記念日・年中行事
○更生保護記念日
1952年(昭和27年)の今日、東京・日比谷で更生保護大会が開かれたことに由来する。
刑務所から出所してきた人たちの更生の道を社会全体で開くことを目的として、さまざまな催し物が行われる。
*(旧)いい鮒の日
茨城県の古河鮒甘露煮組合が2000(平成12)年に制定。
古河市を流れる渡良瀬川では鮒が取れ、甘露煮が名物の一つとなっている。
「い(1)い(1)ふ(2)な(7)」(いい鮒)の語呂合せ。
翌年から2月7日の「フナの日」に変更した。
鮒の甘露煮とは、フナを軽く下ごしらえした後、素焼きにし、醤油、みりん、砂糖、水飴でなどを加えた汁で「照り」が出るように煮たもの。
骨まで柔らかくなるようにゆっくりと長時間形崩さないように煮込むのがコツ。頭から尻尾まで丸ごと食べられる。甘露煮として使われる魚は他に、アユ、鯉、ニジマス、ハゼ、ワカサギなど主に淡水性の小魚が使われる。
○ノーベル賞制定記念日
1895年のこの日、スウェーデンの化学者ノーベルが、自らの発明したダイナマイトで得た富を人類に貢献した人に与えたいという遺言を書いた。ノーベルの死後、ノーベル財団が設立され、1901年にノーベル賞の第1回受賞式が行われた。
ノーベルの遺産を元にした基金168万ポンドの利子が、物理学・化学・生理学医学・文学・平和事業の5分野に貢献した人に贈られている。1969(昭和44)年に経済学賞が追加された。
毎年ノーベルの命日の12月10日に、平和賞はオスロで、その他の賞はストックホルムで授賞式が行われる。
▽感謝祭(Thanksgiving Day)
感謝祭(かんしゃさい、英語: Thanksgiving Day)は、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgivingと略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。
1621年にプリマス植民地のピルグリム・ファーザーズが移住後初めての収穫を神に感謝したことを記念する。
3日間続いた祭典にはインディアンも招かれ、七面鳥や鹿肉のご馳走が出された。ニューイングランド地方のピューリタンを中心に祝われていた感謝祭は、アメリカ独立後、1789年11月26日に、ワシントン大統領により全国的祝日とされた。その後、リンカン大統領により11月最終木曜日と定められたが、ニューディール期にローズベルト大統領は、クリスマス前の買物景気をあおるため1週間くり上げをおこなった。
○【ゴルフ】LPGAツアーチャンピオンシップ(宮崎県・宮崎CC、11月27日~30日)
毎年11月最終週に宮崎県で行われている日本の女子プロゴルフメジャー大会の1つであり、男子の日本シリーズに相当する大会である。2013現在、賞金総額1億円、優勝賞金2500万円。
○第12回ユネスコ記念能(東京都文京区・室生能楽堂、【昼の部】14:00開演〈16:50終演〉/【第2部】19:00開演〈21:10終演〉)
【昼の部】
狂言 大蔵流「悪坊」シテ 山本泰太郎
能 金春流「邯鄲」シテ 山井綱雄
ほか仕舞4番 ※全て同じ演目にて上演
【夜の部】
狂言 和泉流「茶壷」シテ 野村又三郎
能 観世流「大瓶猩々」シテ 梅若紀彰
ほか仕舞4番
○新潟旬彩便~"なんかん育ち"南蒲産のおいしさをもっと(東京都渋谷区・表参道・新潟館ネスパス、11月27日〈木〉~30日〈日〉、10時30分~18時※最終日は16時まで)
清流の豊かな恵みを受けた“ なんかん育ち”の美味が大集合。新米コシヒカリ、新鮮な野菜・果物、名産の梅を使った梅干しなどを出品。 上品な香りととろけるような食感の西洋梨「ル レクチエ」は贈答にもおすすめ。[主催:JAにいがた南蒲]
□千躰荒神[せんたいこうじん]秋季大祭(東京都品川区・海雲寺、11月27日~28日)
荒神さまは、火と水を守る“台所”の神。台所に祀ると、一切の災難を除き、衣食住に困らないとされる。江戸時代から続く荒神祭は、千躰荒神王が御開帳となり、護摩修行が行われる。かまどにちなんだ縁起菓子「釜おこし」は人気がある。
□遊行寺の一ツ火(神奈川県藤沢市・清浄光寺[しょうじょうこうじ]〈遊行寺[ゆぎょうじ]〉)
念仏の合唱が終わると灯火が消え、あたりは真っ暗になる。そこへ火打ち石を打つ火花が散っていき、新しい火が灯される。
