。
それでも、52分。クリアボールをバリー・ファーガソンがヘッドでエリア内にボールを入れると、混戦からバッセルがシュートを右隅に決めて逆転に成功する。
後半7分、 ウェストハム 1-2 グレートブリテン
55分、更にグレートブリテンはアンディ・ジョンソンがボールをカットし、左にパスを出す。バッセルがハットトリックを狙ってシュートを放つが、GKに弾かれてDFにクリアされる。
78分、グレートブリテンはCKで追加点のチャンス。ここで決めれば大きな1点となろう。ダレン・ウォードがヘッドでゴールを狙うが、GKが体ごと抑えて突き放せない。
そして、アディショナルタイム。ウェストハムがボールを持って攻め込むも、モーアがボールをカットしてクリアしたところで試合終了のホイッスル。
ウェストハム 1-2 グレートブリテン
(得点) 12分 ベナユン(ウェストハム)
36分 バッセル(グレートブリテン)PK
52分 バッセル(グレートブリテン)
逆転勝ちで4位浮上。来季のヨーロピアンリーグ出場に望みをつないだ。
19勝9敗10分け、55得点32失点、勝ち点67で今季リーグの戦いを終えた。一方でチェルシーがリーグ5連覇を達成。