前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

比叡山ヒルクライム 前編

2011年06月27日 | Weblog
26日、日曜日。
岩手県では全日本ロード、実業団レースで日本一を争う決戦が行われていた。
その同じ時期、私たちは滋賀県比叡山目指して移動。朝一、雷雲と雨雲がアニメーションで動いており、
まさか・・・汗 と焦ったけれど、道中路面は濡れていたものの、幸い私たちが走る頃は全然心配なく
その後も雨の降ることはなかった。比叡山の近くに着く頃にはすっかり路面も乾いていて、一安心。

今回のヒルクライムは一応レースだったけれど、ハナっから順位などは狙えるものではないということ、
あくまでも登りを楽しむことを目的として行っていたからお気楽モード全開だった。
もっぱら、私の重要視するものはやっぱり個人ロードレース、夏のSHIMANO鈴鹿ロードレースである。
スプリントの方が得意な私が、なぜ無謀にもヒルクライムレースに出ようと思ったのか?汗
普段走れないドライブウエイの道、そう、今回のこのレースコースも普段では走れないのだ。

そのことを念頭において、今回のエントリーへと踏み切ったのだ。

朝4時に起き、5時前に家を出発。高速は当然すいている。喜
そして7時前ぐらいだったかな?現地に到着し、まずは仰木小学校にて受付をする。



男子の部は各年代別に細かく分類。それだけエントリー数が多い。特に40代に至っては何と300人以上もの
エントリー。驚 
長打の列に並ぶ旦那。やっぱり嬉しそう。

そして驚くことは、女子カテゴリーでも35歳までと36歳以上とに分かれ、36歳以上に至っては
何とエントリーの名前が54人もいるではないか!
びっくり!え?54人エントリーいるんですか?私は思わず受付の人に聞いた。はい、いますよ・・・
との即答。オイオイ!どんなけヒルクライム人気出てきてんねん・・・って思ったよ~

って、あくまでも私は順位は狙える位置ではないことはしっかりと認識してたんだけど、こんなにも
多いとはちょっと驚きである。確かに自転車する人は増えているのは身の周りを見ても手にとるように
わかる。チーム練でも毎週新しいメンバーが増えているのが確実だから・・・
嬉しいことだよね。それにヒルクライムレースに至っては落車のリスクが少ない分、人気が出てるのは
実感できていた。

このあと、私はヒルクライムのレースに出るならもっとトレーニングをしておかねば・・と思うこととなる。
私はあくまでもスプリンター系のため、ヒルクライムはどちらかというと苦手分野になる。けど、登るのは
好き。だから登る。それだけ・・・・




無事、受付を済ませ、指定された駐車場へ車を置きに行く。そして走る準備をするわけなんだけど・・
まずは靴を履き替え、ヘルメットを出す。ゴソゴソ・・・ん?あれ?これだけ?
あれ?グローブは・・・?
いつもならメットの中に入れて一式で持ってくるのだけれど、私としたことが、何とこの日グローブを
忘れてしまった。ワー、どうしよう・・汗 レースによっては、グローブをしていなかったら出場
出来ない可能性もあるんだよね。だから焦った。 ここまで来て走れないとなったらどうしよう・・・
そして急遽コンビニでグローブがないか確認。滑り止めのついたちょっとした即席グローブを見つけ、何とか
それを利用。良かった。。。レースで初めてだったね。忘れ物をしたのは・・・って言いたかったけど、
ずっと前には一度、何と確認書を忘れかけたことがあったんだ・・・・汗

そのときは、まだ家の近くでたまたま旦那が確認書入れた?と聞いてくれたため、間一髪、取りに戻ったと
いうハプニングがあったわけで・・・汗
落ち着いて準備しないと駄目だね。汗

即席グローブで何とか一安心した私。ホッ!喜




そして荷物を預け、いざ奥比叡ドライブウエイのスタート地点へ。
何やら私たちのカテゴリーの前に出走した人にトラブルがあったのか?緊急車両が入ったりで、
スタート時間が少々遅れた。

その間に写真撮影。
皆待っているところ。




旦那は相変わらず全然緊張していない。
私もこの日は全然お気楽モードだったわけだけど、ちょっとぐらい緊張してもいいんだけどね。汗
むしろ、ドライブウエイを走れるとあって、ルンルン気分の旦那。笑

この頃には日差しもあったりで、気持ちよかった。喜

実はジンクスがあり、うちの会社のH常務がゴルフのときは必ず晴れるというから驚きだ。どんなに雨の
予報があったとしても、ゴルフをするときには雨が殆ど降らないんだって・・・
そしてこの日はH常務がゴルフの日だったわけで・・・喜 感謝。




