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手詰まりからの脱却~選挙雑感

2025年04月07日 | 雑記帳
 一度も棄権はしたことがない。今回も県民、町民としての務めをきちんと果たしたいと考えた。それにしても…と、選挙運動期間中に頭をよぎったのは、どの候補も「政策に手詰まり感がある」。明確な争点があると見えるものも、方向性にそれほどの差も感じない。さらに選挙公報に載せられている文言の曖昧さ…


 かつてスタッフとして公報に載せる文面とレイアウトを考えた経験がある。改めてデータを見直してみた。もちろん、限られた紙幅でありスローガン的な言葉に留まるが、自賛めくにしても今回配られた内容よりかなりマシな気がした。短いなりに「筋」が通っている。集票のための多方向アピールで終わっては駄目だ。



 我が家の玄関先に今年も咲いた福寿草


 さて、改めて感じたこと「データ(統計)は凄い」。投票時間の終わった直後に、知事、秋田市長の当落判明が出た。国政選挙も同様なのでもはや驚くことではないかもしれない。統計学的に当然というが、サンプル数「1289」でぴたりとよくわかるものだ。人口一万数千の我が町など出口調査はなく、収集対象でもない


 もう一つ、詳しい市町村ごとの投票結果を見て細かなことでニヤリ。知事選で言うなれば「第三の候補者」への投票率が、我が町は最高ではないか。その自由な投票行動にやはり個性的な町(笑)だと思う。偏屈なだけか。しかしそれはある意味で「意志を示した」ことだ。その意志を自分の中に認め、行動してほしい。


 今回の選挙を通じ「政治への関心」が高まったろうか。若い方々が当選者となったので、そうとらえていいかもしれない。押し上げられた人たちは、この機を逃してはならない。きっと政策の大胆さや工夫以上に、その策に息を吹き込む住民の参画や応援の仕方が肝心なのだ。リーダーがどのように姿勢を示すかが問われている。



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