すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

師走、読み走り終えた日記

2019年12月21日 | 雑記帳
 月1~2回ペースの読み聞かせボランティアだったが、今月は他の方の代打もあり4回。それも今週は火、木そして金曜と3日も続けた。もちろん違う学校、さらに対象学年も異なる。火曜は4年以上の上学年、木曜は3,4年生、金曜は1,2年である。そんなことで選書を前週から意識して考え、取り組んでみた。


 前から取り上げてみたくて、未だ一回もやっていない『さる・るるる』(五味太郎)のシリーズ3冊がある。これは小さい絵本なので、自前でスキャンしA3版、B4版に拡大し提示できるように準備しておいた。火曜、木曜と中学年以上の前で演じてみたら、予想どおりウケがいい。詞のシンプルさがリズムをつくる。


 火曜日の上学年では『おおにしせんせい』。ある意味では「良き時代の学校風景」が素地になっているので、どんなふうに子どもたちはとらえたものか。ちょっとは心に残ってくれればいい。『まいにちがプレゼント』は、なんとなく詩を読んでいる感じなので、もうちょっと少数の場にふさわしいかなと思った。難しい。


 木曜の中学年で、久しぶりに『とんでもない』(鈴木のりたけ)を取り上げた。印象深い絵と、登場する動物たちによって重ねられていく「とんでもない」の言葉と考えが心に残るようだ。感想でも触れる子がいた。『月火水木金銀土日 銀曜日になにしよう』という面白い絵本を見つけ、さっそく読んだら反応が良かった。


 金曜日。今年の読み納めか。低学年なので予定は『おそろしいよる』『はやくおきてよ サンタさん』だったが、少し時間オーバーするので、サンタの本と『月火水木~銀曜日』に変更する。クリスマスの話に触れながら、結構スムーズに終えた。今回は少し迷いつつも、時季モノをどうにかやり終えて満足した。