茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

茨城県での知的資産経営(=知恵の経営)支援なら、NO.1の実績です!

無形の強みの活かし方

2011年06月14日 | インポート

 今日は、「知的資産経営」に関する支援を行いました。「知的資産経営」という言葉だけでとらえると、ちょっとハードルが高いように思えますが、「無形の強み」という形で表すと、受け入れやすくなります。

 京都では、「知恵の経営」という表現を用いています。(さすが、京都だなという感じです。)

 この京都の呼び方を借りて、従業員さんに、「みなさんは多くの知恵を持っています。まずは、そのことを認識していただき、自社に大いに自信を持ってください。」と呼びかけたうえで、「「無形の強み」を「知的資産」というので、みなさんは、「知的」なんですよ。」というと、さらに喜んでくれます。

 決しておだてているわけではなく、自社に誇りと自信を持ってもらうことから、「知的資産経営」をスタートさせるべきだと思っているので、このような呼びかけを行います。

 ただ単に、自社の強み(=無形の強み)が見えていないだけです。

 それに気づかせ、活用の仕方を工夫してあげることで、中小企業は継続的な発展をしていくことが可能になります。

 ぜひ、多くの中小企業に「知的資産経営」に取り組んで欲しいです。

 


時間のマネジメント

2011年06月13日 | インポート

 「成果をあげるための第一歩は、時間を記録することである」というドラッカーの言葉のように、時間をしっかりマネジメントできる人は、仕事において成果を出すことができる人です。

 逆に、「忙しい、忙しい、・・・」と言っている人ほど、あまり成果を出せていないような気がします。

 確かに、中小企業は、大企業に比べると人に恵まれていないかもしれません。

 しかしながら、人に余裕がない状況にあるからこそ、本気になって創意工夫をしようという気になり、大企業よりもすばらしい能力を発揮する人材が多く出てきます。

 まずは、自分の時間の使い方を振り返ることからはじめましょう!


6次産業化が動き出します

2011年06月13日 | インポート

 各都道府県に6次化プランナーを設置し、6次産業化を推進していく農水省の事業が本格的にはじまります。

 1次産業だけでなく、2次・3次産業も、異業種との連携の必要性が言われており、地域の強みを活かし、つながり力を発揮していくことが、中小企業の生き残り策です。

 今回の震災で大きなダメージを受けた地域や産業の復興のためにも、6次産業化という考え方が必要になってきます。

 強みを抽出し、強みを活かしていく戦略で、地域を活性化させていきたいです。


営業報告書の意味

2011年06月08日 | インポート

 営業担当者に、日報、週報等の報告書を提出させている企業は多いと思います。

 ただ、その目的が、「営業活動の事実報告」にとどまっている企業が多いことが残念です。

 日報、週報等の目的は、各自の営業プロセスを見える化し、そのプロセスにアドバイスを与えたり、組織で共有したりすることです。

 すなわち、「知恵の共有化」が目的です。

 単なる事実を報告するのではなく、顧客はどんな反応をし、どんな発言をしたのか?それを受けて、どのように感じたのか?そして、次の行動をどのように取ろうと考えているのか?

 このようなことを報告に盛り込んでいくと、義務としての報告書から、生きた報告書になっていくと思います。


金融機関との連携

2011年06月07日 | インポート

 今年度から始まった、中小企業支援ネットワーク強化事業において、金融機関との連携を強めています。

 今、新たな中小支援機関として、金融機関の役割がクローズアップされています。

 中小企業にとってみると、金融機関との関係は切っても切り離せない関係であるので、経営支援といところまで踏み込んでもらえると、非常に助かることになります。

 特に、財務諸表だけではなく、経営者の人柄、従業員のモチベーション、顧客とのネットワーク力、社内研修制度の充実など、いわゆる「無形の強み」を適切に評価してもらえるようになると、金融機関としての存在価値が大きくなると思います。

 そのためにも、「知的資産経営」という考え方を多くの中小企業に浸透させていきたいです。