gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

11月26日「いい風呂の日」 誕生花:ラケナリア

2014-11-26 00:29:41 | 雑記

 記念日・年中行事

○いい風呂の日
日本浴用剤工業会が、入浴剤の使用促進のため制定。
「いい(11)ふろ(26)」の語呂合せ。

○いいチームの日
グループウェアを開発しているソフトウェア会社のサイボウズが制定。
「いい(11)チーム(26)」の語呂合せ。
組織の発展に不可欠なチームワークについて考える日。

○いいプルーンの日
カリフォルニア産プルーンに関する研究、調査、需要拡大のためのPRなどを行う「カリフォルニア プルーン協会」が制定。
カリフォルニアプルーンは自然な甘さと独特の歯ごたえがあり、健康効果の高い食べ物として知られている。
日付は毎月26日が「プルーンの日」であることと、11で「いい」26で「プルーン」と読む語呂合わせから。
 

○ペンの日
1935年(昭和10年)の今日、日本ペンクラブが創立されたことを記念して、1965年(昭和40年)に設けられた日。
ペンクラブのPENは、Pが詩人・劇作家、Eが随筆家・編集者、Nが小説家を意味している。初代会長は島崎藤村。
 

□鎮火祭・火の神事(滋賀県大津市・建部[たけべ]大社)
建部大社の神官のみで行う伝統行事。
日本武尊[ヤマトタケル]が火責めにあったとき、自分の後方の刈草に火をつけ、敵を負かした故事による。
 

□御茶壺奉献祭(京都市上京区・北野天萬神社)
天正15年(1587)10月、豊臣秀吉公の「北野大茶湯」ゆかりの「献茶祭」に使用する茶を木幡・宇治・菟道[とどう]・伏見桃山・小倉・八幡・京都・山城などの各茶師が北野天満宮に奉献する神事。各地域の茶壺は唐櫃に納められ、一の鳥居から本殿まで行列し、本殿にて御茶壺奉献祭が行われる。行列10時45分~、神事11時~。

 ラケナリア(ラシュナリア)

【花言葉】「移り気」「好奇心」

【概要】
ラケナリア(Lachenalia)はキジカクシ科(ヒヤシンス科、ユリ科)の南アフリカに約90種類が分布する球根植物で、主に乾燥地に自生する。 
秋に芽を出して生長をはじめ、冬~春に開花し、夏前に茎葉が枯れて休眠する。
属名Lachenaliaはスイスの植物学者ベルナー・ド・ラ・シュナル(Werner de la Chenal)の名前にちなみ、ラシュナリアとも呼ばれる。
ヒヤシンスのような花姿から別名を「アフリカンヒヤシンス」という。
 

【特徴】
球根から2枚の細長い葉を左右に出すものが多い(1枚だけや10枚近く出す種もある)。また、葉に斑点が入るものがある。
花茎を1~数本出して円筒型や釣り鐘型の花を穂状に咲かせる。花茎は長いものでは30cmに達する。色は赤、オレンジ、黄、クリーム、紫、青、ひすい色など非常に豊富で、他に類を見ない不思議な色彩のものも多い。花に芳香をもつ種もある。
花が下向きに垂れ下がるように付く「ペンデュラス・タイプ」と横から上向きに付く「ヒアシンス・タイプ」、の2タイプに分けらる。ペンデュラス・タイプは円筒形の大きめな花をややまばらに、ヒアシンス・タイプは小さめの花を密に付けるのが多い。

【主な原種、園芸品種】
ラケナリア・アロイデス〔Lachenalia aloides〕
ペンデュラス・タイプ。南アフリカのケープ地方に広く分布している。海岸沿いの岩礫地に生え、高さは20~30cmになる。日本でも比較的普及している種。交雑種も多く、さまざまな多様化が進んでいる。
は披針形で2枚出し、ふつうはえび茶色の小さな斑が入る。冬から早春(2~3月)にかけて、花茎を15~30cm伸ばして総状花序をつけ、長さ約4cmのオレンジ色の筒状花を咲かせる。花被の先端と基部は赤色 
多くの変種(基準とどこかしらが微妙に異なる種)があることでも知られる。アロイデス〔var. aloides〕クアドリコロル〔var. quadricolor〕オーレア〔var. aurea〕ルテオラ〔var. luteola〕などの変種があり、アロイデスは変種の基準とされている。
・〔Lachenalia aloides var. aloides〕
http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/files/Lachenalia/Lachenalia_aloides_aloides_bd.jpg
ラケナリア・オーレア〔Lachenalia aloides var. aurea〕
最も親しまれている種である。つぼみはオレンジ色で、成熟すると濃い黄色になるので、花茎の先端と基部で花色が異なる。冬~早春に開花。
http://www.rightplants4me.co.uk/sites/rightplants4me.co.uk/files/photo/Lachenalia%20aloides%20var%20aurea~mcu%20april.jpg
ラケナリア・クアドリコロル〔Lachenalia aloides var. quadricolor〕 
アロイデス種の変種で平地に生え、高さは15cmほどになる。鱗茎があり、広線形の2~3個の根生葉を伸ばす。3~5月ごろ、花茎を出して総状花序をつけ、赤色から黄色、緑色それに赤紫色と変化する筒状花を咲かせる。
http://www.strangewonderfulthings.com/Lachenalia_aloides_var_quadricolor_9423.jpg

