スピードの要求は、身体化へ真っ直ぐに向けられている
6月の感想記のキーワードは
「スピード・バリエーション・イメージ」であったが、
この「スピード」に関してふと疑問が生じた瞬間があった。
それは「やまなし」の会話等を順番に読んでいく場面であった。
「ふだんからスピードを要求していくと、
表現しようとするときどうしても速くなり、
音読の工夫が足りなくなるのでは?」という問いである。
しかし、子どもたちの滑舌のいい言い回しを繰り返し聞いていると
杉渕氏の意図がわかるような気がした。
じっくりと考えて表現してみようと、
様々な要素を検討することに時間を割くより、
多量の多様の活動をさせて
「身体に沁みこませていく」ことが強調されているのだ。
「工夫をしよう」といったテーマで話し合ったり、
思考させたりする活動は、一見華やかではあるが
果たして全員の子どもの力を高めているのか、
自分自身の実践を振り返っても疑問が残る。
杉渕氏はそういった迷い?にとらわれることなく
実践を進めていると確信した。
6月の授業公開を見て考えた「量から質への変化」ということは、
長いスパンで考えられていて、揺るぎなく実行されている
…その強さに改めて脱帽した。
6月の感想記のキーワードは
「スピード・バリエーション・イメージ」であったが、
この「スピード」に関してふと疑問が生じた瞬間があった。
それは「やまなし」の会話等を順番に読んでいく場面であった。
「ふだんからスピードを要求していくと、
表現しようとするときどうしても速くなり、
音読の工夫が足りなくなるのでは?」という問いである。
しかし、子どもたちの滑舌のいい言い回しを繰り返し聞いていると
杉渕氏の意図がわかるような気がした。
じっくりと考えて表現してみようと、
様々な要素を検討することに時間を割くより、
多量の多様の活動をさせて
「身体に沁みこませていく」ことが強調されているのだ。
「工夫をしよう」といったテーマで話し合ったり、
思考させたりする活動は、一見華やかではあるが
果たして全員の子どもの力を高めているのか、
自分自身の実践を振り返っても疑問が残る。
杉渕氏はそういった迷い?にとらわれることなく
実践を進めていると確信した。
6月の授業公開を見て考えた「量から質への変化」ということは、
長いスパンで考えられていて、揺るぎなく実行されている
…その強さに改めて脱帽した。
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