記念日
○穴子の日
寿司・弁当用の穴子食材を製造する大阪市のグリーンフーズが制定。
7(な)5(ご)で穴子の「なご」の語呂合せと、穴子は夏が旬であり、鰻同様に夏バテに効果的であることから。
※アナゴ(穴子、海鰻、海鰻鱺)は、ウナギ目アナゴ科に属する魚類の総称。ウナギによく似た細長い体型の海水魚で、食用や観賞用で利用される種類を多く含む。30以上の属と150以上の種類が知られる。好みの環境や水深は種類によって異なり、砂泥底、岩礁域、浅い海、深海と、様々な環境に多種多様な種類が生息する。マアナゴ、ゴテンアナゴ、ギンアナゴ、クロアナゴ、キリアナゴ、チンアナゴなど多くの種類があるが、日本で「アナゴ」といえば浅い海の砂泥底に生息し、食用に多く漁獲されるマアナゴ Conger myriaster を指すことが多い。
日本料理において、マアナゴはウナギと同様に開き、天ぷら、蒲焼、寿司種、八幡巻(牛蒡をアナゴの身で巻いたもの)などで食べられている。一本丸ごと揚げた天麩羅は天丼や天ぷらそばなどに乗せると丼からはみ出す様が見栄えがし、価格も手ごろなため、名物としている店も多い。
○江戸切子の日
東京カットグラス工業協同組合が制定。
江戸切子の文様の一つ「魚子(ななこ)」から7(なな)5(こ)で「ななこ」の語呂合せ。
※魚子紋:魚子(ななこ)とは、「魚(な)の子」の意味で、魚卵の粒がつながっているような形状から。また、カットされた面がキラキラと細かな光を放つところから、魚の鱗を連想させるため。
○名護の日
沖縄県名護市の「名護の日制定推進ネットワーク会議」が2009年に制定。7(な)5ご)で「なご」の語呂合せ。
※名護市: 人口およそ6万人。北部唯一の市、「名護市」。その地名の由来は、名護市西南部に広がる名護湾が、波が静かで穏やかなことから、「凪(なぎ)」が転じたものとされている。
○プラチナエイジの日
一般社団法人プラチナエイジ振興協会が制定。60歳からの世代をプラチナのように永遠に輝き続ける世代として「プラチナエイジ」と呼び、イキイキとした人生を送ってもらうのが目的。新しい還暦祝いのスタイルとして「プラチナエイジ式」を提案している。日付は7月5日の誕生石がプラチナとされていることから。
※プラチナ: 白金(はっきん、ラテン語: platinum)は原子番号78の元素。元素記号は Pt。白金族元素の一つ。 学術用語としては白金が正しいが、現代日本の日常語において ... スペイン人達は、これを「ピント川の小さな銀 (platina del Pinto)」と呼び、これが元素名 platinum の語源となっている。 これまでに人類によって産出された白金の総量は約4,000トン、体積にして約200立方メートル(一辺が6メートル弱の立方体)ほどである。稀少な貴金属なため、「プラチナチケット」のように入手しにくい、貴重なもののたとえに使われることもある。主な産出国は南アフリカ共和国、ロシアである。南アフリカに偏在している。レアメタルのなかでも特に稀少で、地殻1トンあたり0.001 gの産出である。
プラチナの和名「白金」は、江戸時代の蘭学者、宇田川榕庵(ようあん)が著した化学書「遠西医方名物考補遺巻八」(えんせいいほうみょうぶつこうほい まきのはち)に、白金(一種銀色の金属、原名プラチナ)の訳語があり、榕庵が命名し日本で最初に使われた用語と言われている。
○ビキニスタイルの日
1946年のこの日、フランスのルイ・レアールが、世界で最も小さい水着としてビキニスタイルの水着を発表した。
発表の4日前にアメリカが原爆実験を行ったビキニ環礁からその名前がとられた。
○農林水産省発足記念日
1978年のこの日、「農林省」が「農林水産省」に改称された。
※榮西忌
日本臨済宗の開祖・榮西[ようさい]の1215(建保3)年の忌日。
誕生花:セアノサス(カリフォルニアライラック) California lilacs、wild lilac、soap bush
【花言葉】「初恋の思い出」「温厚」「純朴」「淡い恋心」「情熱的な愛」
【概要】
セアノサス(Ceanothus)はクロウメモドキ科ソリチャ属(セアノサス属)の半耐寒性常緑低木である。属名の読み方は「ケアノツス」とするものもある。同属の鼠李茶(ソリチャ:Ceanothus americanus)が昭和初期に渡来した事情から、属名の和名をソリチャ属という。
原産地は北アメリカで、50~60種が分布する。属名の総称として、カリフォルニアライラック(California lilacs)の一般名がある。
学名の Ceanothus はギリシャ語の「とげのある植物」という言葉が語源になっている([古名] Keanothos(アザミ) が語源であるとも言われている)。
【特徴】
樹高は30cmから50cm。日本では鉢植えが多いが、庭植えしたものは1mから3mになる。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から6月。枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、青紫色の小さな花が集まってつく。花の色はピンクや白のものもある。また、立ち性、這い性、叢性など変異も多い。
