すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

八月にふさわしく

2016年08月01日 | 雑記帳
 玄関正面のパネルを換えるのは何年ぶりだろうか。ずっと漢字一文字の書を飾っている。その文字は、おそらく他の家では使わない。まあ、それはさておき、久々に「盆踊り」ものを出してみた。もう20年近くなるが、ある保護者の方からいただいたステンシルの版画である。八月に飾るにふさわしいと思い出したのだ。



 八月は、ある意味で一年の最高点と考え過ごしてきた気がする。夏休みに入り、研修会も数多くあったし、様々な場所へ出かけた。そしてお盆に関わる内々のこと、諸イベント…。職を退くと確かに風景が変わるが、そうであっても揺るがない季節の諸事はある。今まで手薄にしてきたことに、没頭してみるのもいい。


 先日見ていたTV番組のバックに、拓郎の曲『流星』が女性ボーカルのカバーで流れていて、妙に心に沁みた。それで棚から昔のCDを出して聴いている。ホントにいいなあ『流星』は、なんて思っていると、拓郎の曲は「夏」のイメージがほんとに強いと思う。古いが『夏休み』『暑中見舞い』『落陽』、『シンシア』も。


 千代の富士の訃報。黒い噂もあったが、間違いなく相撲全盛時のスーパースターの一人だった。同齢なので、ああと思ってしまう。どうしても印象的なのはあの引退会見。「体力の限界」と唇を噛み締めた姿は忘れられない。合掌。今夏は亡き母の初盆でもある。重ねてお世話になった方々を思い出す夏になりそうだ。