記念日・年中行事
○空気清浄機の日
日本電機工業会が2006年に制定。
「い(1)い(1)く(9)うき」の語呂合わせ。
空気清浄機は、空気中に浮遊する目に見えない細かい粒子やにおい(花粉、ハウスダスト
等の粒子、ペットや調理時においなど)を取り除く。
○家庭用消火器点検の日
消火器は一般家庭におけるもっとも手軽な初期消火装置。これをさらによく人々に知っても
らい、家庭での点検、火災発生時の使い方などの認識を高めて貰おうと一般社団法人全国
消防機器販売業協会が1991年10月に制定。日付は消防への通報電話番号が119番で
あることから1と19を用いたもの。因みに11月9日は、消防庁が定めた「119番の日」。
○のど自慢の日
1946年のこの日、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始された。
○日本海寒鱈まつり(山形県鶴岡市・鶴岡銀座通り)
冬の庄内浜の郷土料理、寒鱈汁(500円)を味わえる。10時半から15時まで。そのほか、
郷土芸能などの企画も多く行われる。
□大山寺[たいさんじ]の力餅(徳島県上坂町、10:00~15:00)
大山寺の力餅は、本尊千手観音の初会式にお供えした紅白の鏡餅を抱いて歩いた距離を
競う伝統行事。男性用169kg、女性用50kg、子ども用10kg、幼児用5kgとなっている。
□下崎山のヘトマト行事(長崎県五島市下崎山町・白浜神社)
五穀豊穣や大漁などをまとめて祈願する奇祭。祭の最後に若者たちが長さ4mの藁草履に
見物人たちの女性を乗せて胴上げしながら練り歩く。大草履は町内の山城神社に奉納され
る。
□破魔弓祭(的ばかい)(熊本県長洲町・四王子神社)
約860年の歴史を持つ「破魔弓祭(的ばかい)」は、無病息災・家内安全など縁起いい祭と
して、毎年1月に開催される。安土・桃山時代に氏子たちがご利益、幸福を得ようとご神体を
安置した円座を奪い合ったことが「的ばかい」の起源とされている。円座をかたどった直径
60cm、重さ6kgのワラと麻で編まれた「的」を神社の境内や路上、有明海まで締め込み姿
の男たちがはげしく揉み合い、奪い合う。
※明惠忌
鎌倉時代の僧で華厳宗中興の祖・明惠[みょうえ]上人の1232年の忌日。
ユキヤナギ(雪柳) Thunberg’s meadowsweet
【花言葉】「愛嬌」「気まま」「自由」「殊勝」
【概要】
ユキヤナギ(雪柳、学名:Speaea thunbergii)はバラ科シモツケ属の落葉低木。本州の関
東地方から九州にかけて分布し、川岸や岩礫地に生える。また、庭木とされる。海外では中
国にも分布する。中国原産という説もあるが、日本原産であると考えられている。
和名の由来は、花の様子が雪のように見え、枝や葉の形が柳のような形に見えることから
来ている。花が散ると地面に小米(砕いた米)をまいたようになるので小米花(コゴメバナ)、
小米柳(コゴメヤナギ)とも呼ばれる。
なお、同じシモツケ属で花が団子状のものをコデマリ(小手鞠)という。開花はユキヤナギよ
り少し遅い。花の形はよく似ている。
属名のSpeaeaはギリシア語の「speria(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあ
ることから名付けられた。種小名のthunbergiiはスウェーデンの植物学者で、日本の植物
の研究をしたThungerg(ツンベルグ)の名から来ている。
【特徴】
樹高1~2mで、地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く披針形の葉を互生する。葉の
縁には鋸歯がある。
開花期は3~5月で、5弁で雪白の花径1cmにもみたない小さな花を枝全体に穂状に付け
る。花後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出するもの)である。
・樹
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/29/Spiraea_thunbergii1.j
・花(拡大)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/30/Spiraea_thunbergii2.j
・実
http://blog-imgs-23-origin.fc2.com/s/l/o/slowlife06/080419_04.jpg
【詳しい育て方】
■季節・日常の手入れ
枝の伸びの勢いが強い植物なので、放っておくと枝がたくさん出てきてごちゃごちゃした感じ
の株になってしまう。枝が密に重なり合うと風通しが悪くなり株が蒸れたり、株の内部まで十
分日が当たらなくなり枯れ枝や生長の弱い細い枝が出やすくなる。であるから、重なり合っ
て混み合った部分を間引いて風通しをよくすると同時に樹形を整える。また、株が古くなると
花付きが悪くなる上に、枯れた枝も目立つようになり見苦しくなる。古株は思い切って株元か
ら30cmほど残してバッサリと刈り込んで、新しい枝を出させることにより株を若返らせる。
作業の適期は花が終わった頃~5月下旬。9~10月頃には翌春の花芽が枝の中に作られ
るので、それ以降の切り戻しは避ける。ただし、古い枝や枯れ枝は花の咲く前の1~2月に
切ってしまっても構わない。
根詰まりになり株の生育が衰えてきたら、株を中心として四方向に溝を掘って新しい土と堆
肥を混ぜたものを入れる。そうすることによって新しい根が生長して再び元気になる。溝の
幅は10~15cmくらいで。
■日当たり・置き場所
日当たりと風通しが良い場所が最適である。日陰に植えると花付きが悪くなる上に生育もよ
くないので、できるだけ日当たりの良い場所を選ぶ。
寒さに強く霜を当たっても枯れることはないので防寒対策をする必要はない。因みに秋に紅
葉して冬に葉が全部落ちて枝の状態で冬を越す。
■水遣り・肥料
基本的に地植えで育てるので、真夏に極端に乾くときや植え付け直後以外は水を遣る必要
はない。小苗を鉢植えにしている場合は土の表面が乾いてからたっぷりと水を与える。
肥料は1~2月に1回、油かすと骨粉を7:3に混ぜたものを株元に与える。同様の肥料を9
月にも与える。
■用土
有機質に富んだ水はけのよい土を好む。丈夫な植物なので痩せ地でも育つが、その場合
は普通より枝が細くなる。できれば、植え付ける前に腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおく。
■植え替え・植え付け
植え替えは特に行う必要はないが 株分けを行うときや株を他の場所に移動させる時に行
う。丈夫な植物なので掘り上げる際に多少根を傷めても枯れることなく簡単に根がつく。適
期は2~3月。
植え付けは真夏以外はいつでも行えるが適期は2~3月。早咲きの品種は11~12月に
植え付ける。
■ふやし方
株分けでふやすことができる。
株分けは掘り上げて地際から出ている枝が同じ本数になるように2つに分ける。ぱりっとまっ
ぷたつに分けた際、多少根が傷んでも根は付くのでそれほど心配は要らない。
■かかりやすい病害虫
病気:うどんこ病 / 害虫:アブラムシ、カイガラムシ
■まとめ
日陰の場所では生育がよくない
風通しを良くして害虫の発生を防ぐ
生育が悪くなったら土の入れ替えをする
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