ラケナリア・ルビダ〔Lachenalia rubida〕
ペンデュラス・タイプ。南アフリカのケープ地方の西部に分布している。砂地の平原や丘陵に生え、高さは20cmほどになる。葉は2個でて、褐色の斑がある。11月ごろ、花茎を伸ばして明るい紅色の筒状花を咲かせる。
http://a4.img.bidorbuy.co.za/image/upload/user_images/651/390651/390651_130916203357_Lachenalia_rubida.jpg

ラケナリア・ウィディフロラ〔Lachenalia viridiflora〕
ヒアシンス・タイプ。花崗岩の露頭の上にできた低地に生え、高さは8~20cmになる。葉は披針形で、淡い緑色の地に褐色の斑がある。5~7月ごろ、青緑色(翡翠色)の筒状花を咲かせる。 
http://media-cache-ec0.pinimg.com/736x/79/24/e7/7924e7ebd4e8738b73f322a62d649dbb.jpg
http://media-cache-ak0.pinimg.com/736x/51/b4/90/51b490040c0b47ba048d34e46d93e33c.jpg

ラケナリア・ムタビリス〔Lachenalia mutabilis〕
ヒアシンス・タイプ。南アフリカ、ケープ地方の北部と南西部に分布している。砂礫地の斜面に生える。開花期は2~3月。花はつぼみときは紫色であるが、開くと山吹色に変化する。花弁には紫褐色の斑がある
http://www.shieldsgardens.com/GLOVBulbs/Lachenalia_mutabilis-4-m.jpg

ラケナリア・コンタミナタ〔Lachenalia contaminata〕
ヒアシンス・タイプで、開花期は主に冬~春。長さ20cmほどの花茎を伸ばし5mm~1cmの白花を穂状に咲かせる。花弁の先端が赤茶色に色付く。葉には斑点がないが、花茎には入る。英名ワイルド・ヒヤシンス〔wild hyacinth〕。 
http://www.pacificbulbsociety.org/pbswiki/files/Lachenalia/Lachenalia_contaminata_msi.jpg
http://apps.rhs.org.uk/plantselectorimages/detail/WSYD0007229_5643.jpg 

【詳しい育て方】

■主な作業
花がら摘み:花茎の先端まで小花が咲いたら、花茎をつけ根から切り取る。

■栽培環境
生育期(発芽~花が枯れるまで)は充分日光に当てて育てる。寒さに弱く霜に当たると枯れてしまうため基本的に庭植えはできない。霜の発生しない場所ではベランダの日溜まりなどでも越冬できるが、できれば11月頃には室内に取り込んで栽培する。室内でも窓際に置いて日によく当たるようにする。
暖かいと茎が伸びすぎて花が咲く頃にはひょろひょろになってしまうので、暖房の当たる場所には置かないようにする。生育適温は10℃~18℃。
梅雨前に葉が枯れて休眠に入ったら、鉢ごと涼しい日陰に置く。植え替えや分球は秋に行う。

■水やり
過湿にすると球根が腐ってしまう。乾燥にはよく耐えるので土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにする。花後に葉が黄色く枯れてきたら水やりの回数を減らし、夏の休眠期は水を断ち、水のかからないところで管理する。
秋に萌芽を確認したら、水やりを再開する。

■肥料
肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込む。追肥は開花時期に液体肥料を2000倍(通常の草花に与えるのよりも倍の薄さ)に薄めたものを2週間に1回与える。生育期を通して肥料は少量でよく、 充実した球根なら植え付けの際に混ぜる肥料だけで充分育つ。

■用土
はけがよくなおかつ水もちのよい土が適しています。赤玉土(小粒)5:ピートモス3:バーミキュライト2の配合土を使用する。

■植え付け・植え替え
球根は秋咲きは9月、冬~春咲きは10月頃に植え付ける。5号鉢(直径15cmの鉢)に小さな球根なら5球、大きめのものなら3球が目安である。球根が隠れるくらいの浅植え(深さ2cmくらい)にして芽が出るまで日陰に置く。芽が出るまで極端に乾かさないようにし、発芽後は充分に日光に当てて乾かしぎみに育てる。
球根が腐りやすいので毎年秋に新しい用土で植え替えた方がよい。面倒なら、2~3年植えっぱなしでかまわない。

■ふやし方
親球の周りに自然に子球ができてふえていく。掘り上げた際に親球から子球をはずして貯蔵しておき植え付け適期に上記を参考にして同じように植え付ける。
また、タネまきや葉ざしでふやすこともできる。ただし、花が咲くまで数年はかかる。 

■病気と害虫
特に問題となる病害虫はない。

■まとめ
寒さに弱いので鉢植えで育てる
過湿に注意。水や土が乾いてから与える
休眠期は断水し、鉢ごと涼しい場所へ 


コメントを投稿