真っ暗とは「仏の教えがすたれた末法の世」を、新しい火は「末法の世から念仏の教えが盛んになる」ことを表している。
□大雄山最乗寺 清浄鎮火祭[しょうじょうちんかさい](神奈川県南足柄市・大雄山最乗寺)
応永元年(1394)了庵慧明禅師[りょうあんえみょうぜんじ]による開創で、県内では大山不動、川崎大師とともに三大名刹に数えられる。
了庵禅師とともに開創に尽くした500人力の弟子、道了にちなんで道了尊ともいわれる。
鎮火祭は大勢の参詣者で賑わい、お札をお焚き上げし、1年を締めくくる。
デンファレ(デンドロビウム・ファレノプシス系) Dendrobium phalaenopsis type
【花言葉】「有能」「お似合い」わがままな美人」
【概要】
デンドロビウムは東南アジアを中心に1000種以上が分布するランの仲間。
その中でも原種(園芸品種の元となった野生種)のデンドロビウム・ファレノプシス〔 Dendrobium phalaenopsis〕、それに姿形や性質の似た近縁の野生種(主としてオーストラリア・ニューギニアに分布)、それらを人工的に掛け合わせて作られた園芸品種のグループをファレノプシス系、ベタに略して「デンファレ」と呼ぶ。
大きさや花色など様々で4万を超す品種がある。鉢花を始め、切り花としての需要も非常に高い。また、中華料理の飾りにもよく使われている。
デンファレ系のデンファレとは、デンドロビウム・ファレノプシスの略で、この群の基本となる原種の学名から来ている。花の姿が同じラン科のファレノプシス属に似ているのでこの名前がある。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の phalaenopsis は「蛾に似た」という意味で花の形に由来する。元来はコチョウラン属につけられた名である。
【特徴】
着生植物なる多年草で、セッコク属の標準からはずれる部分は少ない。棒状の偽球茎には多くの節があり、葉鞘のある葉をつける。背の高さは20cm足らずのものから1mに達するものまである。
偽球茎の基部近くの葉は葉鞘のみで、次第に葉身が大きくなり、先端近くではまた小さくなる。葉身は楕円形から長楕円形、または卵形を帯びる、やや厚手の革質。葉は2年以上宿在する。
花は偽球茎の先端付近の葉腋から出て、長い花茎を伸ばし、立ち上がるか先端に向けて下垂し、数花から20花程度までを穂状(総状)につける。
花は標準的なものでは萼はやや細身で三つがほぼ同型、側花弁は萼片より幅広い。身弁は基部が左右に伸びて上に曲がり、ずい柱の左右を包むように位置する。中央部は先に伸びるが広がらない。全体としては平面的に開いた円形に近い花形となる。
なお、デンドロビウム全般では花の咲くバルブは当年のもの、あるいは昨年のものなど、種によって決まっているのが普通だが、この類ではより古いバルブからも花が咲くことがあり、たとえば当年に花をつけたバルブが年内にもう一度開花したり、翌年、翌々年に花をつけたりすることが可能で、時に5年を経過したバルブから開花する例さえある。そのため、大株に仕立てると多数の花が見られる場合があり、それも鑑賞価値を高めている。
【原種・園芸品種】
デンドロビウム・ファレノプシス〔Dendrobium phalaenopsis〕
元となったデンドロビウム・ファレノプシスはオーストラリアやニューギニアに分布し、樹木などに根を張り付かせて生活する着生ランである。
草丈は30~60cmくらい。葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は11~4月くらいで、淡い紫紅色の花を咲かせる。花の色は赤、ピンク、白、黄色など多彩である。花の姿が同じラン科のファレノプシス属に似ているのでこの名前がある。デンドロビウムとファレノプシス(俗に言うコチョウランのこと)を掛け合わせたものではない。
http://www.orchidboard.com/community/attachments/identification-forum/5655d1190737008-dendrobium-phalaenopsis-pict0115.jpg
・偽球茎
http://www.terrasklep.pl/files/dendrobium-phalaenopsis-storczyk-orchidea.jpg