そして私も記念撮影。
登れるのが楽しみ。景色が楽しみ。そして何と言っても雨の心配もなく走れるのが楽しみ・・・
そのことばかりを考えていた。この日はそれを楽しみに来たのだから・・・喜
今ごろチームのメンバーは走ってるんだろうな~~~と考えながら、私も比叡山を登れるねん・・・
ルンルン・・と思いながらウキウキ気分。50人ほどもいる女子カテゴリーの中で半分ぐらいに
入れたらいいかな~という軽い気持ちで考える私。
何回も言うけどお気楽モードで決して無理せず、走れるペースで走るのが目的。順位はなるように
なったらそれでいい・・・ぐらいの感覚で・・・



そして、周りを見渡していると・・・
ワー!COSMICのYOSHIDAさんがいた~~~~
YOSHIDAさんも私を見つけ、思いっきり手を振ってくれた。
とにかく明るい性格の人で、登りに関してはとっても速い人。牛滝で最初出会い、そこから大切な
お友達になり、葛城でも何回も逢う人。一人でもトレーニングをするトライアスリートさん。
スポーツ万能でサバサバした性格の根っから明るい人懐っこい人。遭ったその日に仲良しさんに
なってもらった。喜

そして必死で私のブログを探してくれていたというから、嬉しいことこの上ないのだ。喜
良かった!知ってる人が近くにいてくれて・・・私は心から思った。
そしてスタートを待っている間もずっと話していた。

私は順位は関係ないけど、YOSHIDAさんは間違いなく表彰台に立てると思った私は、以前下見したときの
コースの大体の説明をしてあげた。すると、周りにいた人も興味津々と話を聞いてくる。
私はその人たちにも昏々と説明してあげた。

すると、走り終わってから、本当にその通りだった・・ありがとうございます・・・と感謝された。喜
良かった・・・・皆に教えてあげて・・・・喜




ここが本当のスタート地点となるのだった。
この形を見ると、去年のグランフォンド福井のゴール地点を思い出す。
雨の中、最後の激坂区間を登りきった先に見えた黄色の半円の場所。
今年は晴れるかな?・・って、今は比叡山ヒルクライムレポなんだけど・・・苦笑

そして、スタートと同時に案の定、YOSHIDAさんは先頭を切ってグングン走り、あっと言う間に姿が
小さく、背中が小さくどんどん離れていった。
私は、心の中でYOSHIDAさん頑張れ~~~~と叫んだ。

私も後で追いかけていくから・・・って、ゴールするって意味でね。汗



距離を測りながらマイペースで登っていく私。

登って行くと、ゆっくり歩いている男の人の姿や女の人の姿がちらほら。
一生懸命登っている女の人を追い抜かすとき、頑張って!と声をかけてあげる。すると、ありがとうございます
との返事。又、先に登っていった男の人が下ってくるとき、頑張って・・と反対に声をかけてもらう。
こういうのが嬉しいんだよね。ヘロヘロと登っている私に声をかけてくれるのが・・・

途中、景色のいい場所もあり、横目で見ながら綺麗な~~~良かった・・・晴れて・・・と思ったね。
しっかりと景色も堪能したよ~・・・ってレースやろ・・て?笑 せっかくやから景色も楽しまなきゃね。
何と言ってもお気楽モード全開。

トンネルを越えて距離を確認、もう半分きたな・・・と再確認。きついところの峠は超えているのは知って
いたけれど、なんせ貧脚な足の持ち主の私でかなりの練習不足の上、いきなり走ったこともあり、息は
ゼーぜー、足も動かず最悪だったわけだけどね。距離を見ると確実に前に進んでいることは確かだった。

前に一人女の人が走っているのが確認できる。そして下り基調になったとき、私をスッと追い抜かそうとする
二人の女性。私はその人の後ろについて走る。よっしゃ、ここから私の得意分野・・・・残り約2kmは
平坦又は下り基調と知っていた私は、アウターに切り替え、息を殺しながら前の人を利用する。
まさにロードレースのように・・・そして前の人が明らかにバテてきているのを察知した私はすかさず
追い抜かし、さらに前で走っていた人もとらえ、計3人抜いた。下りのときは55km/h以上出ていた。
後ろを見ると誰もついてきていない。良かった・・・

あと残り500mの看板・・300m・・・100m・・・そして計測終了のレストランに到着~~~~
ゴールの向こうでYOSHIDAさん夫婦と旦那が手を振っている。あー、やっと着いた~~~


写真はゴール直後のヘロっている私。汗



だいぶ待ったんちゃう?と聞く私。
当然旦那の方が先にスタートし、女子カテゴリーが一番最後のスタートだったわけなんだけどね。

YOSHIDAさんは、そんなに時間経ってないよ~ 速い速いと言ってくれたけど、いやいや、そんなわけは
ないよ~って感じだよね。だって、YOSHIDAさんは本当に速い人だもん。
旦那が言うには10分ぐらいかな・・・とのことだった。