園芸品種も多く、特定するのはなかなかむずかしいようである。
【主な原種・園芸品種】
パシフィックブルー’〔Ceanothus 'Blue Pacific'〕
狭葉種。照りのある濃い緑葉で、花は小さめの花穂の濃い青紫。よく出回っておりセアノサスといえばこれといった感じであるが、広葉のセアノサスと特徴がかなり異なるため混乱する要因ともいえる。若木から花つきがよい。樹形はブッシュ状になる 。落葉種よりもやや寒さに弱い。樹高1~2m。
http://www.plants-art.com/wp/wp-content/gallery/plants-list/cimg0310.jpg
http://www.landsdaleplants.com.au/wp-content/uploads/2014/12/Ceanothus-Blue-Pacific-3-550x413.jpg
http://www.gardensonline.com.au/Uploads/Plant/987/Ceanothus-Blue-Pacific-Ms.jpg
‘マリーサイモン’〔Cianothus pallidus 'Marie Simon'〕
薄いピンクの花を咲かせる。広葉種の中では比較的ポピュラーな品種。樹高は1~1.5mほど。
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https://www.youtube.com/watch?v=6nVnwvVWU64
‘プーケット・ブルー’〔Ceanothus 'Puget Blue'〕
樹高0.5~1mほどのコンパクトな品種で、青花。
http://www.notcutts.co.uk/pws/client/images/catalogue/products/NCEIPBBC30/large/NCEIPBBC30.jpg
‘エルドラド’〔Ceanothus thyrsiflorus 'El Dorado'〕
広葉種。初めは黄覆輪で次第に白覆輪に変わる斑入り葉。花は青色。
http://www.pepiniere-brochetlanvin.com/grande/34466/ceanothus_el_dorado.jpg
‘ベルサイユ’〔Ceanothus 'Versailles'〕
薄青紫の花で、コンパクトに育つ。
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【詳しい育て方】
■主な作業
花がら摘み: 花期が長いので、花ガラは早めに取り除く。
軽い剪定:落葉期の11~2月に、枝の刈り込みをする「。ふところ枝や枯れ枝などを切って形を整える。過湿、害虫の予防と日当たりをよくするために行う。注意:切り戻し剪定はより多くの花を咲かせることが目的のひとつとなるから、花芽のつくられる時期と位置に注意して剪定をする必要がある。
強剪定:開花後直ぐに切り戻し剪定する。内芽と外芽がある。剪定する時、必ず外側に伸びる外芽の約3cm上で切る。芽が生えている部分を落とすともう枝がでてこなくなるので注意。
■栽培環境
庭植えの場合、鉢植えの場合いずれも、風通しの良い、日当たりが良い場所で育てる。庭植えの場合、夏の西日、直射日光が強くあたる場合は遮光ネットなどで日よけする。
鉢植えの場合、春から秋にかけて、よく日があたる戸外で管理する。真夏は屋外の半日陰か午前中だけ日があたる場所で育てる。梅雨時期は雨が直接当たらない場所に移す。冬は室内の日の当たる場所に置いて観賞する。
耐寒温度-5℃と言われているので、関東以南の太平洋側の暖かい地域は庭植え可能、でも関東でも寒いところでの庭植えは寒さ対策が必要。不織布等で保護する。寒冷地は庭植えは不可。
■水やリ
庭植えの場合は、特に乾燥したとき以外はみずやりは必要ない。
鉢植えの場合は、表面の土が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにする。生長期は水切れしやすくなるのでできるだけたっぷり水を与える。
■肥料
植え替え時に緩効性肥料を元肥として与える。開花後と9月に化成肥料か有機緩効性肥料を施す。
■用土
水はけが良く、よく肥えた土を好む。 鉢植えの場合は、市販の配合培養土か、赤玉土に川砂かパーライトを少し混ぜ、腐葉土を3割程度混ぜたような配合土を使用する。
■植えつけ・植え替え
一般には春に花の咲いた株が出回るので、これを買って育てる。また、種苗会社のカタログにも出ているので、春、秋いずれでも植えつけできる。
植え替えは11~12月、3月に植えつける。
寒い時期の植え替えはやめる。植えつけ時には十分に水を与える。
■ふやし方
さし木:夏に行うのがよい。7~8cmほどの枝を用意し、下のほうの葉をおとして、土などにさす。
土に挿した後は日当たりのよい場所で、午前中に水を与える。
■病気と害虫
4~9月に定期的に殺虫剤と殺菌剤を散布し、病害虫の予防をする。
■まとめ
管理は日当たりの良い場所(夏は半日陰)
成育のために剪定、刈り込みが大事
