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博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

九州の太陽エネルギー

2017年05月30日 | 環境・エネルギー

 5月も終わってしまいますね。今年の5月の連休は原稿に追われて、どこにも行けませんでした。天気は本当に良かったのですが。ところで以下の日本経済新聞の記事を見つけました。

九州電力は24日、今年のゴールデンウイーク期間中の電力需給状況を発表した。休日で工場などが稼働せず電力需要が落ちた一方、好天に恵まれて太陽光発電の出力が高まったことから、一時太陽光による供給が需要全体の7割を超えた。 太陽光発電所からの供給は今後も増加が見込まれるため、今年度中に出力制限を実施する可能性がある。秋や年末年始の公算が大きい。太陽光発電の比率が最大となったのは4月30日午後1時で73%。770万キロワットの需要に対し、太陽光による出力は565万キロワットとなった。連休で電力需要が落ちた一方、晴天で出力が高かったため。太陽光発電は昼間にかけて出力が高まり、日の沈む夕方にかけ出力が低下する。時間帯による出力の変動が大きいため、九電は火力や揚水による発電を増減させて調整している。今後も太陽光発電所の稼働が増える見込みで、調整しきれなくなった場合は太陽光発電の出力制限を実施する」

 
 太陽光発電だけで、九州の電力需要を7割も充足してしまう上に、場合によっては出力制限する可能性もあるのですから、たいへんなものです。もったいない話です。過剰発電分を蓄電できればよいのですが現在の化学電池では、コストがかかりすぎるのです。私の勤務先では、過剰分の電力で水を電気分解して水素にして、必要なときに燃料電池で使うという研究を進めています。水素自体がひじょうに貯蔵しにくい物質なので、なかなかたいへんです。

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