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1月20日「大寒」 誕生花:ルナリア

2014-01-20 00:21:13 | 雑記

 記念日・年中行事

☆大寒[だいかん]

二十四節季の一つで、寒さが最も厳しくなる頃。

天文学的には、太陽が天球上の黄径300度の点を通過する時。

小寒から節分までの「寒の内」の真ん中にあたり、一年で最も寒い時期である。本来、寒さの

厳しいこの頃に、武道などの稽古をすることを寒稽古と呼ぶのだが、現在では冬の修行一

般を指すことが多い。

○甘酒の日

日本で伝統的な飲み物であり発酵食品である甘酒の良さ、おいしさを多くの人に知って貰い

たいと、1969年から瓶入り甘酒を販売していた森永製菓株式会社が制定。日付は、甘酒

は疲れを癒し、身体が温まる飲み物として大寒の頃が最も飲まれていることから大寒の日と

した。

○血栓予防の日

納豆に含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」が血栓を溶解し、脳梗塞や心筋梗

塞を予防する効果があることをアピールするために日本ナットウキナーゼ協会が制定。寒い

時期に血栓が出来やすいことから大寒になることが多い1月20日を記念日とした。また、

20日を「つ(2)まる(0)」と読む語呂合せにも由来する。

□鹿島神宮大寒禊(茨城県、午前8時~)

大寒禊は常陸一之宮で由緒正しい神社である鹿島神宮の中に位置し、鹿島の七不思議の

一つの「子どもが入っても大人が入っても水位は乳のところまで」と云われている御手洗池

[みたらしいけ]にえ行われる。山からあふれ出る清水につかり身の穢れを清め、1年間の

無病息災などを祈願する神事。

○湯かけ祭り(群馬県・川原湯温泉)

大寒にふんどし姿で温泉の湯を掛け合う奇祭。見学者にも神酒や甘酒が振舞われる。温泉

街一帯は車は通行止めになる。参加希望の場合は前日旅館に泊まり要予約。

◇二十日正月

正月最後の日として納の行事を行うもので、地方によっては骨正月、骨おろし、頭正月など

とも呼ぶ。正月に食べた魚の骨や頭まで食べ尽くして、正月を終えることから来ている。

○海外団体旅行の日

1965年のこの日、日本航空が海外団体旅行「ジャルパック」を発売し、海外団体旅行がブ

ームとなった。

○玉の輿の日

1905年のこの日、アメリカの金融財閥モルガン商会の創立者の甥、ジョージ・モルガンが

祇園の芸妓・お雪を見初め、結婚した。お雪は「日本のシンデレラ」と呼ばれた。

□二十日夜祭(延年の舞)(岩手県平泉町・毛越寺常行堂)

800年余りの伝統に培われた舞が夜中まで次々と披露される。作物の神である魔多羅神

[またらじん]の祭儀で、献膳式や常行三昧供などの法要の後、厄年の男衆を中心とした40

0人以上の献膳行列がJR平泉駅前から毛越寺まで練り歩く。境内では厄男が松明をぶつ

け合う「火たきのぼり」を行い、その後清められた堂内で「延年の舞」(国指定重要無形民俗

文化財)が奉納される。

□大江の幸若舞(福岡県みやま市・大江天満神社舞堂)

五穀豊穣を祈願して舞が奉納される。幸若舞とは室町時代初期に成立した芸能で、能と並

んで戦国時代の武家に愛好された。その後、200年ほど前に瀬高町の大江地区に伝わ

り、今では全国でここだけが幸若舞を継承している。鼓の音が響く中、声高々に独特の節ま

わしで朗々と謡われる。国指定需要無形民俗文化財。

□八坂神社裸まつり(熊本県苓北町)

約400年前、上津深江地区に悪病が流行した際、山伏が海に入って病魔を退散させた故

事に因んでいる。神事の後、法螺貝の合図で締め込み姿の男衆約30名が神輿を担いだま

ま冷たい海に入り、声を掛け合い、法螺貝を吹き鳴らしながら海岸沿いを約300m泳いで禊

ぎをする。

※乙字忌

俳人・大須賀乙字[おおすがおつじ]の1920年の忌日。

新傾向俳句運動の口火を切ったが、後に伝統を尊重する側に変った。

「凩[こがらし]に木の股童子泣く夜かな」

「寒中の毛衣磨れば火の走る」

「干足袋の日南に氷る寒さかな」

※暁臺忌

俳人・加藤暁臺[かとうきょうたい]の1792年の忌日。

「薮いりを獅子の口より見初めけり」

「鏡餅母在して猶父恋し」

※義仲忌

源義仲(木曽義仲)の1184年の忌日。

兄・頼朝の命を受けた範頼・義經の軍と近江・栗津原で戦い、即死した。

※レーニン・デー

旧ソ連の基礎を築いたレーニンの1924年の忌日。

 ルナリア(ゴウダソウ[合田草]) honesty

【花言葉】「魅惑」「正直」

【概要】

ルナイア(ゴウダソウ[合田草]、学名:Lunarea annua)はアブラナ科ゴウダソウ(ルナリア)