水を好むが乾燥気味の土壌で管理する
関東以南では庭植えも可能、それよりも寒い地域では鉢植えで。耐寒温度よりも下がる場合は防寒対策が必要
年中行事・祭・イベント
○新品種いちご ペチカほのか「夏瑞」誕生フェア(北海道札幌市中央区・札幌三越、7/5(火)~12(火) 10:00~19:30 ※本館3階~10階は10:00~19:00)
今年4月に誕生した道産果実のブランドイチゴ「夏瑞(なつみずき)」の誕生を記念して、本館地下1階で「夏瑞」の試食販売を行う。甘みが強く、みずみずしい食感が特徴の夏瑞。本館地下2階では、人気菓子店「ガトー・ド・ボワイヤージュ」や「一久大福堂」とのコラボスイーツが登場。さらに、本館4階、9階、10階では喫茶メニューも味わえる(一部会期の異なる店舗有)。
○てしごと30人展vol.9(茨城県土浦市・土浦市亀城プラザ、7/5(火) 10:30~15:30)
茨城県内外の人気の作家が集結。手作りの布小物、木工、アクセサリー、雑貨、洋服、陶器、編み物など盛り沢山。展示販売されるので、お気に入りを探しに行こう。リネン、USAコットンの人気布やレース、チャーム、可愛いボタン、レジンの材料の販売もあり。素敵な飾り付けもお楽しみに。
○画家のブックデザイン~装丁と装画の醍醐味(東京都渋谷区・桑沢デザイン研究所 一階ホール、7/5(火) 16:20~18:00)
昔、画家が意匠を凝らして装幀した「ブックデザイン」明治から現代までの著名な日本人画家の美装本を取り上げ、日本が世界に誇る伝統技術でもある木版印刷や製紙、製本技術も紹介し、装本文化を振り返る。電子書籍に圧されて紙の本の居場所がなくなる時代がくるのだろうか? 答えは講座にて。※画家、クリエイター、イラストレーターにおすすめ 定員:80~100名(先着順)
○籔内佐斗司ブロンズ展(神奈川県横浜市西区・そごう横浜店6階 美術画廊、7/5(火)~11(月) 10:00~20:00※最終日は16時で閉場))
仏像彫刻の研究と修復事業に従事した験から、独自の彫刻技術を持つ籔内氏。今回は、ブロンズ作品を中心に、木彫、版画作品もあわせて展覧する。※内容は変更となる場合あり
○収蔵作品上映会(富山県富山市・富山県立近代美術館、7/5(火)~9/4(日) 9:30~18:00※会期中の開催日は毎週日曜日、7月5日・6、8月13日・15 上映時間は各日3回、11時~、15時~、17時~。23分。 美術館情報の休館日は月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日。8月15日は臨時開館。※入館は17:30まで)
富山県立近代美術館が新収蔵した、森村泰昌の映像作品「海の幸・戦場の頂上の旗」の無料上映会を日時指定で行う。事前予約等の必要なし。会場:1階ホール。また、7月23日には森村泰昌氏による講演会「笑う美術史―モリムラ流美術鑑賞術」も開催。
○びっくり!虫を食べる植物展(大阪府大阪市鶴見区・咲くやこの花館、7/5(火)~9/10(土) 10:00~17:00※休館日:毎週月曜日(休日の場合は、その翌日)、ただし8月15日は開館 ※入館は16:30まで)
好評の「虫を食べる植物展」を今年も開催し、個性豊かな食虫植物の不思議にせまる。ウツボカズラやハエトリグサなどよく知られている食虫植物の展示をはじめ、 虫を捕える仕組みなどが分かる「食虫植物Lab.(ラボ)コーナー」も登場。夏休みの自由研究の素材になるヒントがもりだくさんのイベントとなっている。また、食虫植物の苗の販売会も行われる。
○ふなっしーランド大阪梅田店 1stAnniversaryフェア(大阪府大阪市北区・ふなっしーLAND大阪梅田店、7/5(火)~31(日) 10:00~21:00※7月31日(日)新阪急ホテルでオープン1周年を記念して「ふなっしー」がお祝いに登場し、トークイベントを実施。詳細はHPで確認。)
Funassyiland(ふなっしーランド)大阪梅田店1周年を記念したフェアを開催。1周年を記念した大阪梅田店限定商品や、お買上げ特典など、特別企画満載。7月31日(日)には「ふなっしー」名誉店長がお祝いに駆けつけ、ファンと一緒に一周年をお祝いできるトークイベントも実施。
○花と緑のまち水彩画展(兵庫県神戸市中央区・ 神戸市立花と緑のまち推進センター、7/5(火)~10(日) 9:00~17:00※月曜日休園、展示最終日は片付けの為定時より早めに閉館)
今回が初めてとなる、近所の生田文化会館で活動されている生田文化会館水彩画教室のみなさまがセンターの前庭にて描いた作品を展示する。 是非見に行こう!
○黒田家名宝展示 刀 和泉守兼定 期間限定公開(福岡県福岡市早良[さわら]区・福岡市博物館 企画展示室2・黒田記念室、7/5(火)~8/7(日) 9:30~17:45※月曜日休館 ※7月18日(月・祝)は開館、翌19日(火)休館)
黒田長政の愛刀を期間限定で公開! 茎には金象嵌で「黒田筑前守殿御所持/二ツ胴 切手 中川左平太(花押)」と試し切りの銘が切られ、二つ重ねした胴体を一刀両断のもとに切り落としたことを表している。和泉守兼定は美濃国関の刀工で、末関鍛冶を代表する名工。