茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

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経営者しかできないこと

2015年01月22日 | 日記
 最近感銘を受けた本、『現場論』(遠藤功著)の中で、経営者にしかできないこととして、次の2点が挙げられていました。
 ①現場を未来に向かわせる
 ②現場の持てる力をすべて解放させる
 さらに「理を詰め、理を超える」とあります。
 価値を生み出す現場が大事であることは、すべての経営者が分かっていると思います。
 その上で、どうすべきか、日々、頭を悩ませているのが現実です。
 この本は、それを解決するためのヒントを与えてくれる1冊です。
 ここで、ふと思ったのですが、ここで述べられていること、これは、強みの源泉を探り、価値創造ストーリーに落とし込むという、まさに、知的資産経営の手法ではないか?
 何回も繰り返しますが、知的資産経営は、知的資産経営報告書を作成することではありません。
 その名のとおり「経営」ですから、最後は、いかに現場が動き、付加価値が生まれ、利益に変わっていくか、そして、その利益でみんなが幸せになるか、ということです。