属の越年草。ヨーロッパ原産で、日本では1901年に東京美術学校教授の合田清氏がパリ

から種子を持ち帰ったのが始まりである。それが名の由来でもある。

観賞用の栽培が中心であるが、北海道などの寒冷地では逸出して道端などで野生化してい

るという。

実の形から、ギンセンソウ(銀扇草)、ギンカソウ(銀貨草)、オオバンソウ(大判草)などの別

名がある。また、学名からルナリアとも呼ばれる。

属名のLunareaは、ラテン語の「Luna(月)」から来ている。実の形から名付けられたもので

ある。種小名のannuaは「一年生の」という意味である。

【特徴】

草丈は50cm~1m。全体に粗い毛が生えている。茎は直立している。

葉には柄があるが、上部の葉は柄が短く、柄のないものもある。葉の形はハート形で、縁に

は細かい鋸歯があり、互生する。

開花期は4~5月で、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2cm

くらいの紫色ないし白の4弁花をつける。アブラナ科特有の十字形の花びらで、雄蕊は6本

ある。4本が長く、2本が短い。

花の後にできる実は薄く半透明で団扇のような形をしている。実は完全な円ではなく、1箇

所だけちょこんと尖っており、豆のさやを伸ばしてぺちゃんこにしたようなイメージを受ける。

中には数個の平べったいタネが入っており、実が熟してタネがこぼれた後、薄い膜のような 

隔膜が株に残る。隔膜は滑らかで光沢があり形がおもしろく、長期間傷まないのでドライフラ

ワーに利用される。

http://w01.tp1.jp/~a120666499/hyoushi1-12-L.jpg

・果実

 http://yasashi.info/image/photo/0000-0039a.jpg

・熟した果実

http://matsue-hana.com/Graphics/lgal/57588.jpg

【詳しい育て方】

季節・日常の手入れ

莢をドライフラワーとして利用する場合は、莢が膨らんで色が緑色から薄い茶色に変り始め

た頃に茎の下の方から刈り取って風通しの良い軒下で十分乾かしてから外皮を取り除く。

タネも一緒に採れるので翌年まで保存しておいて適期になったらまく。

日当たり・置き場所

日当たりを好むが半日陰の場所でも育てることができる。耐暑性は若干弱くて25℃以上の

環境では生長が止まってしまう。夏は西日や直射日光を避けて風通しのよいできるだけ涼し

い場所が適している。

耐寒性は非常に強くー6℃まで耐える。特に冬の防寒対策は必要ない。

■水遣り・肥料

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。春から夏にかけて気温の上昇とともに乾きやす

くなるが、高温期は植物自体の生育も衰えて根の吸収力も弱くなるので水を遣り過ぎて過湿

にならないように気をつける。過湿にすると根が腐りやすくなる。一年を通して水遣りの基本

は土が乾いてから与える、である。

肥料は育苗中から花後まで定期的に月1回、1000倍に薄めた液体肥料を与える。夏は暑

さで弱るので与えない。

用土

水はけのよい土を好む。逆に言えば水はけさえよければ土質は選ばない(粘土質の場所は

不向き)。鉢植えにする場合は赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜた土が適している。弱酸性

の土を好むので庭に植える時は予め石灰を混ぜ込んでおくとよい。

■植え替え・植え付け

鉢植えにしていて鉢の底から根が伸びているようなら、根詰まりを起こしている可能性があ

るので一回り大きな鉢に植え替える。根を傷めると根付きにくいので植え替えに際は丁寧に

取り扱う。庭植えは植え替える必要はない。植え替えの適期は6月、真夏の植え替えは植

物を著しく弱らせる上に根付きにくいので避ける。

■ふやし方

屋根をまいて育てる。タネまきの時期は春、3~6月が適期。二年草なので一年草に比べて

育苗から開花まで時期が長くなる。

ルナリアは根が真っ直ぐ伸びて枝分かれしにくい直根性という性質で、苗が大きくなってから

の植え替えは嫌う。根を傷めてしまうと新しい根が伸びにくく根付きにくい。庭やプランターに

直接タネをまくか、ビニールポットに数粒ずつまいて育てる。タネに被せる土は5mmくらいが

適当である。

ポットにまいたものは本葉が4,5枚の苗に生長したら庭などに植え付ける。植え付けの適期

は6月頃であるが、苗が十分な大きさになっていない場合は夏の暑さで根付く前に枯れてし

まうこともあるので、その場合は9月まで待つ。夏の育苗は風通しの良い涼しい場所で行う。

秋にタネをまくことも可能であるが、その場合は開花するのは翌々年の春になり育苗期間が

更に長くなる。なぜならルナリアはある程度大きさに生長した後、寒さに当たると花芽が作ら

れる性質だからである。秋にタネをまいても冬までに十分な大きさに生長しないので、花芽

が形成されずその結果花が咲かない。

7~8月にタネを採取してすぐまいた場合、ギリギリ翌年の開花につなげることができるが、

高温で発芽が揃わないことがある。

■かかりやすい病害虫

害虫:アブラムシ、アオムシ

春から秋にかけてアブラムシが発生する。また、夏を中心としてアオムシの発生が見られ

る。アブラムシは吸汁して植物を弱らせたり、葉を変形させたり二次的に病気を引き起こすこ

ともある。アオムシは葉を食害する。どちらにしても放っておくと被害は拡大するので見付け

次第薬剤を散布して駆除する。春温かくなってきた頃に予防として浸透移行性の薬剤を散

布するのも効果がある。

■まとめ

寒さに強いが暑さに弱い

大苗での移植は根付きにくい

秋にタネをまくと開花は翌々年の春


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