茨城の中小企業診断士による「知恵の経営」

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「知恵の経営」コラム(NO.9)

2017年10月28日 | ブログ
今回は、「売上高が低く、特異性が強い」に属する商品・サービスについて見ていきましょう。

「特異性(他社との違い)が強いのに、なぜ売上が上がっていないんだ?」とみなさん疑問に思われることでしょう。

そうなんです。「こだわりが成果に結びついていない」ということが、この部分からは推測されますね。

そこで、こだわりを活かす相手、タイミング、見せ方などが、ズレていないかを考えてみましょう。
自分がターゲットだと思っている相手、本当にそうですか?
あなたの会社の技術が、世の中の先を行きすぎていませんか?
専門用語の羅列ではなく、強みを分かりやすく伝えていますか?

「知恵(強み)」は、事業活動に活かすことができて、はじめて価値を生み出します。「知恵(強み)」は、ただ保有しているだけでは、何ら価値を生みません。

もし、活かすことが難しいと感じた「知恵(強み)」であれば、将来の戦略を考えていく過程では、その「知恵(強み)」を外して考えていくことも必要です。

この機会に、活かし方を見直し、せっかく持っている大事な「知恵(強み)」を活かせる形にしましょう。