・花
http://robertopozuelo.files.wordpress.com/2011/02/dendrobium-phalaenopsis.jpg
デンドロビウム・ビギバム〔Dendrobium bigibbum〕
オーストラリア、ニューギニア原産で花姿はファレノプシスのようである。色は紫や白で、草丈は15cm~1.2mになる。非常に小さく収まるコンパクツム、花が大型のスペルブムなどの亜変種がある。主に出回っているのは丈が小さい園芸品種で、鉢花として広く普及している。
http://m7.i.pbase.com/u47/schnitz/large/30701837.Dendbiggibum.jpg
・Dendrobium bigibbum var. compactum
http://www.orchideen-wichmann.de/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/d/e/dendrobium_bigibbum_two_tone_pfl.jpg
http://www.orchideen-wichmann.de/media/catalog/product/cache/1/image/9df78eab33525d08d6e5fb8d27136e95/d/e/dendrobium_bigibbum_hybride_1_pfl.jpg
・Dendrobium bigibbum var. superbum
http://2.bp.blogspot.com/_21_UkiqioPk/TQeyVdF0XJI/AAAAAAAAAgk/T7V8JrT0Ywg/s1600/dendrobium+giant+5+jpg.jpg
http://www.orchidsonline.com.au/files/images/Dendrobium%20bigibbum%20var.%20superbum%20alba%20x%20bigibbum%20var.%20bigibbum.jpg
【詳しい育て方】
■主な作業
花が枯れてきたら花がらをつみ取っていく。そして一番最後の花(いちばん先端のつぼみ)が開ききった頃を目安に花茎ごとばっさりと切り取り、切り取った花茎は水の入れたコップなどにさして楽しむとよい。
つぼみがでてきたら乾燥させないように、霧吹きなどで水を与えるようにする。湿度が不足するとつぼみが黄変して花が咲かずにつぼみが落ちてしまうので注意する。
■栽培環境
光不足になると茎が十分に肥大せず強いては花も咲かなくなってしまう。日光を十分に当てて真夏だけは直射日光を避けて20%くらいの日除けをおこなう。風通しを良くして蒸れないようにするのも大切。冬は最低15℃の気温が必要となるので10月以降は室内で管理をおこない、昼間は日のよくあたる窓際、夜には室内の奥に移動させる。
■水やり
水切れをおこさないように注意する。冬は温度が保てない場合は乾燥気味に管理して、半休眠状態にして冬越しさせる方法もあるが、これだと暖かくなってからの生長が遅れるので、あまりおすすめできない。
■肥料
4月に1回、緩効性化成肥料を施し、5月~9月の間は液体肥料を週に1回施す。真夏の気温の高いときも肥料は休まず少し薄めの液体肥料を施し続ける。
■用土
水ゴケ植えか、バークなどのミックスコンポストで植える。背が高くなるためひっくり返りやすいので、水ゴケで素焼き鉢に植えておくと倒れても抜けずにすむ。
■植え付け・植え替え
やや気温が上がってくる4月中旬~5月に植え替えを行う。春の植え替え時期を逃した場合は、9月初めのまだ気温の高いときに植え替えを行う。
■ふやし方
株分けでふやすのが基本ですが、急に大きくは育たない洋ランで、かなり大きくならないと株分けはできない。まれにバルブの頂部に高芽を出すので、高芽から根が伸びてきたら切り取って植えるとふやすことができる。
■病気と害虫
病気:軟腐病
害虫:カイガラムシ
■まとめ
最低気温15℃以上保つ
乾燥させすぎないように注意する
真夏でも肥料を与える
https://www.youtube.com/watch?v=3gFCfZy_RXM
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