ははは、私がヒルクライムに出ること事態が場違いな感じだから、あくまでもイベントを楽しむために
来て走っている私。けど、しんどかったけど楽しかった。それは言えてる。

ヒルクライムに出ようという人は、人懐っこい人が多く、ロードレースみたいにスタート前はキリキリして
ないもんね。どことなく緊張する選手とはうらはらに、ヒルクライムのスタート前はすぐに友達になれる
所が私は好き。今回もそうだった。和やかムード全開。皆で頑張ろう~みたいな感覚が私は好き。

今回も何人かの人とおしゃべりしたわけだけど、自転車を始めて2年とか3年という人も結構いたね。
やっぱり、ここ2~3年で自転車を始めるようになった人が明らかに多いことが認識できる。
そして個人ロードレースは怖いけれど、ヒルクライムは怪我のリスクが少ないとあって、あえてヒルクライム
にエントリーする人が多いことが伺える。
私はどちらも走るのが好き。順位は狙わず、気軽にイベントとして参加したいほうである。
近くでヒルクライムレース開催されるのって少なかったけれど、ここ比叡山は朝早く家を出たらその日
走れるし、その日に帰れる。
それが嬉しいんだよね。

鈴鹿までに一つはロードレースも出たかったけど、開催されるのがないんだよね。
けいはんなレースは丁度伊勢サイクルフェスタのエンデューロと重なってるからエントリーできないし・・・汗
だから、ロードレースは鈴鹿がぶっつけ本番になる・・・大丈夫かな?

ま、いいっか・・・苦笑

と、まだレポは続くけど、とりあえず今日はここまで~~~~
又ね~~~~


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
比叡山でお会いできてうれしかったですぅ~ (吉田 真奈美)
2011-06-28 21:45:56
比叡山お疲れさまでした~!
藤原さんご夫婦に会えてうれしかったです!
レース前日はブログでコース確認をさせて貰って旦那と、公式ホームページより参考になるで!って話してたの。
 スタート前にもいろいろ教えて貰えて助かりました。いつも落ち着きのない私も少し落ち着きました。それにゼッケンとともに縫い付けた背中の汗ふきタオル(おバカでしょ~)を外すお手伝いまでさせてしまい、どうもスミマセン!鈴鹿楽しんできてね!ロードレースなんてかっこいいです!!
私は大台へ行くね。
今年は会えないのね、グッスン。
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吉田さんへ (lesser)
2011-06-28 22:38:05
ワーイ、コメントありがとうございます。喜
あのとき、まさか遭えると思ってなかったので
私も一気にテンションが上がりました。
遭えて本当に嬉しかったです。

いつも明るく、にこやかな吉田さんに遭えると
本当にこちらまでもっとテンションが上がるん
ですよね。喜

コース説明、良かったです。喜んでもらえて・・・
是非、ロードレースも一度出てもらいたいです~
面白いですよ。ロードレースの魅力も感じて
もらいたいんですけどね。落車のリスクも伴いますが、あの緊張感も何とも言えないんですよね。喜

大台、頑張ってくださいね。
私は伊勢サイクルフェスタの次は本来の目的、SHIMANO鈴鹿で本領発揮といきたいです。
又葛城で逢えるのを楽しみにしています。
ブログも又遊びに来て下さいね。
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Unknown (Sayo)
2011-06-28 23:51:44
lesserさん比叡山HCレースお疲れ様でした♪ 景色も楽しめたようですね(^^)V
葛城は風が強くて景色がめっちゃ良かったんです。 滋賀もいい天気かなぁっって話してたんですよ。

スタート前って知り合いの方がいるとおしゃべりしてる間に緊張しなかったりしますよね~(笑)
昨年の大台ケ原HCはlesserさんとのおしゃべりに花が咲き(笑)緊張しなかった事を思い出しました(感謝)
今年はご一緒できないのは残念ですが~
伊勢サイクルフェスタ・・・楽しんで来て下さいませ~
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SAYOさんへ (lesser)
2011-06-29 21:54:06
十分景色も堪能し、楽しく走りましたよ~
行って良かったです。喜
葛城、本当に久しく登っていないので、又
登りたいです。近々、そろそろ平地練習になりそうな気もしますが・・・・
って、最近ではレーストレーニングというのではなく、楽しくのんびり走るようになってきてるのですが・・・汗
ま、走れることを喜びとして走っている私です。喜
スタート前、しゃべると意外と心が落ち着くのでそれって大事ですよね。
又思いっきりおしゃべりしたいですね。

伊勢のときも天気が良かったらいいなーと思っている私です。喜
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